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ドリアン(メジャースケール)の練習(というかアプローチノートの事)続き

音声SNSの楽しみの一つに、あったことのない人やそれまで知らない人の歌や楽器演奏、ラップなんかを聞いたりできるってことがあるんですが、昨夜、少し前に知り合った、マルチリンガルの超有能でかっこいいラッパーにフリースタイルを披露してもらえるチャンスがあって、本人は意識しているのかしていないのか、もう言語ごとのリズムの違いがビビッドに表現されていて、めちゃめちゃ刺激を受けてしまいました。

そういうフリーなところから出て来たアイディアから気に入ったワードや言い回しを書き留めて、そこから作品にまで持っていくと。。。その非凡さにちょっとノックアウトされてしまったわけなんですが、そこから思ったのは、やはり言語の学習はミュージシャンには必要不可欠なんじゃないかなぁということです。

以前私の記事でも、作曲は文を書くような頭の使い方で、アドリブは話しているような頭の使い方なんじゃないかって事を書いたんですが、それって多分、リリックにせよメロディーラインにせよ、リズムの優先順位の違いということだと思います。

言語の持つリズムとアウトプットの構造。。。う〜ん。

思い出すと、だいぶ前にみた、超速、超正確無比なギタリストのポールギルバートの教則ビデオの中でも、リズミックなアイディアにスケールノートをのせてアドリブするんだなんてことを丁寧に解説していた。。。あれ、よく考えたらどうしてもその超絶テクニックが目立つ彼みたいなスタイルのギタリストにしては、メロディーの発想法やアドリブの事に結構時間を割いてる珍しいビデオだったな。。。

そういえば実際に機会があって、何年か前に彼のクリニックのお手伝いをしたことがあるんだけど、そのリハーサルで、持って来てくれたお手製のオケに合わせてずっとアドリブをしていた彼のアイディアはまさしく無尽蔵で、どんどん展開して留まることはなかった。。。あれ、たぶんリズミックモチーフの展開だったのかなって今改めて思います。

いやぁ、楽しいなぁ、誰かに触れること、そして何かを知ることってめちゃ楽しいですね!

言語も勉強しなきゃ。。。日本語もだいぶやばいのにな。。。

っと、本題また忘れるとこだった。。。

昨日の記事では、アプローチノートをドリアンスケールに当てはめて、それぞれのポジションでパターン化しようっていうコンセプトを紹介しました。

今回はその譜例を結局というかやっぱり全ポジション書いたので、アップしておこうと思います。

ちなみに昨日の記事はこちらです。

一応昨日の譜例も含めて、全部で5ポジションアップしておきますね。

実際音符を書いていても、システムに慣れてだんだん迷わなくなってきたので、なんども弾いていくと頭が慣れていい感じになっていくと思います。

ではいきましょう!

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こんな感じでスケール外の音がいい具合に入れれる様になると、また一つバリエーションになって楽しいです。

こういうアプローチノートや、他にもスケール外の音といえばバップスケールなんかも上手く使えるようになると、ドリアンの音だけで考えるアイディアと併用して、音域を広く取らなくても色々なリズミックな歌が展開できるようになると思います。

ボビーブルームのプレイなんか聞いていて、クロマチックな動きが綺麗に決まってかっこいいなぁなんて思っていたのですが、どこにどう着地点を見ているのか、バッシバッシ決まるので。。。う〜んあれどう考えているのか質問したいなぁ。

もっともっといかなきゃ!

イエイイエイ!

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