見出し画像

Sphere活動記録2023 #14


はじめに

2023年も終わりを迎えようとしておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今回は、12/28(木)に大正大学にて開催された野球知識検定を受検してきましたので、そちらについての記事をお届けいたします。

野球知識検定

私の受検エピソードをお話しする前に、野球知識検定についての紹介をさせてください。

日本人に最も愛されている国民的スポーツといえば野球です。

125年にも及ぶ日本野球の歴史の中で数多くの名勝負が生まれ、
あまたの名選手の活躍にファンは心を躍らせた。

野球知識検定はそんな野球の歴史や記録、逸話などにちなんだ問題を出題し
野球の知識を深めていただき、「野球」に携わるすべての人の知識向上を目的としております。

「超野球人」となっていただくための日本唯一の検定試験です。

野球知識検定 ホームページより引用

上記引用の通り、野球の歴史・記録・逸話など、幅広い分野に関する知識を問うのが野球知識検定となっております。
級数は下は6級から、上は1級までとなっており、飛び級での受験は不可。5・6級に限り共通の問題を使用し得点率に応じて合格級が分けられる形式です。

受検に至る経緯

直近数年は、Sphereから野球知識検定の受検者は出ておりませんでした。それでも今回筆者が受検することになったのは、あることが影響していました。
それは三田祭でのこと。たくさんのOBの方々にご来場いただいたのですが、そのほとんどの方が野球知識検定の受検経験者であり、多くの勧誘を受けました。また、SphereのOBには日本でわずか数人しかいない野球知識検定1級取得者、かつ日本初の1級取得者の方がおり、そのOBの方の紹介で、野球知識検定を運営する株式会社マスターズリーグの方ともお話をさせていただく機会をいただきました。これをきっかけに、今回の受検に至ったということです。
OBの皆様に話を伺うと、野球知識検定対策の勉強会をやっていた時期やSphereから団体で検定を受検していた時期もあったとのこと。その当時のような形を今からもう一度作り上げることが可能かと問われたら非常に回答に迷うところではありますが、形はともあれプロ野球ファンサークルたるもの野球に関する知識を疎かにしてはいけないという気持ちが筆者にはあり、私が受検することが今後のSphereに何かいい影響を与えられたらと思っております。

受検勉強

今回私が受検するのは5・6級。正直な話をすると、勉強するまでもなく余裕だろうと思っていました。しかし、私の気持ちはいとも簡単に砕け散ります。
それは野球知識検定ホームページに記載されている「過去問に挑戦!」のコーナーを見た時のこと。

野球知識検定ホームページよりスクリーンショットにて引用

私自身が野球未経験者ということもあり問題1,2のようなルールに関する問題が思ったよりわからない…しかもこれは5・6級の過去問だというではないか。
焦りを覚えた私ではありましたが、5・6級は全ての問題が公式問題集から出題されると発表されていたので、急いで問題集を購入(なおこれは検定1週間前の出来事)。ここから筆者の勉強が始まります。
実は筆者は慶應義塾高等学校出身のため大学受験は未経験、おまけに高校時代まともに勉強していたタイプでもなく、大学の勉強も手を抜きがちなタイプなので、全力で暗記をするのはおそらく中学生以来。100ページもある問題集を短期間の間に何周も繰り返し取り組みました。

検定当日

私は午後の部で受検。受検者は1級〜5・6級まで合わせて50人ほど。会場全体を見渡すと、女性の受検者が2〜3割ほどいらっしゃったのが少し意外で印象的でした。
いざ試験が開始し、問題を見る。受検するにあたりもちろん満点を目指して勉強してきたためスムーズにペンが進む。しかし、手が止まる問題が2問…いつから問題集の問題からのみ出題されると錯覚していたのか。問題の解説にて示されている補足の知識からは出題されることはないなんて誰も言ってなかったではないか…!
なんてわざわざドラマチック(?)に書いてみましたが、簡単に言えば私の詰めが甘かったということでした。検定が終わった瞬間に問題集を確認したところ、2問とも間違えていました。いやぁ…悔しい…

検定後は10分の休憩を挟み検定官であるプロ野球OBの方のトークショー。今回の検定官は巨人OBの緒方耕一さんでした(補足:12/24(日)に大阪会場でも検定があり、そちらの検定官は広島OBの緒方孝市さん。東京と大阪で同姓同名のお二人が今回は検定官を務められました)。

奥:巨人OBの緒方耕一さん
手前:フリーアナウンサーで今回の司会進行を務められた渡辺弥生さん
渡辺さんは野球知識検定3級取得者とのこと

初めの30分間は受検者からの質問コーナー。緒方さんの現役時代のエピソードや、コーチになってのご経験など、貴重なお話をたくさん伺うことができました。中にはあのOBの裏話も!?(ここは是非実際に参加して話を聞いてみてください!)
続いては検定官に関するクイズ。問題数は約10問。挙手による先着制で、正解者には検定官とのツーショット写真を撮影する権利が与えられます。しかし、このクイズが難問揃い。緒方さんの現役時代と筆者の世代が一切重なっていないこともあり、悔しいことに正解できず…
最後に、受検者全員に緒方さんのサインボールをプレゼントしていただき、検定は終了しました。

私もサインボールをいただきました

終わりに

筆者自身にとって初めての受検となった今回。
めっっっっっっっちゃ楽しかった!!!(語彙力)
という感想で満たされております。
いやぁ本当に楽しかったですね。今まで知らなかった知識を得るということの素晴らしさを久々に感じることができ、また、OBの方のお話をこれだけ間近で伺えるという貴重な機会をいただき、非常に満足しております。
さらに、先に述べた1級取得者のOBの方のご縁で緒方さんと写真を撮らせていただきました。

左から筆者、緒方さん、SphereOBのIさん、同じくSphereOBのHさん
なおこちらのIさんが、先に述べた野球知識検定1級の日本初取得者である

検定結果の発表は約1ヶ月後とのこと。結果が発表され次第、こちらのnoteでも報告いたしますので乞うご期待!

また、こちらのnoteの2023年内の更新は今回が最後となります。
ご覧いただきました読者の皆様には、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました!
2024年も引き続きご覧いただけますと嬉しい限りでございます!
それでは皆様、良いお年をお迎えください!

p.s.
普段はSphere全体の活動について執筆しているのですが、今回は企画参加者が私一人ということもあり、実質的に個人ブログのような形となってしましました(以前の記事のp.s.で既に個人的なことばっかり書いているのではあるが)。
若干このnoteを私物化しそうになっている自覚は多少なりとも存在するので、本来の趣旨を間違えないように注意しようという今日この頃であります。

文責:2年 三田祭担当 H. Toshida
公開日:2023年12月29日

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?