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『第1回 洛北フリプ神(モダン)』決勝戦テキストカバレージ(盤面実況) 力線ドラコZOO VS ボロスバーン


はじめに

ご無沙汰しております。Spirit Loverです。
記事タイトルを見て、「おや?」と思われた方もいらっしゃるかと思います。今回の記事はいつもの新カード独自レビューではなく、筆者が定期的に参加させて頂いております『洛北フリプ会』にて参加者の方が主催されました『第1回 洛北フリプ神(モダン)』決勝戦のテキストカバレージ(盤面実況)となります。
記念すべき第1回開催ということで何かしら記録を残しておきたかったのと、筆者自身テキストカバレージを書いてみたいと思っていたため、関係者の皆様に許可を頂きまして、note記事として投稿致します。
テキストカバレージ自体を書くのが初めてとなりますので、拙い箇所も多々あるかと思いますが、温かい目で読んで頂けると幸いです

大会概要

大会名:第1回 洛北フリプ神(モダン)
大会フォーマット:モダン
大会形式:スイス
(当初4回戦であったがコンパニオンアプリ不具合により3回戦に。決勝戦のみ個別実施)
大会参加人数:14名

大会メタゲーム

・ボロスバーン(2)
・力線ドラコZOO(1)
・力線ドラコカスケードクラッシュ(1)
・力線ドラコ想起リアニメイト(1)
・UWウルザソプター(1)
・マルドゥ想起(1)
・エルドラージトロン(1)
・マーフォーク(1)
・ゴブリン(1)
・緑トロン(1)
・親和(1)
・緑単(1)
・ブルームーン(1)

決勝戦マッチアップ

ドラコ力線ZOO 対 ボロスバーン

各デッキ概要説明(晴れる屋さんHP掲載記事を引用)

ドラコ力線ZOO(ドメインズー)

ボロスバーン

■GAME1

先攻はボロスバーン。ドメインズー側は後攻のためトライオームのタップインランドによるテンポ損よりも序盤の滑り出しを優先してか、苦肉のダブルマリガン。ゲームスタート。ドメインズー側、0ターン目に《ギルドパクトの力線》を設置

新進気鋭のカード
様々な可能性を秘めている

先攻ボロスバーンの1ターン目は、《感動的な眺望所》から《僧院の速槍》をキャスト。早速ライフを削っていく。

バーン、先手の華(1種類目)

対するドメインズーの1ターン目は、《吹きさらしの荒野》をセットランド。《吹きさらしの荒野》から赤マナを出して速槍に対して《稲妻》をキャスト。一旦盤面がリセットされる。


2ターン目のボロスバーンは《灼陽大峡谷》をセットランド。
そのまま動かずターンを渡す。


ドメインズー側のキーカード、《ドラコの末裔》がキャストされる可能性の高い2ターン目。ドメインズー側は土地を引き込めず、最初のクロックとなる《敏捷なこそ泥、ラガバン》をキャスト。エンドフェイズ時にボロスバーン側は《頭蓋割り》をキャスト。ゆっくりではあるが、ドメインズー側のライフを削っていく

モダンで除去が必要な理由のひとつ

ボロスバーン側にターンが渡り、まず《沸騰する小湖》をプレイ。ラガバンを対象に《焼尽の猛火》をキャスト。上陸条件達成によりプレイヤーにも3点のダメージが入る。そこから絢爛条件を達成したことで《批判家刺殺》を1マナでプレイ。このターンで一気にライフを6点削る

パウパーでも活躍中の二枚。本当にコモン?

ターンがドメインズーに渡り、ここで待望の2枚目の土地となる《樹木茂る山麓》を引き込む。そこから版図により2マナまで軽減された《ドラコの末裔が戦場に降り立つ。ここからドメインズー側が攻勢に移り出す

警戒呪禁絆魂先制攻撃トランプル 飛行 4/4

対するボロスバーン側は、《裂け目の稲妻》を待機1で追放し、ターンを渡す。

時間はかかるが、1マナ3点の稲妻と同等である
全ての色を持った《ドラコの末裔》が襲い掛かる

ドメインズー側は、《ドラコの末裔》で攻撃。《ギルドパクトの力線》と自身の常在型能力により絆魂で4点ライフゲイン。攻撃後第2メインで追加クロックとして《ニショーバの喧嘩屋》をキャスト。

最大5/3の高火力アタッカー

ボロスバーン側にターンが渡り、待機1が明けた《裂け目の稲妻》をプレイヤー対象にキャスト。加えて《稲妻のらせん》をプレイヤーにキャスト。ライフを8まで削るも、次のターンから9点のライフゲインがありうるが、《頭蓋割り》はなかったようで、ここで投了。
ドラコ力線ZOO 1 ー ボロスバーン 0 

■GAME2

ボロスバーン側1マリガンでゲームスタート。0ターン目、《ギルドパクトの力線》の設置は無し。GAME1と同じく《感動的な眺望所》から《僧院の速槍》の好調な滑り出し。


対するドメインズー側は、《樹木茂る山麓》のみを置いて静かにターンを渡す。


ボロスバーン側の2ターン目、《灼陽大峡谷》をセットランド。プレイヤーを対象に《稲妻のらせん》をキャスト。果敢が誘発した速槍でアタック。このターンでライフを5点削るボロスバーンらしい動きを見せる。対するドメインズー側はターンエンド時に赤緑フェッチランドを切り、《サヴァイのトライオーム》をセット。

山・平地・沼
残りは島・森で版図達成

ドメインズー側の2ターン目。《繁殖池》をタップインでセットランド。そして版図達成により1マナまで低減した汎用除去《力線の束縛》をキャスト。対象は勿論《僧院の速槍》。GAME1と同じくここで盤面がリセットされる。

基本的に1~2マナで唱えられる最強クラスの追放除去

これを受けてのボロスバーンの3ターン目。《灼陽大峡谷》の起動型能力で1ドローに変換。《感動的な眺望所》の2枚目をアンタップインでセットしてターンを渡す。


ドメインズー側の3ターン目、《吹きさらしの荒野》をセットランド。そしてGAME1でゲームを決めた《ドラコの末裔》が唱えられる
ターンエンド。このターンでボロスバーン側の動きがなかったことから、《ドラコの末裔》の対策カードとなる《摩耗+損耗》や《粉々》を引けていないのかもしれない。現在色は付いていない為絆魂はされないが果たして。


ボロスバーン側にターンが渡り、ここでライフに大きな動きが。《沸騰する小湖》から《聖なる鋳造所》をショックイン。プレイヤーを対象に《溶岩の撃ち込み》をキャスト。絢爛条件達成により《批判家刺殺》を1マナで2枚キャスト。このターンでライフを9点、ドメインズー側のライフを4まで削る猛攻を見せる。これを受けてドメインズー側は、ターンエンド時に《吹きさらしの荒野》を切って、《ゼイゴスのトライオーム》を持ってくる。

クリーチャーには打てないが、それでも強い
正にしのぎを削りあう戦い

3点本体火力1枚で負ける状況となったドメインズー側は、《草むした墓》をタップインでセットランド。
ここでサイドインしたであろう《翻弄する魔導士》をキャスト。
戦場に出るに際し《稲妻》を指定する。
そして、《ドラコの末裔》のアタックでライフを削り始める。

このカードはインビテーショナル00春優勝者、Chris Pikulaによってデザインされた
インビテーショナルカードである
ドメインズー側が盤面を掌握しているが、いつでも負けうる緊張感が漂う

押し切りたいボロスバーン。《ゴブリンの先達》をキャスト。速攻で攻撃する。攻撃を通すとフェッチランドが切れなくなることから、《翻弄する魔導師》でブロックする。

バーン、先手の華(2種類目)

ドメインズー側にターンが移り《ドラコの末裔》2体目が戦場に送り出される。そのうち1体で攻撃してライフをさらに詰めていく。


盤面ではドメインズー優勢。しかし、いつでもボロスバーンにも勝機がある最終局面。ターンを貰ったボロスバーン側は、セットランドした《灼陽大峡谷》をそのまま1ドローに変換。
トップで引き込んだのは《ボロスの魔除け》。
即座に4点火力のモードでキャスト。それに対しドメインズー側は温存していたであろう《頑固な否認》で対抗する。獰猛達成により確定カウンターとなる。ボロスバーンに次の手は無く、返しのターンに2体の《ドラコの末裔》が攻撃し、ライフを0にしゲームセットとなった。
ドラコ力線ZOO 2 ー ボロスバーン 0 

決着

今大会の優勝者にはトロフィーとフリプ会参加無料券、そして今大会の発起人であるしげさんより 『えひめ100みかん・いよかん混合ジュース』が贈呈された(ヘッダー画像参照)。
ゲーム終了時および記念品贈呈時には、洛北フリプ会参加者全員から拍手が送られ、大団円にてイベントは終了となった。

『洛北フリプ会』のご案内

最後になりますが、『洛北フリプ会』について軽く紹介させて頂きます。
洛北フリプ会は、ふぇむとさん(@daikichibusters)さんを主催人として、京都北文化会館にて月イチで開催されているフリプ会です。幅広いフォーマットが遊ばれており、あの頃対戦などのカジュアルフォーマットも精力的にプレイされています。参加者は毎月20人ほどで、皆それぞれ積極的に対戦し合い、交流を深めています。声を掛けづらい方も手が空いていれば、主催者や参加者がマッチングの手助けをしてくれるので、初参加でも楽しめるフリプ会となっております。
ご興味のある方・問い合わせしたい方は、主催者のふぇむとさんのX(旧Twitter)のDMにご連絡下さい。

さいごに

『第1回 洛北フリプ神(モダン)』決勝戦テキストカバレージ、如何だったでしょうか?筆者も青単マーフォークで参加し、準決勝で今回の優勝者にボコられて、3位でした!精進します!
本記事の執筆を許可して頂いた主催者のふぇむとさん、今大会の発起人であるしげさん、大会ジャッジを務めたれいさん、盤面写真の撮影を許可頂いたお二人全員にこの場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。
次回も機会ありましたら、またよろしくお願い致します。
それでは次の記事でお会いしましょう。


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