破損、うそーん

なんだか股下が擦れて痛いなぁ~、なんて思ってたら、なんとチノパンが破れてた。

げげげっ。

まだ4回くらいしか履いてないのに!
確かに元々ピッチリしたサイズ感だったし、最近の暴飲暴食のおかげさまでさらに履きにくくなったなとは思っていたけど。

まさかこんなに短く生涯を終えるなんて。

命短し恋せよ乙女すぎる。

ていうかいつ??
どのタイミングで??

普通に破れたパンツで街中を闊歩してた可能性あって詰んでる。
少なくとももう大手を振って歩くことはできなさそう。


幸か不幸か、仕事中は制服なので堂々と人前を歩くことができたけど、最悪なのは帰り。

思ったよりも損傷がひどくて、若干モモ裏にまでダメージが及んでいた。
ダメージパンツにしたってあまりにもダメージがすぎるしセクシーがすぎる。
このままでは道行く人々を悩殺ばきゅん。なんつって。

さすがに申し訳ないし恥ずかしいので、後ろに誰も立たせないように、さりげなく道を譲りつづけ、さらに破れた箇所を寄せ集めて股に挟みながら歩いた。
全然進まないんだこれが。
いつもなら10分もかからない駅までの道に30分かけた。

ここまで無益な時間を私は未だかつて経験したことがなかった。

駅でも、階段系を使おうものなら即バレ不可避なので、いつもは絶対に使わないエレベーターを使った。普通に快適だった。草。

幸か不幸か(2回目)、今日も仕事は遅く終わったので、道行く人も駅にたむろする人もかなり少なかったのである程度ストレスフリーだった。

さらにさらに幸か不幸か(3回目)、帰りの電車が珍しく満員に近くて、私の股下を気にかける余裕なんて誰にもなかった。

いつもなら嫌な思いをするポイントも、視点や立場を変えるとこんなにもありがたく思えるものかと感動すら覚えた。

状況に応じて感謝や正解のベクトルはいくらでも変わるということを深く学んだような気がする。


とりあえず今回の事件を通して強く思うことがひとつだけ。






痩せよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?