見出し画像

「シルバーバーチの霊訓」シルバーバーチはインディアンではない

その後、1年半くらいかけて「シルバーバーチの霊訓1~12」を読みながら、魂の琴線に触れた個所を抜書きする作業を行いました。良い時間だったですね。

画像5

シルバーバーチを巡っては、「まったくの狂言」だと云う人もいれば、宗教団体の「●●の霊言」とごっちゃになって頭から毛嫌いする人もいます。また、シルバーバーチの言葉をかなり教条的に捕えているスピリチュアリズム普及会(旧・心の道場)という会もありますし、シルバーバーチの読書会なども日本のあちこちで行われています。

シルバーバーチの言葉を信じるか、信じないか・・・それは、個々の、各々の人たちの心の琴線に触れるかどうかだと思いますし、ある程度の信仰心もあるか無いかでシルバーバーチの言葉の捕え方も随分と変わると思います。

私的には、シルバーバーチの言葉で救われましたし、何よりも、あの世とこの世が繋がっているという事に確信が持てました。それでも、確信は持てても更なる確証が欲しい、証拠が欲しいと思うわけで、様々な方向から深堀していくことになります。今後、書いていきます。

画像2

とりあえず、ここではシルバーバーチの紹介を・・・・

この世界を「地上界」、あの世を「霊界」として、霊界の「霊」から、地上界の人間(霊媒)を通してもたらされる情報を「霊界通信」と云います。

「霊界通信」にはいろいろありますが、優れた通信としてあげられるのが「シルバーバーチの霊訓」「モーゼスの霊訓」「アラン・カルデックの霊の書」で、「世界三大霊訓」とも云われています。

画像3

モーリス・バーバネル」(Maurice Barbanell、1902年5月3日 - 1981年7月17日)は、イギリスの心霊主義専門新聞『サイキック・ニュース』の編集者でしたが、霊媒でもあり、「シルバーバーチ」という霊のメッセージを伝えました。交霊は1920年から60年近く続きました。 日本では、シルバーバーチの言葉をまとめたとされる著作が、スピリチュアリストの近藤千雄によって1984年から継続的に翻訳紹介されました。

上記に詳しく書かれています。

1920年ころ、ある降霊会の席で、バーバネルが眠り込んでしまった間に、バーバネルを霊媒としてアメリカ・インディアンの霊が語っていたと知らされ、やがてバーバネルは、自らが霊媒となって「シルバーバーチ」と名乗る霊の言葉を伝える降霊会を開くようになります。バーバネルには霊が降りてきている間は、まったく意識がありません。

私は実はインディアンではありません。あるインディアンの幽体を使用しているだけです。それは、そのインディアンが地上時代に多彩な心霊能力をもっていたからで、私がこのたびの使命にたずさわるように養成された際に、その道具として参加してもらったわけです。私自身の地上生活はこのインディアンよりはるかに古い時代にさかのぼります。
このインディアンも、バーバネルが私の霊媒であるのとまったく同じ意味において私の霊媒なのです。私のように何千年も前に地上を去り、ある一定の霊格を具えるに至った者は、波長のまったく異なる地上圏へ下りてそのレベルで交信することは不可能となります。そのため私は地上において変圧器のような役をしてくれる者、つまりその人を通して波長を上げたり下げたりして交信を可能にしてくれる人を必要としたのです。(シルバーバーチの霊訓8 P10-11)

一般に世間に広く流布しているシルバーバーチの肖像画(マルセル・ポンサンの心霊絵画)は、霊界の霊媒であるインディアンのものであり、シルバーバーチという名で呼ばれている古代霊のものではありません。

画像1

上図のように、シルバーバーチの霊界通信は、直接シルバーバーチからアクセスされたものではなく、幽界の元インディアンの霊を通して送られてきたものです。

画像4

私はほぼ三千年前に霊の世界へ来ました。つまり三千年前に’死んだ’のです。三千年というとあなたには大変な年数のように思われるかも知れませんが、永遠の時の流れを考えると僅かなものです。その間に私も少しばかり勉強しました。霊の世界へ来て神からの授かりものである資質を発揮していくと、地上と同じ進化の法則に従って進歩していきます。つまり霊的な界層を一段また一段と向上していきます。界層という言い方をしましたが、一つ一つ仕切られているわけではありません。霊的な程度の差があり、それぞれの段階にはその環境条件にふさわしい者が存在するということです。霊的に向上進化すると、それまでの界層を後にして次の一段と高い界層に溶け込んでいきます。それは階段が限りなく続く長い長い一本の梯子のようなものです。(シルバーバーチの霊訓3 P153)

シルバーバーチの霊訓の内容の詳細につきましては、ググって内容をチョイスするよりも、近藤千雄さんの正座をしてシルバーバーチと向き合いながら翻訳された本を読まれることをお奨めします。言葉の一つ一つ、前後の文脈などを読み解きながら・・・。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?