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「インドはアメリカなんだよ〜!」って友達の子供が叫んだときいて、思ったこと

友人の息子の様子がたびたびFacebookの投稿にあがってくる。まだ3−4歳なのにもう自転車も乗れるし、泳げるし、とにかく元気。自然豊かな郊外でのびのびそだっている、その様子は微笑ましい。そして男の子特有のへんてこさもたくさん持ち合わせていて、エピソードをよむたびに、うふふっってなっちゃう。

その小さな彼が、最近自転車にのりながら、突然叫んだという。
「インドはアメリカなんだよ〜」って。
意味が分からない(笑)。

ただわたし、ある日、ふと、その謎がとけたのです。
「インドはアメリカなんだよ〜」っていう言葉に、ひらめいちゃったのです。

彼は、コロンブスの生まれ変わりなんじゃない??

コロンブス、世界史の授業でならった記憶ありますよね。
わたしは・・・、高校のとき世界史専攻だから習ったはずだけど、忘れている。アメリカを発見した人という記憶しかない。
スパイスにはまってから、スパイスに関する歴史なども少しよんで、改めてちゃんと知りました。

→マルコポーロの東方見聞録(記述に嘘が多いw)に刺激をうけたコロンブスは、インドや日本(ジパング)へ出発。
スパイスや宝をもとめ、大西洋を船でわたったら・・・なんとアメリカ大陸を発見したという、有名な話。
ちなみに彼は、アメリカを死ぬまでインドだと思い込んでいました。
その名残でアメリカの原住民は「インディアン」とよばれる!

そして・・・友達の子供は、まさにコロンブスの生まれ変わりなんじゃない?今の時代に生まれてきて、「インドはアメリカじゃない!」って知って、無意識に叫んだとか。
3、4歳でも、インドとかアメリカって言葉がでてくるのかな〜?
そうそう、令和のコロンブス君は、わたしのスパイスのきいたチキンカレーも食べてくれたことがある。優しいスパイスづかいではあるけど、子供向けにつくったものではないのに。スパイス好きって面も、コロンブス生まれ変わり説が高まる。

人がスパイスに魅了されなければ、スペイン、ポルトガルの大航海時代ははじまらなかった。
植民地戦争も、新大陸の発見もなかった。
スパイスによって世界の歴史は大きくかわったのは事実。
よくもわるくも、それだけスパイスは人を動かす力がある。

そして、わたしもスパイスに動かされて続けている。
行列にも、寒さにも、暑さにもまけず、忙しさをいいわけにせず、
カレーを食べ歩いたもの!

〜小さな男の子のおかげで、いろいろ思い出したのでした。
 コロナがおちついたら、コロンブス君に会いにいこう。

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