生きている時に形作られた想念の世界を体験するという霊界のとある場所について。

実際に、魂の成長半ばで霊界に行ってしまったイタリア人の青年が語る、
「スピリットランド」という本の中から、
やはり、想念は現実ということが書かれていたので、シェアしたいと思います。

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一部抜粋します。

その谷は、二つの険しい山の間にあり「幽霊の谷」と呼ばれていました。
灰色の蒸気の渦があちこちに漂い丘の斜面を這い伝っていて、
それが幽霊のような神秘的な形をとり、わたしが歩くと周りにまとわりつくのでした。


峡谷を通って進んでゆくと、この霧の幽霊がますます厚くなり、
はっきりしてきて、まるで生きているような感じがしてきました。

実は、これはわたしの地上人生での想念が、すなわち疑念、猜疑心、不親切な思いやみだらな思いなど、
わたしが自分で育てた下劣な想念が作り出したものなのです。

それが生命を持ち、実際に触れそうな感じで漂っていました。
その幽霊を見ていると、わたしを非難するために出てきてるようでした。

(中略)

わたしは善というものに信頼を置きませんでした。
仲間に対しても同様でした。

それはわたしがあまりに非情な仕方で裏切られたことがあるからですが、
それ以来わわたしは心の中で、どうせ人は皆嘘つきなんだと叫び、
弱い者たちや愚かな者たちを嘲笑し、
この世には悲嘆と失望以外見出すことはできないと思っていました。


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いかがしたでしょうか?

考えさせられます。

この後の展開は、主人公は、自分の想念が作り出し、さらに育ってしまっていた幽霊たちと対峙するわけです。


自分が作った幽霊と戦うことになるのですね。

それは、実は、この地上でも同じことなのです。

宇宙の法則においても、自分が出したものが、戻って来るというシンプルな法則があります。

良い想念を出せば、良い想念が作られて、自分を助けてくれるということですね。

その逆に、悪い想念を出してしまうと、それが、どんな理由であったとしても、
育って、また、自分に戻り、自分を苦しめてしまいます。


最初、ちょっとした相手に対する怒りや憎しみのような想念で、
小さな蛇を自分が作り出してしまったとします。

すると、それは、相手を苦しめるどころか、アナコンダのように大きくなって、
自分のところに戻ってきて、苦しめるというようなことです。


主人公は、霊界に行って、この場所に行かねばならないという理由がありました。
それも、自由意志なので、準備が出来ていない場合は、自分が成長したいと思った時で良いらしいのですが、
勇気を持って、この霊界の場所に行ったわけです!

生きているうちに、悪い想念を浄化して、良い想念でいれば、
肉体を脱ぎ捨て、こんな体験はしなくて良いのですね。

天使や、助けてくれる光の存在をイメージして、想念で作り出していきましょう!


また、どんなことがあったとしても、人を妬む、恨むというのは、
自分を苦しめることになるので、
嫌なことをされたり、傷つけられた時は、
自分を守り、癒して、相手に対しては、手放して、
出来る限り、赦していけると魂は成長するので、
人間関係におけるお試しは、チャンスです。

 

私の活動は、魂の意識の目覚めや、癒し、浄化のために、世界中、どこでも、必要なところに行くことです。サポートしていただけると嬉しいです。