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ハーモニックマイナーp5↓の事

以前こんな記事を書きました。

上に貼った記事はコードに寄せた内容なので、今回も同じようなタイトルですがよりソロやスケールの方に寄せていきたいと思います。

そういえばハーモニックマイナーの説明の記事も少し前に書いています。

改めて読み返してみるとこの時から半年経っているってのがあるにせよ、説明が教科書的で、特に真新しいことはないなぁって自分の記事にツッコミを入れそうに。。。というのは、最近このハーモニックマイナースケールについて考え方がかなり変わったっていうか、弾いてても思ってることがこの頃と違うようになっちゃって。。。

というのは、タイトルにも書いたハーモニックマイナーp5↓のことなんです。

いや、なんだかんだ言ってもハーモニックマイナー+エクステンションみたいな名前のつき方なので、元はそりゃハーモニックマイナーでしょって思ってたんですが、そもそもマイナーコードでV7を得るために発生したって考えたら、これ、ハーモニックマイナーp5↓で使うのがメインで、実はトニックのImMaj7として使うスケールとしてはあまり捉えてないんじゃないかと。。。

きっかけは前にもちょっと書いた、最近ちょこちょこやってる音声SNSで、クウェートのOudっていう楽器を演奏する方とお話しさせてもらえる機会があったんですが、なんかトルコ風な弾き方とかアラビック風な弾き方とか色々聞かせていただいて。。。やはりこのハーモニックマイナーp5↓がめちゃめちゃ出てくるんですよ。

いや〜エキゾチックでめちゃめちゃかっこいいプレイなんですが、聞いてるうちに、やはりこのスケールは何かの変形ではなく、最初からそういうスケールなんだなって私にとっては大発見をさせてくれました。

というわけで、この響きをより感じるように弾いてみようってことで、ギターがよくやる、六弦のEをドローンみたいに鳴らして、それ以外の弦でソロを弾くやつなんかを弾くわけです。

これでAのハーモニックマイナーを弾くわけなんですが、私は全部ドリアンで行きたい子ちゃんなので、DドリアンのGを半音上げて考えています。。。つまり対象のV7(今回はE7)に対して全音下のドリアンなんて考えて割り当てています。

なんならそのままドリアンで弾いてもEフィリジアンなわけですから、それはそれでOKですしね。

で、この記事になるわけですが。。。

記事の下の方がハーモニックマイナーになってます。

この記事ではまずポジションを覚えることに特化しているのと、まだやはりImMaj7で考えているせいで、スケールの解決ポイントについては全く語っていない。。。

スケールを語るのであれば、解決先はポジションを覚えるのと同じくらい大事ですもんね。。。スミマセン。

で、改めてハーモニックマイナーp5↓を見てみるとこんな感じになります。

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半音のインターバルに印をつけました。

ほーらね。。。ですよね。

Eメジャートライアドのコードトーンにそれぞれ半音上からアプローチ+コードトーンの♭7ってスケールなんです。

下行で考えた場合、スケールの半音で落ちてくる場所を狙って弾けば全然OKってことですよね。

一応V7なので、Iに落とすスケールって考えた場合、G#に落とすと解決先のAmに対してやっぱりMaj7の音になり、コードがAmMaj7になっちゃうので、解決先がAm7とかの場合はG#以外のE(E7のルート/Amin7の5th)かB(E7の5th/Amin7の9th)に落とせば安全ってなると思います。

てかエンディングなんかでめちゃやりますよね、こんなの。

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ちょー大袈裟なエンディングですが、思いっきり上の説明通り。。。スッキリ分析できると思います。

もちろん早めにG#をGに直してAmin7への解決はDドリアンで対応するのも全然アリですよね。

いや〜、わかってるようでわかってなかった。。。ずっと見て来たはずなのに。。。

想像してないものは目で見てても見えてないことになるってUMAの話なんかでよく出てくるけど、実際そうなのかも。。。いや、私がとろいだけなんですけど。。。

とにかく!

わかってる人にとっては何を今更な話なんですが、ハーモニックマイナーp5↓でした。

また何かわかったら書きます!

今回はこんな感じで!

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