【『拷問投票』制作日記⑥】リアリティーを追求したくなってしまった。
こんにちは、山本清流です。
いちおう完成した拷問投票法ですが、その後、若干の修正を加えた結果、90条に伸びました。
しかし、そのうちの2条は制定された後に一部改正法によって改正されたという設定にしたので、表面上は、88条の法律になりました。
まだ用語のチェックをしてませんが、
それ以外はほとんど完成した状態です。
法律の内容や、その制度、仕組みについては明かさないことにします。
おそらく、法律に詳しい人に対しては知的好奇心を刺激するものになっており、詳しくない人に対してはデスノートのようないかがわしい恍惚感を刺激する法律になっているのではないかと思います。
ひとまず法律の制作が完了したということで、僕の興味は、作中に登場させる予定の刑事裁判に移っていきました。
作品の中心となる事件をどんなものにするのか、そして、この公判の流れをどうするのか、評議においてどのような議論が行われるのか、そのへんを固めていきたい。
いまは刑法の判例を読み漁っているところです。
せっかくだから、とことんリアリティーを追求したくなりました。
ミステリ小説のような柔軟でアクロバティックな推理及び事実の認定ができないという制約の中で、公平かつ公正に審理しなければならない独特の空気感を表現したいです。
そのためにもいろんな資料を自分なりに漁っているのですが、現在、連続殺人の第一審判決書が手元にない状況です。
できれば、なんでもいいので、連続殺人の第一審の判決書が欲しいです。
死刑レベルのものについては、ネットで公開されてるのは最高裁の上告棄却ばかりで、具体的な事件審理の内容がわかりません。
資料を探すのに不慣れなので、困ってます。
法律に詳しい方、おりましたら、連続殺人の第一審判決書で入手可能なものをお教えください。(無料だとありがたい)
よろしくお願いします。
なお、現在の僕は、法律関係の書物にどっぷり浸かっている影響で、
文章がやたら長くなる傾向にあります。
法律分野では、句点をぜんぜん打たないという伝統があるらしく、これが移ってしまいました。ご了承ください。