呪い
毎年毎年この日はやってきてああそういえば誕生日だったなとか記念日だったなとか。ああ、一種の呪いなんだなあと。呪いとかまじないも誰かに解いてもらうんじゃなくて自分が忘れて認識しなくなったときにはじめて消えるから恋も愛もいっしょなんだなあと
2022もあの日がやってきてああそういえばそうだなって思うくらいにはなっていて、まだまだ忘れられるような本当に心の片隅にも脳の片隅にも置かれない日は多分こないんだろうなあと思って結局悲しい話ではないけど、それでいいのよとも思えない若いだけで理由付けのできない話に死ぬまで呪われながら生きていくのかなあと
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