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アメリカで開催される過去レギュ大会の参加者が豪華な件

・はじめに

こんにちは。ランニングハイです。

2/10~12の3日間をかけてアメリカのフロリダ州にあるカードショップ(The Florida Mail, Cool Stuff Games)でEX series(日本ではADV-PCGとして遊ばれているカードプール)のオフライン大会が開催されるそうです。主催は、アメリカの過去レギュプレイヤーとして最も有名であろうJason氏です。

スケジュールは、
・2/10(金) ブースターチャレンジ
・2/11(土) EXトーナメント
・2/12(日) EXトーナメント, 2-on-2フォーマット

となっており、メインイベントとなるであろう土曜日のEXトーナメントには既に24人ものプレイヤーが参加予定です。(1/30現在)
サブイベントでは、4人のEX All Starsに挑戦し、勝てばブースターパック(日本の拡張パック)が貰えるブースターチャレンジ、ADV-DP期に存在したダブルバトルという変則的なルールのトーナメントがありどちらも非常に楽しそうなイベントとなっています。

このうち、ブースターチャレンジにおいてEX All StarsとしてHPにも紹介されている4人のプレイヤー(Tord Reklev氏, Jason Klaczynski氏, Alex Brosseau氏, Chris Fulop氏)が日本のポケカ四天王が霞んでしまうほどの経歴の持ち主たちであったため少し調べてみました。

・Tord Reklev氏

現行のポケカで最も有名なプレイヤーの一人であろうオドシシレック使いのTord氏は、HP上では4度のインターナショナルチャンピオンとして紹介されています。2008年のWCSで成績を残して以降、世界各地の大型大会で結果を残しています。特に、2017~2019年の成績が圧倒的です。(参考

・WCSの成績

・WCS2008 Best16 (シニア)
・WCS2012 Best32 (以降マスター)
・WCS2017 Best32
・WCS2019 Best4

・International Championshipsの成績

・2012 European Challenge Cup Best4
・2014 European Challenge Cup Best4
・2015 European Challenge Cup Best32
・2015 Norway National Championships 2nd
・2017 European International Championships Best4
・2017 Oceania International Championships Best32
・2017 North American International Championships 1st
・2018 European International Championships 1st
・2018 Oceania International Championships 1st
・2018 North American International Championships 2nd
・2019 Latin American International Championships Best8
・2019 European International Championships Best16
・2020 Oceania International Championships Best8
・2022 European International Championships Best8
・2023 Latin American International Championships 1st

・Jason Klaczynski氏

WCSで3度の優勝経験がある最強プレイヤーであり、最強のオドシシバクーダ使いのJason氏は、WCSに04年と11年を除いてずっと出場しているそうです。現在は海外における過去レギュの第一人者的な活動をしています。旧裏やADVPCG環境が好きらしくTCG ONEでよく対戦を募集しています。旧裏時代の大会から約15年に渡って成績を残しているのが分かります。昔の大会は情報が少なく規模感等が分からなかったので、入手できた成績についてはその他の大会の成績の項にまとめました。やはり2004~2008のPCG期のカードが使えた時期の成績が良いのが分かります。(参考1参考2

・WCSの成績

・WCS2002 Best16
・WCS2005 Best16
・WCS2006 1st
・WCS2007 Best32
・WCS2008 1st
・WCS2012 Best32
・WCS2013 1st
・WCS2015 Best32

・International Championshipsの成績

・2004 US National Championships Best8
・2006 US National Championships Best32
・2008 US National Championships Best16
・2012 US National Championships Best32
・2015 US National Championships 1st

・その他の大会の成績

・2000 Tropical Mega Battle 1st
・2000 East Coast Super Trainer Showdown Best8
・2001 East Coast Super Trainer Showdown 2nd
・2003 Fan Appreciation Tournament 1st
・2011 The Top Cut Tournament of Champions 1st

・Alex Brosseau氏

唯一のWoC社主催であり、日本人が参加していない大会であるWCS2002の優勝者であり、オドシシ系統のデッキの生みの親であるAlex氏は主に旧裏からDP期に活動されていたみたいです。(参考

・WCSの成績

・WCS2002 1st
・WCS2006 Best8
・WCS2007 Best16
・WCS2006 Best32

・International Championshipsの成績

・2007 US National Championships Best8
・2009 US National Championships Best16
・2010 US National Championships Best32

・Chris Fulop氏

WCS2004で日本人チャンピオンである大和選手に敗れて世界2位となった方です。この方もAlex氏と同様にDP期まで活躍されていたようで、2010年までの各大会で成績を残しています。マグマウィニーだらけの中バシャレックで準優勝したWCS2004のように、オドシシ環境に風穴を空けることを期待しています。(参考

・WCSの成績

・WCS2004 2nd
・WCS2006 Best32
・WCS2007 Best64
・WCS2008 Best32
・WCS2009 Best32
・WCS2010 Best64

・International Championshipsの成績

・2006 US National Championships Best8
・2006 US National Championships 1st

・終わりに

Tord氏は入賞している大会の数が多すぎて(笑)、他3氏は昔の大会結果を網羅的に調べるのに労力がかかりすぎるため抜け漏れは数多くありますが、これだけでも驚くほどの大会で結果を残しているのが分かります。しかも、彼らだけで黎明期から現在までの大型大会をカバーできるほどの歴の幅広さをもっています。PTCG Archive独自のポイントランキング(大会結果に応じて付与される)では、Tord氏128位、Jason氏2位、Alex氏22位、Chris氏14位と皆さん上位に位置しています。

関西から関東に遠征に行けてもさすがにアメリカまで過去レギュをしに行くことはできないので(TCG ONEでJasonさんに誘われましたが笑)、日本から大会結果を楽しみに待ちたいと思います。

・参考サイト

EX Brawl at the Florida Mall(大会のサイト)
Bulbapedia(海外版のポケモンwiki)
PTCG LEGENDS(WCSやその他の海外大会結果とデッキレシピがまとめられたサイト)
loquipedia(海外の大会情報及び選手の情報がまとめられたサイト)
Pokemon TCG Archive(旧裏~2013年までの日本、海外を問わない大会結果とデッキレシピ等がまとめられたサイト)
Retro Pokemon TCG(Jason氏のサイト)

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