見出し画像

lydian #5

メロディックマイナーはやばいです。

スケールをハーモナイズしてみたり、全ディグリーを考えてみたりすると、実際全部いけるスケールですね。。。

今回はその中でもMaj7にスーパーインポーズで使えそうな3rdディグリーのlydian#5を考えてみたいと思います。

画像1

メロディックマイナーを三番目から並べ直して分析しやすいようにドから始められるよう移調しました。

これでメジャースケールとの違いが一目瞭然ですね。

さて、このファとソが半音上がったスケール、メジャーセブンスコードにはめ込んでみたらどうなるか!って実験です。

メロディックマイナーの三番目のスケールの形をそのまま覚えて当て込める人はそれでいいんですが、私はもう覚える事をできれば増やしたくないので、既に覚えているメロディックマイナーを、簡単な計算でどのキーで弾けば良いか割り出してコードに当ててみようと思います。

メジャーセブンスコードはダイアトニックで考えるとIMaj7とIVMaj7がありますが、まずはキーがCのIMaj7、CMaj7にlydian#5になるようにメロディックマイナーを考えると、Aメロディックマイナーを弾けば良いので。。。って、これ、ちょっと前に書いたドリアンスケールでIMaj7をlydianにするっていうアイディアと同じ計算でいけるじゃないですか。

例えばII-V-I-IVで考えてみます。

画像2

まずキーがCなので、土台となるスケールはDドリアンで素直に考えておいて、CMaj7で弾くAメロディックマイナーを、手前のG7のルートを全音上げるアイディアで割り出すようにしておけば、他のキーの時でも簡単にいけそうです。

またはCオーギュメントのアルペジオを突っ込むのもありかもですね。

ではキーCのIVMaj7であるFMaj7ではどうなるかというと。。。Dメロディックマイナーで弾けばFlydian#5になるので。。。これってDドリアンをそのまま一音変化させれば完了ですね。。。。簡単!

でこれ、ちょっと考えだすと、CオーギュメントとFオーギュメントは半音の関係だったり、DメロディックマイナーはよくA7でも使ったりするスケールチョイスだったりと。。。考えがどんどん発展していきそうです!やばい!

なにしろ#5はちょっと強引だけど響きが美しい、弾いてて楽しいチョイスです。

ぜひ試してみてください!

また具体的な譜例などあげて続きを書こうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?