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「大は小を兼ねる」は、ガジェットにも当てはまるのか?

「大は小を兼ねる」という言葉がある。これをガジェットに当てはめると、大きなガジェットは小さなガジェットを兼ねる、ということになる。これは、ある意味正しいと思う。

iPhone、iPad、Macなんでも良いが、小さいモデルにできて、大きいモデル(上位モデル)にできないことは、まずない。もちろん、片手持ちができないとか、小さいバッグに入らないとか、モバイルバッテリーだと給電が追いつかないとか、特殊な状況に持ち込めば、 大は小を兼ねないと言い張ることはできる。

しかし、「兼ねる」とは、とりあえず代わりになるということであって、まったく同じになることではない。特殊な状況でできないことがあったとしても、「兼ねない」ことの証にはならない。

ただし、価格が同じであれば、という条件がつく。

価格がまったく同じでなくとも、せめて価格帯は同じである必要がある。価格が2倍3倍になると、兼ねるとか兼ねないという問題ではなくなる。大を買う金があれば、小のサブを複数買えるので、大で小を兼ねる必要が、そもそもなくなるからである。

ただ、大の価格が高いのは、大でしかできないことがあるからだ。「小は大を兼ねない」と言える。大でしかできないことがあるなら、大を買うしかなく、小は不要だ。しかし、大でしかできないことがないなら、章で事足りるということになる。

今日、小が届くので、心の準備をしているわけである。わかる人にはわかるだろう。