【人類滅亡論】500年くらいの計画なら、緩やかに滅亡できるのではないか。
こんにちは、山本清流です。
今日は、人類を滅亡させることの倫理的問題ではなく、
現実問題として、悲惨な事態を回避して絶滅させるにはどうすればいいか、について考えていました。
なにより、僕の基本方針として、人類が繁殖する限り苦しむ命が消えないという前提から出発して、苦しむ命を救うために子供をつくらず、緩やかに、誰も苦しまず絶滅へと向かうことを目指す、というのがあります。
誰も苦しまず、というのが大事なところです。
そもそも、苦しみから逃げる手段として、子供をつくらない、人類を絶滅させる、という目標を立ち上げたのだから、
その施策によって現に生きている人たちに苦しみが与えられたら、本末転倒なわけです。
そこで現実的に考えた場合、いまの日本で一気に子供が減ったら、
真っ先に年金財政が破綻し、お金のない老人たちが途方に暮れる事態になります。生活保護で助けることにはなりますが、税収が減るので国家財政は厳しいでしょう。
これはまさに悲惨な状況です。
この問題を解決するためには、緩やかに子供を減らしていく必要があります。
少しずつ少しずつ、じわじわと子供を減らしていくのです。
500年くらいの長いスパンで考えて、そのころには絶滅できるというような目標を立てて、計画的にやるしかないでしょう。
じっくり考えてみたのですが、やはり、いますぐ絶滅というのは難しい。
しかし、この場合、当然のように、裏切り者が出てくる危険性があります。
今の僕たちには、未来の人間たちを監視することができないのです。もしも、計画的に絶滅しようという取り決めを世界で結ぶことができたとしても、どこかの国が、世界人口が減ってきたタイミングでこっそり繁殖し、世界征服するような事態が想像されます。
計画通りに頑張って、ついに最後のふたりにまで進むことができたとしても、そのふたりはしっかりと絶滅してくれるのか。
最後の最後になって、気の迷いが生じ、生殖をしてしまったら、
またアダムとイヴのストーリーが始まることになってしまいます。
これを回避するためには生殖能力を喪失させる手術を施す必要がありますが、
段階的に子供を減らしていくため、誰から生殖能力を奪うのかという問題が生じ、これは倫理的に重大な問題となります。
どうにか最後の二人まで辿り着いても、最後の二人は、自ら生殖能力を喪失させることができるのか。
いまのところ、僕には、どうやって絶滅計画を立てればいいのか、わかりません。
でも、とりあえず、過激な主張だとして排斥せず、人類を滅亡させるという課題を、国際的な場で話し合ってもらいたい。
頭のいい人たちでどうにか計画を立てて欲しい。
そこまでたどり着くためには、この価値観、思想を世界に広めていく必要があります。
僕にはそんなエネルギーはないし、批判されるのも嫌なので、誰か、頑張ってほしい。反出生主義の人たちよ、頑張れ。
という気持ちです🙇