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花は知っている~枯れる家の恐怖~

私のお仲間さんの“茶助さん”が、買ってきたユリの花を定点観測した日記を綴っている。(最後にリンク置くので、見てね^^)

そのユリの花が信じられないくらい、美しい!
生命力と力強さが画像からも伝わってきて、しばし目を奪われてしまった。

だって、そこにいるユリたちが自慢気に咲き誇っていたから(笑)

「自分たちを見て!ほら、私たちきれいでしょう?」
画像から、このような声が聞こえる気がする。

なぜ、そんな気がしてしまうのか。
私には花に対して罪悪感があるからかもしれない。


ここからは、花に対しての罪深き人生を語らせていただく。

花は好きだ。
嫌いではない。

でも、堂々と大好きと言えない負い目が私にはある。

なぜか。

それは、過去私は数々の花たちを枯らせてしまっているから・・・(笑)

当然のことながら、花に水はちゃんとあげている。
時には、活性剤のようなものも入れてあげたり、花を長持ちさせる水、というような商品も使ったことがある。

だけど、私のもとに来た花たちは、必ずと言っていいほど短命だ。

なので、親しい友人たちには、

「花を枯らす女」
と呼ばれている(笑)

思い起こせば、ひとり暮らしを初めてした時のこと。
おしゃれな部屋を目指して、ちょっとした観葉植物を買ったものだった。

直射日光に当たらないよう気をつけ、お水もこまめにやって・・・
おしゃれライフを満喫していた。(いるつもりだった^^;)

だけど、しばらくすると、観葉植物の色が明らかに退色しており、元気を感じられなくなっていた。

「えー?どうして???」

日当たりも悪くないし、お水もあげている。
なのに、どうしてこんなことになるのだろう・・・

結局、その後観葉植物は枯れてしまった。

その後、お祝いでいただいた花束も、アレンジメントでいただいた花も、自分で買ったかわいい花の鉢植えも、全て短命に終わった。


そこで、私は過酷な環境でも生き延びるというサボテンを買うことにした。

「これなら、水やりを気にすることもないし大丈夫だろう!」
そう思って、部屋のアクセントにしていた。

ちょっと楕円の変わった形のサボテンで、可愛くて、私のお気に入りだった。

ところがある日!

強いはずのサボテンの楕円部分がくの字に曲がってきている!!

もう、わけがわからない。

結局、その楕円のサボテンは完全にくの字に折れ曲がり、そのまま枯れていった・・・

サボテンが枯れるなんて、ほとんど聞かない。

だから、友人たちには

「サボテンを枯らす女」
と揶揄された(笑)

なんか、私、呪われている?^^;
家になにか良くないものがいるのかも!

と、本気で思っていたこともあった。
実際はわからないが・・・

このような経験から、自分で花を買うことはなくなっていったのだった。


その後、私は結婚したが、独身時代の苦い思い出から、花は積極的に買うことはなかった。

でも、やはりいろいろな形で花をいただく機会はあったので、その度に過去の過ちを犯さぬよう、水やりなどの手入れも気をつけながらしていた。

ところが!

やはり、明らかに我が家の花の命が短すぎる^^;

もしかして、花たちの世界では、私のもとにやってくるのはNGという噂が広まっているのではないか?

万が一、私の家にくることが決まった花たちは、

「あそこの家に決まったの・・・?ご愁傷さま・・・」
という会話までされていそう。

そして、「絶対に行ってはいけない家!」とまで、言われていそうな気すらする^^;(笑)

花たちの間では、私の家は「枯れる家」として恐れられていそうだ。

こうして、ますます私は花に苦手意識をもったのだった・・・

花に対して、私にはこのような黒歴史がある(笑)

だからこそ、今回の茶助さんのユリの花を見て、画像からでも伝わる花の生命力に驚いたし、美しさに嫉妬をしてしまった(笑)

でも、茶助さんの日記を読んでいて、気づいたことがあった。

それは、茶助さんが、ユリを擬人化して「きれいだね~」とべた褒めしていたという点。

もしかして、私に足りなかったのは花に対する愛情やリスペクト?
今回、茶助さんのユリを見てこう思わずにはいられなかった。

もしも・・・
次に我が家に来てくれる子がいたら・・・

ちゃんと、声掛けをするから。

お願いだから、嫌いにならないで^^;(笑)


こちらのお花たちは生き生きとしています(笑)
茶助さんの素敵なユリの花で目の保養をしてくださいね^^
美しく咲かせる秘密も披露されているので必読ですよ!










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