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エクシーズフェスティバルのアンケートに回答する『遊戯王マスターデュエル』7日目ぐらいの日。

お疲れ様です。今回のイベントについては自爆デッキ容認派の井の中の蛙ですっす。

エクシーズフェスティバルも終わりが見え、アンケートが設置されました。思うところは多々あるのでアンケートは回答したいのですが、多々ありすぎて文章がシッチャカメッチャカになりそうなので、事前に整理してみたい目的の記事です。
結論としては「イベント用ランクマッチを実装しなかった運営/開発の怠慢が悪い」に着地させたいです。

1.遊戯王とはどんなゲームなのか

いきなり遠回りします。
遊戯王とは1対1で対峙し、LPを削り切る/デッキを削り切る等の設定された勝利条件を満たすことを目的とするゲームです。
つまるところ、対戦相手に勝つことを最終目的としているゲームです。

勝つためならどんなデッキでも構わないとシーズン都度使用テーマを変えるプレイヤーもいれば、好きなカード/テーマで勝ちたいと考えるプレイヤーもおり、はたまた原作再現をして勝ちたいなんてプレイヤーもいます。趣味嗜好やどの程度の勝率期待値で満足するかは人ぞれぞれですが、最終的には勝てるデッキを構築します。勝ち筋零/必敗するためのデッキだけを組むプレイヤーは、いらっしゃったとしても極めて少数なのではないでしょうか。

何故なら遊戯王は対戦相手に勝つことを最終目的としているゲームだからです。

2.プレイヤー目線でのエクシーズフェスティバルの目的

ところが、エクシーズフェスティバルはその遊戯王の目的とはまた別の目的を設定しました。

・ポイントを集めればジェム他が入手できる。
・サレンダーさえしなければ、負けてもポイントは集められる。
・ポイントは一律で勝利100/敗北50pt

ポイント(ジェム他)を集めることを目的として設定した場合、対戦相手に勝たなくても良いってゲーム設定になっているんですよね。

ポイント集め自体は別に楽しくありません。作業です。
しかし作業を超えた先に、ランクマッチ用デッキの強化ができる。結果的にランクマッチが楽しくなる。そこを目的に据えたプレイヤーがいるって話なんですよね。

また、エクシーズフェスティバルではEXデッキはエクシーズのみ、メインデッキですら投入できないカードがある特殊なレギュレーション。
ランクマッチ用のデッキを流用できずに困ったプレイヤーもいるはずです。何故かレギュレーションの発表がイベント開始と同時なのも痛手でした。
【エルドリッチ】だから流用できるなと考えていたら、使えずに困ってさてどうしよう、みたいな。
レンタルデッキ? 苦行に苦行を重ねるのはちょっと。

そんな時、「負けてもポイントが貰える」「ポイントが集まればジェム他が入手できる」となれば、エクシーズフェスティバルの先を見据えてしまうプレイヤーもいらっしゃるでしょう。
そこまで先でなくとも、まずはポイント集めに集中して、そのポイントでエクシーズフェスティバル用のデッキを組もうと考えるプレイヤーだっていらっしゃったかもしれません。

3.ひとまとめにされてしまった目的別プレイヤー

ポイント集めを目的とするプレイヤー同士のマッチングであれば、今回のイベントは何も問題ありません。
対戦相手に勝つことを目的としているプレイヤー同士のマッチングも問題ありません。通常営業です。

上述の別目的プレイヤーがマッチングしてしまった場合、対戦相手に勝つことを目的としているプレイヤー側が一方的にサティスファクションできない。これが今回のイベントの不幸な点です。

対戦相手に勝つことを目的としているプレイヤーが「簡単にポイント入手できてラッキー」と目的を切り替えられたらケアできたのかもしれませんが、なかなかそうもいきません。

また、『遊戯王マスターデュエル』は性質上、配信業を生業とするプレイヤーも多かった点が、不幸を加速させた印象があります。
「エクシーズフェスティバルで強いテーマ紹介」等をしたいのに、対戦相手が自爆してばかりなら、撮れ高生まれませんもの。そりゃあ困る。

苦肉の策(?)で自爆デッキを自爆させない映像を撮っていた方もいらっしゃるようで。エンターテインメントって大変だなあと感じました。

ポイント集めを目的とするプレイヤーはポイント集め終わったらエクシーズフェスティバルから去るorエクシーズフェスティバル用デッキを組むはずなので、自爆デッキとマッチングしたら即サレンダーすると、最終的には対戦相手に勝つことを目的としているプレイヤーがサティスファクションできる環境になるんですけどね。ポイントが目的じゃないならサレンダーも苦じゃないでしょうし。自爆救出ネタならともかく、遅延して相手を苛つかせてサレンダーさせるとかやってたのはちょっと理解に苦しんだり。環境構築が遅くなるだけなのではないでしょうか。互いが互いを不幸にしている。不幸の坩堝。
ここ、言葉が過ぎました。

4.何故ランクマッチを実装しなかったのか

私はゲーム運営なんてしたことない素人です。そんな素人意見ですが、「負けても構わない」ゲーム設定をしたのであれば、勝ちたいプレイヤーと負けたいプレイヤーを分離させる仕組みが必要だったんじゃないかと考えています。

要するにイベント用ランクマッチですね。
自爆デッキは負け続けるので低ランクに留まります。
勝負して勝ちたいプレイヤーは、駆け出し時こそ自爆デッキとマッチングして悲しいかもしれませんが、次第に高ランクで同じ思考のプレイヤーとマッチングするようになるはずです。

ランクマッチ自体は『遊戯王マスターデュエル』のメインコンテンツですし、その仕組みを流用して実装できなかったのか/技術的に可能なら何故実装しなかったのか。不思議でなりません。誰か回答をください。

――アンケートに書く内容としては十分じゃあないでしょうか。

余談1.エクシーズフェスティバル振り返り

当初の予定通り「イベント用ランクマッチを実装しなかった運営/開発の怠慢が悪い」に着地させたところで、イベントを振り返ってみます。

駆け出し当初は【ホープ】を使いましたが、【ヌメロン】相手に10分以上ゲームして負けた際に、「10分かけても100ptしかも負けたら50ptしか入手できないなら、1分で50pt稼いだほうが良いんじゃね?」と考え自爆デッキを組みました。
【ヌメロン】とマッチングするまでは、自爆デッキに当たって「楽にポイント稼げるの良いなあ」と感じていたのも、上述の思考に至った一因かもしれません。

何にせよ自爆デッキを組みましたが、そのタイミングで勝利時のポイントが500ptになり、自爆デッキの使用に悩みました。
結果として【ホープ】を使いつづけました。CP返せと嘆きました。

が、組んだ【ホープ】だと1ゲームの時間が膨大になることから、別のデッキに変えたいとも思い、【妖仙獣】を組みました。マッチング相手に【ヌメロン】【列車】が多いことから、盤面開ければ勝っても負けても早く決着つくだろうと判断してのことです。そこそこ勝てました。

そして10000pt稼いだところで、自爆デッキに切り替えました。
ミッションの罠カード発動数のみが達成できていなかったことと、CPがもったいない思考から自爆デッキをチョイスしました。

そしてミッションも無事に終わり、私の初イベントは幕を下ろしました。

余談2.ランクマッチの現状

すぐにゴールドに出戻る予定です。

貰ったジェムでパック剥いて《バグースカの蟲惑魔》他をクラフトした結果、プラチナ帯に上がりました。
イベントでのジェム収入がなければ今期でプラチナにいけていたとは思えないので、個人的にはイベント様様です。

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