スピノザの哲学は身体と常に共にある。多くの哲学者は精神のみで考え、身体とかけ離れたモデルを形成する。スピノザは心身並行論を徹底しており、神を考えるときですら身体を忘れることはなかった。つまり神=自然であり、自然は神の身体である。身体と精神を同等に扱うことはスピノザ哲学の核である。

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