脇役って魅力的!

ぶ。
高校生時代、幸いなことに色々な役をやらせて頂きました。出演時間が長く主役に近いものからとても短い脇役オブ脇役まで。

オーディション等で、よく同輩や後輩から耳にした言葉が「主役がいいなぁ。」というもの。


主役になって何がしたいんだ?

当時の私は捻くれ者だったのでこういった考え方をしていました。人には人の考え方があるんやで😌

主役・主演は出演時間が長いですからね、アンケートとかにも書かれやすいし。だから憧れる人ややりたい人が多くても納得できます。

だかしかし!
脇役はとてもとても重要な役割で

あり、脇役の人がいないとこのシーンや劇そのものが成り立たないことがある。
つまり、脇役はその劇を作る縁の下の力持ちでありとてもおいしいのである。

当時チキンだった私はこの考え方を後輩に教えたかった…酷く後悔しています。

芸能界でも「名脇役」という肩書きがある俳優さん・女優さんもいらっしゃいます。
「脇役」という言葉だけ聞くと「なーんだ主役になれない売れてない俳優かよー」と思う人もいると思います。

しかし!
主役を潰さないが自分の存在をちゃんと主張できる「名脇役」こそ、いい役者だと私は思うわけですよ。


脇役わきやく 言ってますけど、
脇役だって時には主役になるし、主役も時には脇役に扮しますから。60分間1人の主役が「私が主役です!!!」ってなってるのも疲れちゃいますからね。

主張できるシーンでいかに自分の存在をアピールできるのか。ここに結構掛かってると思うんですよね。


高2の春の大会で脇役サイドを演じた時、
顧問から「名脇役」と褒められた時はとても嬉しかった記憶があります。脇役もいいぞ〜。