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コードトーンアルペジオのエクササイズ-ドミナントセブンスコード

ギターって楽器は調整次第なところも当然あるんだけど、とにかく一本の弦に対して出せる音が多いので、どうしてもどっかかんかビビったり良い音が出ないポイントができちゃったりするもので、それをなんとか解消しようって事でトラスいじってみたりフレットすり合わせてみたりするわけなんですけど、20代とか30代の頃の自分なんかは、結構これが許せなくって、ビビらないところまで弦高をあげてみちゃったりして。。。割とデタラメなセッティングで弾いてた気がします。

弦高上げすぎるとまず弾きにくいし、それに伴って余計な力が必要になり、結果ピッチが悪くなって、最悪の場合はフレットがえぐられたみたいに減っちゃう。。。弦の当たる場所が谷みたいになっちゃうんですね。。。なりました。

なんか自分の変態性のせいか、変なところが潔癖というか。。。大事なものにはどうも完璧を求めすぎちゃうっていう甘えにも似た感情と、あと本当にこれは自分でも嫌いなところなんだけど、道具とかにすごく厳しい。。。なんていうか目的を持って生まれてきたんなら容赦無くそれを全うさせたいっていう変な哲学みたいのがあって。。。例えばPCが動かなくなって仕事が中断したり、したい事ができなかったりすると、人が効率よく仕事をするために生まれてきたはずのこの道具になんで逆に時間とられなきゃいけないんだ!!!とかなって、もうものすごくムカムカしちゃうっていう。。。なんかよくわかんないけど本当奴隷制度とか無い世の中に生まれて良かったなって思う時があります。。。

まぁ、なんにしろ、楽器に気になるところがあるとどうも許せない自分だったんですが、なんか最近歳のせいか、だいぶこの辺、許せるようになってきました。

ダメなところやダメージドな所もあって、個性だよねって。

そもそも現状を見てなんかいじっちゃっても、季節とか変わると結構状態変わっちゃうし、いや本当、昨日ビビってたところが今日は全然なんて事もあったりしますからね。。。

レジェンズの音源なんか聴いてても、結構そういううまく調整できてないところがそのまま録音されてるようなのもあったりして、なんかそれはそれで愛おしいっていうか、相棒なんだからそれを一番よくわかっていて、むしろ色気みたいに使ってるような気さえしちゃいます。

長い事色々気付かずに生きてきて、多分歳の割に頭ん中は随分お子ちゃまな私なわけですが、少しは何か学んで。。。無いか、まだまだ全然ですね。。。

てわけでやっぱり練習していかないとって事で、今回はドミナントセブンスのコードトーンアルペジオの譜例でも作ってみようかなって思います。

割と広い音域をカバーしながら沢山弾ける練習なので、楽器の状態もチェックできますしね。

そうそう、少し前にコードトーンアルペジオをギターで練習する際に、どう考えているかっていう記事をあげました。

実際他にもトライアドやディミニッシュセブンスコードなんかでアルペジオを弾く譜例もあげているのですが、今回の記事に近い記事という事で、マイナーセブンスフラットファイブのアルペジオの記事も貼っておこうと思います。

ドミナントセブンスコードはド、ミ、ソ、シ♭の四音で構成されているコードなので、上にあげた記事同様、今回のパターンも四種類考える感じになります。

ではいってみましょう!

まずは弾き始めの音がコードのルートになるパターンです。

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次は弾き始めがコードの♭7thになるパターンです。

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次は弾き始めがコードの5thになるパターンです。

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最後は弾き始めがコードの3rdになるパターンです。

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また相変わらず結構な物量になっちゃいましたね。。。

ストラムでコードを演奏する時と比べて、アルペジオは何というかより密度が濃いような。。。単純に音数が多いからかな。。。まぁとにかくハーモニーの聴こえ方が何か違う気がします。

ポジションを覚えるまでは結構面倒ですが、一度覚えてしまえば映画なんか見ながらでも弾けちゃう感じになると思います!

ぜひ取り組んでみてくださいね。

やっぱり弾いてみると、音の出ないポイントや押さえ方にかかわらずビリビリいうところもまぁそこそこあるけど、ちょっと様子見ながら過ごそうと思います。

では今回はこんな感じで!

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