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スペックスガールズのタッチフットボールリーグ<郡山市>

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4対2のマイクロ・タッチフットボールのリーグ! 「誰でも一緒に!」ユニバーサルデザインのスポーツです♪
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#ウインターリーグ

ウインターリーグ2021-2022 ラウンド2レビュー|静かな想定外が動かしたゲームバランス

タッチフットの「うまくいった」「うまくいかなかった」の分岐はどこにあるのだろう。 モメンタム(勢い)を決めるのはビッグプレーとミス。そして準備。それは一般論として分かっているけれど、このゲームに関しては、そうではなかった。 それは「想定外がどう転ぶか」である。 オレンジのセカンドジャージで臨んだ「Glee」は、「タッチフットらしい」実力のある選手を揃えていたが、この日は偶然ヒロカ、マナミといった「想定外」をもちこむ選手が多く欠場していた。 一方の「FXav」は、アスレテ

ウインターリーグ2021-2022 開幕レビュー|リーグ2はシマのビッグインターセプト

ファーストプレーをインターセプトした上々の流れから、第2シリーズの第3プレイまで19-15とリードしていたGlee(青)。次のパスが通っていれば9点差で楽に最終ドライブを迎えられたはずだった。しかしひとつのビッグプレーでたちまち厳しい状況に陥る。 結果FXav(桃)35点 Glee(紺)24点 得点経過 Fxav(桃) 0 0 0 6 | 0 0 0 3 | 0 0 0 6 | 0 0 0 6 | 4 4 5 0 | 0 1 0 0 = 35 Glee(紺) 6 0 0

再生

ウインターリーグ21-22 初戦 動と静の作戦の中から

リーグ初戦の緊張感から、出だしは固さが目立った両チーム。 個人的に、両チームのコーチがスターターとして送り出すQBが誰かに注目していたが、REDがとにかく元気ナンバーワンの2人(イリポン、シマ)、一方のBLUEは静かなスタイルの2人(ヒロカ、ユヅキ)だったことで、ゲームが一層興味深いものになった。 先制を強気に狙うREDは一気に盛り上げるためのゲームメイクだった。 一方でBLUEは柔らかいプレーを冒頭に配置し、入りやすさをメインに組み立てる。両QBと両DFコーチが知恵を絞ったことで、このゲームが他にはない「Experience」なものとなった。 ゲームは、先にトリックプレーを仕掛けてきたBLUEがやや優勢となる。「何を仕掛けてくるか分かりにくい」と仲間にも言われているコールセンスをもつヒロカからのリバースやハンドオフが効果的で、ユヅキは中央よりの長短のパスの投げ分けを心がけた。 結果として、左右に振るランプレーと、中央へのパスの組み合わせはディフェンスにはキツいわけで、この部分でゆさぶりに成功したと言える。 一方のREDは、2人のQBが与える元気でチームは状況によらず活性化していく。シンプルなプレーを続けるうちに攻守のテンポがよくなっていった。 固さもとれてきた中盤以降は、パスも決まるようになり、キャッチ後の走りにも個性が見えてきた。切り返しの質は選手それぞれの持ち味なので、それを素の状態で楽しむのが、リーグ序盤のたしなみである。 新戦力も準備している時節にもワクワクしている。 レビュー by イッシー 結果 (赤)28点 (青)44点 得点経過 (赤) 4 0 3 0 | 1 0 0 0 | 0 0 5 4 | 0 0 0 0 | 0 0 1 0| 0 2 3 5 = 28 (青) 1 0 1 3 | 3 0 0 0 | 3 0 1 1 | 6 6 5 0 | 4 4 3 0| 0 1 1 1 = 44 POM コノカ ユカ MIP ユイ ◆レギュレーション ・QBは2人が交換でおこなう ・守備選手はプレイ毎に交換 ・パス成功で2点追加 ・タッチ1点、パスカット3点、インターセプト6点