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ギターで弾くトライアド(三和音)


ギターとベースの関係はピアノの右手と左手の関係に似ています。

ピアノの右手の一番低い音が何であろうと、左手のベース音が変わればコードネームは変化します。

逆に構成音さえ合っていれば、ルート以外のボイシングに関してはどのようにしてもコードネームは変化しないということです。

なので、ベースが実際に鳴っている、あるいは鳴っているものと想定してしまえば、ギタリストの弾くコードのルートはどこにあっても構わない。。。どのインバージョン(転回形)を弾いてもOKということです。

実際、ロックンロールやロカビリーなんかのソロやオブリではシンプルなトライアドの分散和音を多用しているようです。

これ、コードネームに対してルートポジション(ルートが一番低い音)のトライアドしか使えなかったら、流石に全部同じソロになってしまう気がします。

最終的にはインバージョンも含めたトライアドの達人になれるようにしたいです!

何度かの記事に分けてトライアドを考えていきたいと思います。

今回はまずルートポジションからです。

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C、F、Gで、タブ譜は表記の音のみ、またオクターブはギターで弾きやすい場所に調節してあります。

コードのルート音はそれぞれ左から3弦、4弦、5弦、6弦にあります。

まずは三つの譜例を縦に見るように、C-F-G-Cの順に移動して弾いてみます。

全て123弦でできたコードを横に移動させるような感じです。

指の形としては全て同じ形になるので、移動した時に崩れないように気をつけながらそれぞれ綺麗に弾けるように練習しましょう。

できたら234弦でできたコード、345弦でできたコード、456弦でできたコードもやってみましょう。

では次は横の移動ができるだけ少なくなるように工夫しながら、C-F-G-Cの進行で、自分で選択したコードを使って弾いてみましょう。

最終的にはC-F-G-Cで、メトロノームに合わせて4拍づつ伸ばして、上記の色々な形を自分で選びながら弾けるようになれるように、何度も弾いてみてください。

ルートポジションのトライアドを練習する際には、是非、3、4、5、6弦のルートの位置もセットで覚えるようにすると、インバージョンに移行する時に楽になります。

一つの練習から貪欲に色んなインフォメーションを取り入れられるように、集中して頑張りましょう!

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