「底」が見えたSNSの「運用」について(2024年 都知事選の振り返り)
SNSは、他者とつながるメディアではあり続けるけれども、オルタナティブなマスメディアになることは、ついぞなかった。違う意見と出会い、新たな世界を開く場所だなんて、思わない方がいい。10年前の自分に教えてあげたいけど、信じられないに違いない。けれども、その可能性は、もうない。今回の都知事選で露呈された。
SNSを駆使しない陣営の方が数的有利になってしまった。この結果に頭を抱えた広報・広告のSNS運用担当者は多いだろう。
ここから先は
1,504字
¥ 300
もしもサポートいただけたら、作品づくり・研究のために使います。 よろしくお願いいたします。