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ねこ、暖を取るのかもしれない。

朝投稿した記事の写真。
その写真を使ってもうひと記事。

「」には、ねこが話してそうなことを書いてみました。

まず一枚目。

昨日まで手芸用品が詰まってたフェルトの箱。

「箱、あいたから入っちゃダメ?」という感じの顔。

昨日まで手芸用品がごちゃごちゃとつまっていたはこ。
手芸用品には、ねこたちはいたずらをしませんでした。 ほかの箱には何が入っていようと、中のものを前足で掻き出してまで入ろうとする。
(ねこたちのわたしへの愛を感じますね)←親ばかな感じですね。

お湯の無い湯船

お風呂に浸かっていると、外から鳴くので
わたしや夫は脱衣室のドアを開けたままお風呂に入ります。
そうすると、お湯に浸かるころお風呂と脱衣室の境目のドアの前にこのねこさんが黙って座っているのに気づきます。

境目のドアはすりガラス。ぼやけた茶色の丸い大きなねこのシルエットは、なかなかかわいい。
しかも黙って待つけなげさにやられ、ドアを開けてあげます。

ねこはその場でお湯に浸かる人間を観察したり
お風呂に渡した風呂ぶたに上がってぬくもったりします。

たまにそのまま眠ってしまうので、お湯を抜ききったあと、猫を置いてお風呂から上がってしまうこともありますが。

お湯から上がった手にすりすりとおでこをこすりつけ口をうっすら開けて、目を閉じて犬のようにハッハッと息をはきます。
その時のねこさんの顔は湯上がりのあたたかさにうっとりしているかのようで、とてもかわいいのです。

日当たりのいい窓辺。窓を開け放ち風を入れます。

窓が開くと走ってきて窓辺に座ります。
このねこさんは風を体に受けるのが好き。
目線の先には隣のおうち。カーテンを開ける時に、女性が働く姿が見えることがあります。
家の中に居ても、人が忙しく働く音が聞こえてきます。働きものの奥さんです。
このねこさんはそんな女性の働く姿がどうも好きなようです。
時には眺めながらそのまま寝てしまうくらい、窓辺にいます。
その様子は、ねこの嫌いな人が見てしまうと不気味なんじゃないだろうか、と心配になるほど。

カラカラと瓶や缶を片づける音。
庭を掃く音。
パンパンと布団をはたくおと。
近所からする音はねこにはどう聞こえるのでしょうね。


横顔

何かを見つめる猫の真剣な顔に目が釘付けになりました。
同じ目線で眺めてみたいけど、目線の先には隣のおうち。そこの人と目が合えば他所をのぞき見する不審者になってしまう。

だから想像するだけだけど、この時期家のトイレの上にすずめの親子が住み着きます。
たぶんその鳥たちのたてるかすかな音に耳を澄ましているんじゃないのかなあとおもいます。
鳥や蝶やハチが飛んでくると、いつもこんな顔をしているから。

ちっちゃな生き物が飛んでくると、がしゃんっと音をたてて網戸に飛びつきます。
その鋭い爪に網戸やレースのカーテンはひとたまりもない。
ちっちゃな穴からわりと大きな穴まで開けてしまいます。

カーテンはかくれんぼにちょうどいい。
カーテン越しに追いかけっこをするうち、すそがほつれてしまいます。

外から見られたらかなり恥ずかしいので、見つけ次第補修しますが、ねこたちはまた破いちゃう。

おかげでカーテンを補修するのもずいぶん上手くなりました。
わたしの趣味が手芸になったきっかけは、ねこのいたずらでした。



と、ここまで書きつらねてきました。
まだまだ書き足りない。読んでくれる人いるのかしら。

そういえば、読まれないnoteを書こうと呼びかけていた方がいたな。noteを始めた頃の気持ちを思い出そう、あの頃は1スキのままでも楽しく書けてたじゃないか。 
たまにはその頃の気持ちを思い出して、読まれないnoteを書こう、そんな呼び文句だった気がします。
あの企画は面白かった。

これはもう確実にそう。読まれないnoteのタグをつけてもいいだろうか。

完全に自己満足のnote。
だけどこういうとき、書くのって楽しいなと思うから不思議。
この気持ち、同じ人がいたらうれしい。

うれしそうな顔をしている気がする。見てるとしあわせ。




今朝は日ごろ猫を観察しながら思うことを書いてみました。
ねこは耳や嗅覚が優れていて好奇心旺盛な生き物。
そしてとても表情が豊かなのです。
だから写真を撮りたくなる。

相手の感情や体調を繊細に感じ、まるで定規で測ったかのようにねことも人とも一定の距離を取る。相手の嫌がることをなるべく避け、自分が嫌なことをされたときは、はっきりと意思表示をする。

人が観察する何倍も、ねこは人間を観察しているのかもなあと最近思います。

後ろから見られていました。



飼い犬は飼い主に似ると言うけれど、
ねこも長年一緒にいるとだんだん仕草が似てきます。
人は共に暮らすねこに顔が似てきます。

犬にしろ猫にしろ、種族が違う生き物と共に暮らすのは楽しいものです。
ほかにも文鳥やインコ、時には巣から落ちた野鳥も飼ったことはありますが、どの生き物にも共通することは、命の温かさ。

人のようになんのために生きるのか、ときには生きてることに何の意味があるのか、などと考える生き物も、この広い世界にはどこかにいるのかもなあ。

と、話は脱線しましたが、この記事のテーマ。
猫、暖を取るのかもしれない、ですがフェルトの箱におさまったり空の浴槽に入ってみたりするねこから考えたことでした。

箱や浴槽に入って、しばらく動かず何かに集中する顔が、ここってあったかいのかな?と考えているように見えたのです。

これから寒くなる季節。
人も猫も暖かくてくつろげる時間や場所を用意して冬を迎えましょう。

ではまた。

かわいいイラストは、なのさんのもの。
心がほっこりあったかくなりました。ありがとうございました。

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