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ビールが飲めない身体になりました

遡る事2023年12月

自分はまだ骨折した肘にボルトが入っていて
これを抜く手術の為の術前検査を受けに病院へ来ていました。

まぁ誰もが受けた事のある血液検査、尿検査、心電図とかです。


検査後

看護師さん「ちょっとこちらの別室に来てもらえますか」

え、別室……?こわ。


「手術は問題無く受けられるんですが……クレアチニンと尿酸値が随分高いのが気になるんですよね」


検査結果の紙を見てみると

クレアチニン値が1.07
尿酸値が8.7ありました。


クレアチニン値は1.00以下、尿酸値は7.0以下が正常値

クレアチニンは簡単にいうと、この値が高いほど老廃物が身体にたまりやすいらしい
また、老廃物を濾過するのは腎臓で、この値が高いほど腎機能障害が疑われます。


尿酸値の方は聞き馴染みあるかと思います
高いと痛風、腎臓結石、尿管結石などになります。

私設リーグ"Kリーグ"の相棒、加藤プロも痛風発症者の1人であります。


クレアチニンの方は要注意程度ですが

尿酸値はそこそこヤバい数値で、一般的目線で見ればいつ発症してもおかしくないレベルです。
(体質や遺伝にもよるらしい)


ただ
自分実は、検査って骨折部位の撮影とかCT検査の事だと思っていたので
前日も普通にお酒飲んでたんですよね笑。
それで数値が上がったのではないかと、この時は思ってました。


でも、ビビリの私。
一応心配だったので、翌月40歳以上で医療保険加入者であれば格安で受診できる特定健診を受けに行きました。

今度はちゃんと3日くらい禁酒しました笑。



2週間後

結果が届きます


クレアチニン値1.23
尿酸値10.4

さらに上がっとるやんけwwwwww



尿酸値10.4は、震えました

例えるなら

パワプロでいつ爆発してもおかしくない爆弾抱えてケガ率30%のトレーニングするくらいヤバいです。


病院で詳しい検査を受けて下さいとの事だったので
腎臓内科を受診しました。

せっかく骨折の通院が終わったのに………また通院です(´;ω;`)


また検査、検査。

エコーで腎臓を診て頂きました。

先生「確かに腎臓にダメージがあります。が、まだ初期症状ですね。
まだ薬の投与は行わず、日々の食事や飲酒制限で、経過を観察しましょう」


というわけで、2月前半から実は食事と飲酒制限が始まっておりました。


ちなみに解説ですが、「お酒の飲み過ぎなら悪くなるのは肝臓なのでは?」
と思われるのが普通ですよね。

自分は、肝臓の数値はしっかりと正常値でした。
丈夫な肝臓に産んでくれてありがとう、おかん笑。


私は、お酒を飲む時に水やソフトドリンクをほとんど飲みません。

これがどうやら良くなかった様です。

お酒を飲むと、身体の水分が失われます。
腎臓が老廃物を濾過する為には水分が必要らしいのですが

自分は毎晩欠かさず晩酌する事で慢性的に脱水状態にあった為
腎臓が働けず、少しずつ少しずつ老廃物が溜まっていったのではないかと推測されます。



毎日晩酌でギネスを狙っていた私ですが(大嘘)
とうとう毎日晩酌記録はストップとなりました。

ただ、言うてもまだ初期症状なので
全てが禁止という訳ではなく
何でも飲み過ぎたり食べ過ぎたりしなければOKの様です。

ビールも1杯程度なら大丈夫みたい、恐いから飲んでないけど笑。(タイトル詐欺)


毎日しっかりカロリーや塩分、脂質なんかをメモって計算して、過剰摂取しない様に生活しております。

こうする事で、プリン体摂取量も抑える事が出来ます。
水分も1日2Lくらい意識的に摂ってます。

これは現在の主食です。

なんか凄い。今のとこ体調良くなったりとか特に実感はありません笑。



今は、晩酌は週に1〜2回程度ウイスキーをシングル2杯飲む様にしていますが

最初は毎日飲めない事が口寂しかったのが

今は、3日に1度のご褒美!みたいなのが意外と悪くないなと思える様になりましたね。


さらに、今までは毎日飲む為に「安くてまぁ悪くないウイスキー」を常備していた訳ですが

もうその必要が無くなったので

「高いけど良いウイスキー」にコストが割ける様になったのも非常にプラスポイントです。

おつまみも脂質や塩分、プリン体の多いものはNGなので
湯豆腐とか鶏むね肉焼いたりして食べてます。

元々豆腐大好きだし、今のとこ全然美味しく食べられてるけど、
鶏むね肉は調理のバリエーション増やさないと多分飽きが来そう笑。




まぁそんなこんなで私の近況報告でしたが
なんでこんなnote書いたかというと


このnoteを読んで下さる皆さんにも健康診断受けて欲しいな、と思ったからです。


たぶん、20代、30代前半はどんな無茶しても大丈夫だと思います。

僕もバンドマンだった20代は、ライブ終わって22時位から打ち上げ始まって
始発の時間に居酒屋が閉まってもまだ飲み足りず
大通公園で12時位まで飲んでた事もありましたwww

それでも8時間位寝たら元気でしたからね。


でも、それが許されるのは30代半ば位までかな、と。
20代、30代から健康に気遣っている方なんて多分相当少なくて
大抵の方は40代にそのツケが回ってくる様に出来ていると思います。



私の値が良くない腎臓という臓器は
ある程度まで悪化すると、もう回復が見込めないそうです。

そうなると、あとはこれ以上悪くならない様に、もっと厳しい食事制限が待っています。
その先に控えているのは人工透析です。

私のウイスキーコレクションは誰かに譲る事になります。


自分はたまたま手術があって術前検査のおかげで
腎臓が悪くなる初期の段階で気付けたので
大事には至りませんでした。

しかし
もし検査を受けていなかったら
今も毎日欠かさずお酒を飲み続け、腎臓へのダメージを蓄積し続けていたと思います。



人は、いつか死ぬでしょう。

病気になったら、その時はその時だと仰る方も居るでしょう。


しかし、我々麻雀プロは

いや、プロでなくとも競技に携わって麻雀教室など通われている方々も

きっと目標があるからこそ日々研鑽を積まれているのではないでしょうか。


タイトルを獲りたい。

誰かに勝ちたい。

もっと言うなら、目標を成したその先こそが大切かもしれません。



本来予防できたはずの病気で身体を壊し、志半ばでその機会を失っては
何の為に勉強してきたのか、という気持ちに苛まれるでしょう。

まだ麻雀が打てる身体を保てたとしても
病気と戦いながらのプロ生活はきっと厳しいものでしょう。

少し大袈裟に書いてしまったかもしれません。

しかし

身近にそんな人が増えて欲しくない。

これは心の底から本心です。



検査を受けて、何も問題無ければそれで万々歳なのです。

40歳を過ぎた方はどうか騙されたと思って、面倒くさがらず一度健康診断行ってみて下さい🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️



あ、あと最後に付け足し。
皆と飲みに行ったりする時は、普通に飲み食いするつもりです!
そういう所で「いや、自分ちょっと……😓みたいな空気で場を壊すの本当嫌なんで笑。

その皆で過ごすご褒美の日の為に、普段1人で過ごす何もない日々の節制をしっかり頑張っていきます😤✨


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