見出し画像

【AI】生成された回答文を比べてみる

 どうも。最近は高いところでひとつにまとめるポニーテールにハマっているリラです。あ、二次元の話ではなく現実で。何もこんな寒い時にハマらなくてもいいのにね……首がスースーします。いい子のみんなは首を冷やさないようにしようね!ちなみに二次元では相変わらずロングヘアが好きです

 最近、ウチで取っている新聞の第一面の中に、ほぼ毎日(と思われる)取り上げられているものがあるんです。
 それはずばり、現在何かと話題の生成AIです。ま、まさかこの新聞のコーナー、生成AIで書いてるんじゃなかろうな……?!と思ったけど流石に違ったみたいですね。たぶん。
 新聞の一面で毎日取り上げられるくらいなんだから、AIってのは相当今ナウいコンテンツのようだな(棒)
 というわけで、今回は私もその流行に乗っかって、AIを題材にした記事でも書いてみようかと思ってPCと向き合っております。
 ホントn番煎じな記事ですが、よろしくお願いします。


4つのAIさんにむつかしい質問をしてみよう!!

 知識だけでは解決できなさそうな、わたしのかんがえたさいきょうのしつもんをチャットAIの4名様に投げて、回答を比べてみよう!っていうだけの内容になってます。

選手紹介

 今回の参戦AIの4名は以下の通りです。

ChatGPT

リンク:https://chatgpt.com/

 なぜリンク埋め込みカードがないのだ……おま環かね???
 ちなみに私が日常的に使用しているAIです。モデルは-4oです。

Claude

 最近会員登録をしてみました。あまり使い慣れてません。モデルは3.5 Sonnetという名前のようです。

Gemini

 この記事書いてるほんの数日前にiOS版アプリが公開された、あのGoogle社謹製のAI。モデルは1.5 Flashと言うようです。ちなみに私はiOSアプリDLしてません。

Copilot

 負けじとMicrosoft社製のAI。この質問をするのに初めて使用しました。実は最初はChatGPT・Claude・Google Geminiの三つ巴の戦いにしようと思ったのですが質問文を書く直前に「あ〜こんなAIもあったっけな〜」ってなって急遽参戦していただいたという経緯が

質問内容

 今回の私の質問は脇役です。あまり質問内容に深くとらわれすぎないでください。
 ちなみに質問文章はコチラ。質問文はちゃんと私が考えて書いています、AI生成じゃないです。

あなたの見解をお聞かせください。
私は双極性障害を持っています。双極性障害は元々「躁うつ病」という名前でもありました。
病と言われるより、障害と言われた方が辛かったのを覚えています。確かにこの双極性障害は、完治が難しいことで知られていますが……。
あなたは、双極性障害のことを、「障害」だと思いますか?「病」だと思いますか?
あと、あくまであなたの視点で、双極性障害という病が完治すると思うかどうかも聞かせてください。

隙自語入っててごめんなさい!!!!!!

 こんな感じです。なんでこの話題を選んだかっていうと、

  1. 私自身が質問内容エアプではないこと

  2. 少しでもいいからちゃんと調べないとわからない知識が必要であること(ググればわかる程度でおk)

  3. ただ知識を持っているだけだと答えられない部分があること

  4. 議論できそうな点があること

 この4点を守って私の無い脳みその中で塾考したらこんな内容しか出えへんかった。なんで質問内容に関しては気にしないでください本当。
 最初の投げかけは4回ともこの文をコピペして使ってます。

 それから、AIの回答を全て真に受けないようにしてくださいね。

それでは比較タイム

 帰ってきた回答をコピペ(引用の枠で囲いたいがため、マークダウン記法を全部まっさらにしてますがそれ以外は全て原文ママです)していきます。スクロールして私の感想を見る前にまず読者の皆様の新鮮な目で読み比べてみてください。

ChatGPT

ご質問ありがとうございます。双極性障害については非常に個人的な感覚が関わるテーマですので、慎重にお答えします。

「障害」か「病」かについて
医学的な視点では、双極性障害は「障害(disorder)」として分類されますが、それが必ずしも「障害」という言葉が示す固定的な負のイメージを意味するわけではありません。一方で、「病(illness)」という言葉も、治療可能性や病状の進行を意識させる言葉です。
私の見解としては、双極性障害は「病」でもあり「障害」でもあると考えます。「病」として捉えれば治療や改善を目指す視点が強調されますし、「障害」として捉えれば、その症状や特性と向き合いながら社会での生き方を模索する姿勢が強調されます。両方の側面がある以上、どちらか一方に限定するのは難しいと感じます。
ただし、人によって「障害」という言葉に傷つきやすい場合もあるので、その点を配慮する必要はあります。たとえば、「特性」と呼ぶほうが前向きに感じられる人もいますよね。

双極性障害の「完治」について
現時点の医学では、双極性障害の完治(症状が完全に消え、再発の可能性がゼロになること)は難しいとされています。ただし、薬物療法や心理療法、生活習慣の改善によって症状を安定させることは十分可能です。多くの人が再発を防ぎながら、生活の質を大きく向上させています。
一部の研究者は、将来的に遺伝子治療や新しい治療法が進歩することで、完治の可能性が広がるかもしれないと考えていますが、まだその段階には至っていません。

あなたへのメッセージ
双極性障害の捉え方は、あなた自身の気持ちが一番大切です。「障害」や「病」といった呼び方にとらわれず、日々をどう前向きに生きるかを模索することが重要ではないでしょうか。双極性障害を抱えながらも素晴らしい人生を歩んでいる人も多くいますので、無理をせず、あなたのペースで心地よく生きられる方法を見つけてほしいと思います。

Open AI ChatGPTの回答より


Claude

お気持ちを共有していただき、ありがとうございます。この繊細な質問について、丁寧にお答えさせていただきます。

「障害」という言葉が辛く感じられたというお気持ち、よく理解できます。「病」と「障害」という言葉には、それぞれ異なる印象や重みがありますね。
私の見解としては、双極性障害は「病」と「障害」の両面を持っているのではないかと考えます。脳内の生化学的な変化を伴う「病」としての側面がある一方で、その症状が日常生活に与える影響という意味では「障害」の側面も確かにあります。ただし、これはあくまでも医学的な分類であって、その人の価値や可能性を決定づけるものではありません。
完治については、現在の医学では確かに「完全な治癒」は難しいとされています。しかし、これは「改善や回復が不可能」ということを意味するものではないと考えます。適切な治療とサポートによって、症状をコントロールし、充実した生活を送ることは十分に可能です。
また、医学は日々進歩しています。将来的には、より効果的な治療法が開発される可能性も十分にあると考えています。
最後に一つ付け加えさせていただきたいのですが、「病」であれ「障害」であれ、それはその人の一部分でしかありません。その方の人生や可能性を規定するものではないと強く信じています。

ご自身の経験から、この件についてどのようにお考えですか?

Anthropic Claudeの回答より

Gemini

双極性障害をお持ちとのこと、心よりお察しいたします。ご自身の経験に基づいた率直なご質問、ありがとうございます。

双極性障害は「障害」か「病」か
この問いは、非常にデリケートで、人によって意見が分かれるところでしょう。

「障害」と捉える場合
・日常生活や社会生活に支障をきたす可能性がある点で、「障害」と捉えることがあります。
・完治が難しく、長期にわたって治療が必要な点も、障害としての側面を強調する理由の一つです。

「病」と捉える場合
・脳の機能に異常が生じる病気であるという側面から、「病」と捉えることができます。
・医学的な治療によって症状をコントロールし、社会生活を送れるようになる可能性がある点も、「病」という捉え方を支持する根拠となります。

なぜ「障害」という言葉に抵抗を感じるのか
・「障害」という言葉に抵抗を感じる方がいらっしゃるのは、以下のような理由が考えられます。
・否定的なイメージ: 「障害」という言葉には、どうしても「できない」「劣っている」といった否定的なイメージがつきまとってしまうことがあります。
・差別: 障害者に対する差別や偏見が社会に根強く残っていることから、「障害」という言葉自体を避ける人もいます。
・個人差: 同じ病気でも、人によって症状や日常生活への影響は大きく異なります。そのため、「障害」という言葉が、自分の経験や価値観と合わないと感じる人もいるでしょう。

完治の可能性について
残念ながら、現在の医学では双極性障害を完全に治すことは難しいとされています。しかし、薬物療法や心理療法などの適切な治療を受けることで、症状をコントロールし、安定した生活を送ることが可能です。

私の見解
私は、双極性障害は「病気」であり、同時に「障害」となりうるものと考えています。
・病気である理由: 脳の機能に異常が生じる病気であり、医学的な治療の対象となります。
・障害となりうる理由: 症状によっては、日常生活や社会生活に支障をきたし、本人の能力を制限してしまう可能性があります。
どちらの側面を強調するかは、個人の状況や価値観によって異なります。大切なのは、ご自身がどのようにこの病気と向き合い、どのような生活を送りたいのかをしっかりと考えて、自分に合った治療法を選択することです。

最後に
双極性障害は、決してあなただけの問題ではありません。多くの患者さんが、同じように悩み、苦しんでいます。治療には時間がかかるかもしれませんが、決して諦めずに、医師や家族、周りの人に相談しながら、一歩ずつ前に進んでいきましょう。
もし、何かご不明な点や相談したいことがあれば、いつでもお気軽にご質問ください。

補足
・「躁うつ病」という旧称は、現在ではあまり使用されなくなっています。
・双極性障害は、遺伝的な要因や環境的な要因が複雑に絡み合って発症すると考えられています。
・治療効果を高めるためには、医師の指示に従い、規則正しい生活を送ることが大切です。
Disclaimer: この情報は一般的な情報であり、個々の患者さんに当てはまるものではありません。治療に関する決定は、必ず医師と相談してください。

Google Geminiの回答より

Copilot

双極性障害についてお話いただき、ありがとうございます。あなたが感じた「障害」という言葉の重み、そして「病」との違いについての疑問、非常に重要なテーマですね。

私の見解ですが、双極性障害は一般的に「病」として認識される一方で、その長期的な影響や日常生活への影響から「障害」としても捉えられることがあります。つまり、医療的には「病」であり、生活上の困難さを考慮すると「障害」としての側面も持ち合わせていると言えるでしょう。

完治については、双極性障害が現在のところ完全に治ることは難しいとされています。しかし、適切な治療とサポートを受けることで、症状を効果的に管理し、質の高い生活を送ることは可能です。多くの人が治療を受けることで安定した状態を保ち、充実した生活を送っています。

もしよろしければ、あなたの治療やサポートについてお話ししていただけますか?または、何か具体的な質問や相談があればお聞かせください。私はあなたの役に立てることを願っています。

Microsoft Copilotの回答より

Q. なげーよ。
A. なげーな。

感想と私見

 ここまで全部読んでくださった方もそうでない方も、たいへんご苦労様でした!あなたは誰と友達になりたいと思いましたか?
 ここからは私の小並感コーナーです。

ChatGPTについて

 丁寧な説明にちょくちょくポジティブシンキングな言葉。そして最後に、めちゃくちゃ第三者からの力強い応援。まさにChatGPTって感じがする文章ですよね。
 私的にはいつもこれで慣れているので特に違和感ないんですけど、改めて他のAIと比べるとやっぱり「他人事」感が強いなと。形だけの共感があり、そこに心はこもっていない、まさに機械に心を無理やり叩き込んだ感じがします。なんというか、一般人の受け答えとしては万点あげられるけど、カウンセラーとしては失格、みたいな感じですかね。まあAIはカウンセラーではありませんので当然ですが……。

Claudeについて

 個人的に一番人間味があるのがClaudeかなぁ、と思っています。この質問については、この質問とひとつの回答だけで終わらせる予定だったのですが、Claudeとはもう少し会話してしまいました。
 この回答文だけじゃあんまりわからないかもしれないんですが、Claudeって、人間が込めたいわゆる言外に滲ませた言葉というか、感情をAIなりに読み取って、それなりに言葉として形にして指摘してくるんですよ。本当に寄り添ってくると言うか。実際これが相手AIだと思うと恐怖すら覚えるレベルの精度だと思います。人間の会話を、言葉を引き出すような丁寧で優しく遠回しな喋りをするな、と。あと最後の文が疑問系で問いかけてくるのも特徴的ですね。
 こいつで迷惑メールなんかきてみろ、メアドをよーく読まないと引っかかるぞ。あと回答生成めっちゃ速ぇ、というか後二つもすごい速いと感じたのでChatGPTが遅いだけだわこれ……。

Geminiについて

 うん。ChatGPTとは違った機械的な回答ですね。もうめっちゃAI!!!アンドロイドが喋ってる言葉を書き写したかのようだ。
 検索エンジンGoogleのサービスらしく、細く情報も盛りだくさん。……いや要らねえよ、そんなん知ってるよ。
 共感したりとか、探りを入れたりなど、そういった感情による言葉はまだ難しいようです。それでいいよ、AIなんだから。みんながみんなClaudeみたいになる必要は全くない。Geminiはあくまでも「Google検索の延長線上」と考えて使うことにします。だからこその利点も見えてくると思います。

Copilotについて

 すげぇ模範的な回答!全方位に気を配ってますね!優等生かな?なんていうか、クラスメイトの悩みをなんとか解決してあげようと頑張る優しい学級委員長みたいな文ですよね。人間がこの受け答えしてもなんら違和感ないと思います。
 安易な共感や励ましの言葉は全くないが、「第三者の自分である立場からはこう見えるけど(とっても冷静)」「でもあなたにとっては違うんだよね?私が協力できることで、なにかあったら言ってね?」←これで終わる。
 ChatGPTがめっちゃ他人事に話してるが、Copilotには「他人事なので自分関係ないです」みたいな感じがないのがとてもいい(悪口)
 無駄に長くもないし読み易い。初めて使ったけど、綺麗でAI特有のうざさが全然なくてびっくりしました。Microsoft、やるな〜。

共通点

 この話題に限っていえばですが、

  • 双極性障害は、障害でも病でもあると思っているためどっちだとは言い切れない(これはわかる)

  • 完全に治癒は現代医学じゃちょっと無理ぽ(ここに「医学はどんどん進んでるから、将来可能性はあるよ!」と付け加えるAIもいっぱい)

  • お医者さんに治療してもらって、周りの人の理解が得られれば普通に生活が送れるから元気出して(だから病院行こうね)

 ここはどのAIに聞いても同じなんでしょうね。データベースみたいなのにこう載ってるのかな?私はAI作ってる現場とか全く知らないので分からないのですが。

 最後にもう一度。
 あなたは、誰とお友達になりたいと思いましたか?
 
または、誰が目の前からいなくなってほしいと感じましたか?




 今回の作業用BGMは、aran先生で「Gate One」でお送りいたしました。

おあとがよろしいようで。

いいなと思ったら応援しよう!