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不得意なことを、思い切ってあきらめる。

かつて受験科目をバランスよく得点するタイプだった私は、幸いにして五教科七科目の共通一次試験には向いていた。だけど、普通に人として見ると、社会常識的なこと、とりわけ女子に求められがちな細やかなあれこれがすべからく不得手。こう見えて気を遣うタイプではあるので、常々何とかしたいとは思っているのだけれど、残念ながら出来ないものは出来ない。

まぁ誰でも得手不得手があるわけで、それはしばしば身体的な特性と紐付いているらしい。例えば「指比(しひ)」。これは初めて知った単語だけど、指の長さの比率のこと。男性は薬指が人差し指より長いことが多く、女性は概ね逆なのだそうだ。男性ホルモンであるテストステロンを胎児期に多く受けると、薬指の細胞分裂が刺激され、軟骨と骨を成長させて指を長くする。逆に女性ホルモンであるエストロゲンは、細胞分裂を遅くして薬指を短くするという。(なんでだ?)

よく分からないけれど、女性でも胎内でテストステロンの影響を多く受けると長い薬指を持ち、男性でもエストロゲンの作用によって、人差し指のほうが長い場合があるらしい。その場合、男性であっても女性優位の言語的能力に優れていたり、女性であってもリスクを恐れず困難に立ち向かうタイプだったりすることが多いみたい。

で、じっと我が手を見ると、左右どちらの手も薬指の方がはっきりと長い。あれれれれ。これはつまり…!

たとえ女性らしさを持ち合わせていなくても、別に私の落ち度じゃないってこと!それに度胸がある、とか別の良さもあるのかも。と、なんだか安堵した私。

ともあれ、持って生まれた「個性」は大切にしましょう~。


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