力能は現実態である。その時その時で目一杯の力能が維持されている。様態は常に外部から触発され、この力能はより大きな完全性になったり、より小さな完全性になったりする。一方、能力は可能態である。能力は何かが「できる」という想像であり、十分な能力があるはずだという、ある種の虚構である。

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