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私の霊界通信

私は、霊界通信で受け取ったことを[情報]と[メッセージ]に区分しています。

霊感・霊視・霊臭などで受け取ったことを読み解きながら、霊的存在たちに確認したものが[情報]です。
私の視点から私の言葉で綴った文章ですが、そこには「霊的存在は居る」ということを依頼者が感じられるサインやキーワードが含まれていたりします。出身地や職業、服の色、表情、好きだったもの、手にしているもの、ジェスチャーなど、そこから霊的存在たちが伝えたいことに繋がる場合は厳しいチェックが入るのです。
例えば、「ウールフェルトの中折れ帽」が視えたとき、私が「帽子」という表現をしてしまうと修正されます。私には単なる服装の説明ですが、実は依頼者に向けたサインのための小道具なのです。依頼者は羊毛フェルトを始めていたり、中折れ帽が好きだったり、そういう共通点を伝えているのですね。
サインやキーワードは額面通りではないこともあります。フェルト→毛氈→「毛氈を被る」と連想させ、親不孝を繰り返している依頼者を諫めることもされるようです。

[メッセージ]は、テレパシーで受け取った"想い"の言語化です。
私が受け取れるのは、言葉に変換できていない想いだったり、核となる単語なので、霊的存在たちが伝えたいことをひとつひとつ確認しながら文字に起こしていきます。
特に気をつけているのは助詞です。「今日"も"頑張りましたね」と「今日"は"頑張りましたね」では意味が違いますよね。たった1文字によって、霊的存在たちの伝えたい言葉が変わってしまいますから。
霊的存在たちの細やかな文章チェックと修正を繰り返し、出来上がった[メッセージ]は、私を介して綴った文章ではありますが、彼らの想いを彼らの言葉で伝えていると見做しています。

知人のミディアムに、この私の霊界通信のやり方を話したら非常に驚かれてしまい、私もビックリしました。霊的存在からの言葉の確認はしていないと言ったのです。
確かに、私のように一文字ずつもしくは一単語ずつ確認をしているミディアムや霊能者、チャネラーと出会ったことはありません。

「時間が掛かるでしょう?!」と知人には言われました。
確かに、[情報]はリアルタイムでお伝えすることがなんとかできますが、[メッセージ]はまだ時間を要してしまいます。それでも、私は霊的存在の想いや言葉を出来る限りそのまま伝えていきたいという気持ちが強いのです。

私は、霊的存在たちからお預かりしているのは『水』だとイメージしています。
水を入れるために用意した器は綺麗に洗って汚れを落としておくようにし、器に注がれた水がこぼれたり、ゴミが入らないように細心の注意を払い、出来うる限りお預かりしたときの状態でお渡しできるように努めています。

この霊界通信の方法は、私が守護存在たちと一緒に作ってきたものです。
ミディアムの数だけ、霊界通信の方法は異なるのだと感じています。


私の霊界通信では、支持されている一般的な解釈と異なることがあります。 私にとっては知識のひとつとなっていますが、正誤は分かりません。人間として生きている我々には、誰にも正解が分からない世界のことなのです。お伝えするのは、あくまでも「仙辻絢芽の霊界通信」であることをご理解ください。

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