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金運を良くする習慣 その2

金運を引き寄せる方法として、既にお金持ちになったように振る舞うというのがありますよね。しかし借金をするわけにもいかないので、無料若しくはわずかな出費でできる方法を3つ紹介します。当時は引き寄せという言葉すら知りませんでしたが、今にして思うと効果があったと思うものです。

まずは、家でも高級レストランで食べているように食事をする。具体的には、買ってきたものでもお皿や器に移して、ナイフとフォークを使って食べる。和食の場合でも箸の使い方や器の持ち方など正しいマナーで食事をする。切りにくかったり掴みにくい食材があったら練習できて良かった!と思えます。また、家でしかできませんが、前と横に鏡を置いてエレガントに見える食べ方を研究するというのを私はよくやっていました。食べているとき綺麗に見える姿勢を研究したかったからです。これを習慣づけていると、実際に高級レストランで食事をする機会が増えてきます。エレガントに食事をするのが当たり前、というのを自分の意識に叩き込むわけです。経済的にレベルアップしたり良い出会いがあって、裕福な人(たち)と高級レストランに行くことになった場合、食事のマナーは普段の習慣がでますから、せっかくのチャンスを台無しにしないためにもしっかり準備が必要です。
料理好きでお金に余裕があれば良い食材を使って難しいレシピに挑戦して綺麗に盛り付けるというのも、優雅なマダムライフを引き寄せるのに効果的です。

次に、高級ブランド店に行く。特に買う予定がなくても商品を見るだけでもいいのです。きちんとした服を着て、店員に笑顔で挨拶をするという富裕層にとっては当たり前のことですが、自分に似合っていない場所だと思うと緊張してしまいますよね。高級ホテルでお茶をするのでもいいし、画廊に行くのでも何でもいいです。緊張してしまうという環境にあえて身を置いてみるのです。そのうち高級な空間をゆったり歩くのが最高のリラックスになります。そしてそれが当たり前の生活を引き寄せます。
買う予定がないのに来るなという店員もいるかもしれませんが、お金持ちでも何も買わずに店を出ることもあれば実際に買う前に下見に行く人もいます。何を探しているか聞かれたら、特に買うものを決めてはいないけれど店内を見させて欲しいと言えば良いのです。商品に手を触れたりいちいち店員に説明させなけれ迷惑ではありません。将来の顧客なのですから堂々としていてください。むしろ、何も買わないとき自分は最高のサクラである、と思うのです。素敵な人が店内にいれば、その店に入ってみようと思う通行人もいます。こんな人に商品を使って欲しいと店側に思われるような自分になるのです。服装、ヘアメイク、立ち居振る舞い、話し方など、ラグジュアリーを体現するような自分になってください。客と店員に上下関係はないので、店員と話す時は相手を尊重してください。彼らも丁寧で気持ちの良い接客をしてくれるようになります。

3つめ、最後は教養を身につける、です。富裕層は知的好奇心が旺盛で話題が豊富な人が多いので、そのような人を引き寄せるには自分がそうなる必要があります。
具体的には美術や音楽や文学や歴史や語学など。全く興味のない分野を学ぶ必要はないですが、少しでも興味があれば深掘りしてみてください。私は若い頃、美術展やクラシックコンサートやオペラによく行っていました。学生料金で安かったのですが、それでも頻繁にとなると結構な出費になります。私がそれらにお金や時間を使っていたのは必ず役に立つ時が来ると確信していたからです。さらに余裕があれば、楽器や茶道などの習い事もおすすめです。読書は隙間時間に手軽にできるので世界各国の古典を読むのも当時の生活様式なども知ることができて面白いです。しかし1番のおすすめは語学です。新しい思考回路が開けるのと、入ってくる情報量が数倍どころではなく数百倍かそれ以上になります。英語はもちろん、その他に自分が好きな国の語学を学ぶのです。海外の知識人層と関わるならラテン語もおすすめです。

私はクラブやパーティも大好きでしたが、それらも場所や参加者などかなり厳選していました。習い事も遊びも人脈作りという側面があります。今にして思うと打算的だと思いますが、当時は上昇志向が強かったのです。好きなことだけしていたのでは出会えない人たちと関わることで世界が広がったので結果的には良かったのですが。長く付き合っている親友も普段の生活圏とは違うところで出会いました。
どんな人に囲まれているかというのは本当に大切です。私たちは親しく付き合っている5人の平均だという説がありますよね。必ずしもそうではないのですが、心に留めておくべきセオリーだと思います。
金運や引き寄せを抜きにしても、向上心をもって何かを学び続ける姿勢は人生を豊かにします。
洗練された美意識や教養や知識というものはお金で簡単に買えるものではなく、身につけるのに時間を要します。しかしそれらは一生の宝です。誰もあなたから奪うことはできません。年配の方で素敵だなと思う人たちは、博識で幾つになっても物事を学び続ける向上心がある人が多いですよね。向上心のある人ほど謙虚で、広い世界を知っている人ほど新しい価値観にも寛容です。

お金持ちのふりをするなんてバカらしくてできない、時間と労力の無駄、かえってみじめな気分になる、と思う人もいるかもしれません。しかし自分の未来はお金持ちであると決めれば当然お金持ちになるわけで、そのために準備をしているだけです。それを無駄と感じるのはお金持ちになれないと思っているから。引き寄せというのは、「こうだったらいいな」と希望したり夢をみるものではありません。自分でレールを敷いて歩いていくものです。計画をして準備をして行動する。未来は自分でどうにでも決められるのに、希望していない方向へ行ったらどうしようなどと心配するのは変な話ですよね。例えば、ゴールデンウィークはハワイに行くと決めて準備しているのに間違ってオーストラリアに行ってしまうというのは自分でわざと間違えない限りあり得ないです。

その1では寄付について書きましたが、寄付もお金に余裕がなければできないことです。富裕層は慈善活動にも熱心ですよね。寄付ができるくらい精神的にも金銭的にも余裕がある自分を先取りする、という意味で上記の方法と共通点があります。

どんなタイプのお金持ちになりたいかによって必要な準備は異なります。高級レストランにもブランドにも興味はない、幅広い知識よりも専門分野を極めたいという人には上記の方法は効果がありません。紹介した3つは私がなりたいと思ったお金持ち像だからです。実際には私のイメージするお金持ちとは全く違うタイプのお金持ちもたくさんいます。好きなことを夢中で追求していたら気づいたらお金持ちになっていたというケースも多いですよね。結局のところ、自分の幸せや楽しみを追求していれば自然と物質的にも豊かになってきます。長々と書いてきましたが、結論はいつもと同じになってしまいました。私たちは意識を向けたものや自分と同質のものを引き寄せます。好きなものに意識を向けて幸せな気分でいればいいのです。そうすれば好きなものと幸せをもっと引き寄せます。お金はその中の一つのすぎません。好きなものは人それぞれ違うので、ご自身にとっての贅沢な時間をもつことを習慣にしてみてくださいね。



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