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第18期飯田正人杯最高位戦Classic北海道5組~2年振り2度目~

今年は出来得る限り全てのタイトル戦予選に出ると目標を立て

マスターズ、日本オープン、ヴェストワンアエル予選、ヴェストワン夢道場予選と出場するも全て敗退。

今日が5つ目の挑戦である。


🔷1回戦
東家 私
南家 河野美幸プロ
西家 黒子
北家 白川桃子プロ

起家スタート。
開幕平和のみを聴牌。
最高位戦ルールなら鉄即リーだが、今日はClassicルール。
これを闇聴とし、堅実に1500を加点。

たかが1500点、されど1500点。
それが聴牌料の無いこのルールなのだ

この1500点のおかげで2着以上が取れることもにある。

が、この半荘は均等に和了が生まれて3着目にてオーラス


オーラス
ドラの西単騎七対子聴牌!

立直打たなくてもツモって2000,4000はトップ
ロン和了の6400はどこからでも2着

ラス目と9600差の3着目、という点況

Classicルールのオーラスで「ダマならドラの西が打たれるのか」と問われると

ラス目の選手が着アップの手を完成させた時に打たれるか

2着目の選手が着アップの手を完成させた時に打つ選手も居るかも・・?

くらいかなと。

なら、全員を足止めして素点稼げる3000,6000引きに行く方が良いと判断して立直敢行

しかし

ラス目の黒子が白ポンで応戦してきて

結果1600,3200をツモられなんと4着。

自分が立直棒出さなければ捲られない1600,3200だった

立直棒関係ない2000,4000は想定していたが、

まさか白ポンで1600,3200出てくるとは思わなくてめちゃびっくりした。

この七対子立直、かなり大きめのミスだったと思う

立直を打つと

小さな確率とはいえ、ダマなら数%は2着目からあるかもしれないロン和了率を0%にしてしまう事

1600,3200は想定外とはいえ、着落ちリスクの無いラス目に想定内の3900直撃チャンスを与えてしまう事

ロン和了は6400を8000にするだけで着アップも無いのでメリットが少ない事

これらが”足止め”という理由と、2000,4000を3000,6000にする素点上昇メリットを全然超えてない。

開幕から大反省。
4着▲16.5



🔷2回戦
東家 細川一樹プロ
南家 黒子
西家 山本浩プロ
北家 私

しかし、今日はしっかり切り替え、修正出来たのが大きかった。

東1局
平和一盃口ドラドラが入ってくれて

闇聴で7700加点。

さすがにこれだけでトップは難しいだろうと思いきや

なんとこのまま37700点のトップで逃げ切り!

とてもClassicっぽい。

が、さすがに上振れたと思う。

ただ、1回戦の反省を踏まえ

二の矢を打ちたいが為の押しやフランクな立直をぐっと堪え

相手の攻めにベタオリ出来る様慎重に構えられた事が活きたのではなかろうか。

あと、この「慎重」が出来る”時間打ち切り無し”へのルール改定が自分にとっては向かい風だった様にも思う。
1着 +19.7



🔷3回戦
東家 森下翔太プロ
南家 私
西家 黒子
北家 宿波智プロ

東2局 親番
もう13巡目と終盤だが、ドラの北が暗刻になって③⑥亜両面役無し聴牌

いくら慎重なワイでもこれはノータイム立直!!

残りツモ少ないので和了れるとはあまり思っていなかったが

2巡後に③が居てくれて4000オール!!

Classicの4000オールはとんでもなく嬉しい。

南場
親に切りきれない牌で七対子ドラドラをツモったり

親番で三とドラの八のシャンポン待ち、子の立直と捲り合いになってドラの方で和了って11600とか

ひたすらツく。

61000ほどのトップでオーラス
断トツで終われるかと思いきや

オーラス親の宿波プロが段ラス目から6000オール4000オールと和了って18000差くらいまで詰められヒヤッとする。

2本場に2000点横移動で無事終局。

しかし素点大事なClassicで最後10pt削られたのは痛い。

強い選手なら、何か出来ることがあっただろうか・・・
1着+33.4



🔷4回戦
東家 私
南家 久保田絢香プロ
西家 大坂裕之プロ
北家 大島智プロ

この半荘でトータルptを0.0以上持っていない選手は足切り敗退となる。

現在トータル+36.6pt。事故らない限り最終戦には進めそう。

東場はほとんど点棒の動かない我慢比べの様な麻雀だった。

しかし南2局 ドラ西

中盤

混一色やってたけどいまいち纏まらず

ドラを切って良いタイミングも過ぎてそうだし厳しそうだなぁ・・・

と思っていたら

なんとここへツモ西→ツモ西と鬼のドラ引き

残ったターツの形は悪いが、これは一転めちゃくちゃやる気に

12巡目くらい
対面、聴牌していそうな大坂プロが切る2索子

上家の大島プロが合わせる2索をチー!

待ちはクソ悪いが、ツモれば三暗刻までついて4000,8000の手に仕上がる

が、残りツモは少ない・・・

大体流局だろうと踏んでいたら、本手が入っていただろうか大坂プロから望外の6索が放たれる!

12000を和了し、これが決め手となって3連勝

俺、最高位戦ルールよりClassicルールの方が素点稼いでるんちゃうか?笑
1着+29.7



🔷5回戦
東家 私
南家 唯木慶彦プロ
西家 中野るいプロ
北家 大島智プロ

最終戦。
この半荘を打ち終え、全国約310名ほどの5組の中からスコア上位52名が本選通過となる。

この時点で自分は+66.3pt持っており

どのくらい稼げば通過なのか?というのはパーセンテージで概算するしかないのだが

大きく失点したラスか3着さえ引かなければ通過、と踏み

極力放銃しない方針で手を組む。

自分はプロの中でもかなりオリを選ぶ選手だと自分でも思っている。

この5回戦は、そんな自分のスタイルとマッチした半荘だった。

1度だけ1000は2500を和了。

ドラポンで混一色役3と倍ツモの聴牌して決めにいった局はあったが

それ以外はガチガチに守って逃げ切りの2着!
2着+5.2

トータル+71.5ptで今日を終えた。

北海道で3位の成績!

本選進出確定は全国の選手が打ち終える6/23との事だが

52位までOKなので、実質予選通過となりました!!
(さすがに言い切って良いよな…?🤔w)

マスターズは次点で、ヴェストワンはS級ミスで切符掴み損ねて

今の自分じゃ数打ったところで永遠に通過出来ないのでは、と弱気になったりもしましたが

ようやく1つ結果が出て一息つく事が出来ました。

ただ、

この結果に到る事が出来たのも

マスターズ、ヴェストワン予選の反省があったからこそとも思います。

Classic本選は、2度目です。

2年前、1度目の本選は初めての東京での対局で緊張したし

毎半荘反省点がありました。

私設リーグでもたくさんの反省を重ねました。

その数だけ、自分は2年前より強くなっていると思います。


皆さんに良い報告が出来る様にたくさんClassicルール打ち込んで東京へ乗り込みますので

どうか応援宜しくお願い致します!!🙇‍♂️


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