様態とは、実体の変様、いいかえれば、他のもののうちに存在し、また他のものによって考えられるもののことである。スピノザの言う実体とは神のことであるから、神の変様が様態である。例えば人間も、動物も、道端の石も、宇宙空間も神の変様だと言える。神は全てを包み込み、同時に生成しているのだ。

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