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16th shuffleについて

今年が2021年だから、90年代ってのは今から三十年程前の話ってことか。。。自分の意識、イメージはどういうわけか未だにあの頃のままで、全然リアルタイムな気持ちで生きてるけど、こりゃ古典ですね。。。

ちょっと記憶が曖昧だけど、確かこの頃レニークラビッツとかミスタービッグ、エクストリーム、あとスティービーサラスなんて人たちが出てきて、リフだったりソロだったりをちょこちょこコピったりしてた気がします。

バイト代なんかももらえるようになって、ちょっと高価な機材とかとかが買えるようになったのもこの頃で、ロックトロンのプリアンプとかにクッソ重いパワーアンプとセレッションかなんかのキャビ繋いで弾いてたような気がする。。。自分のギタープレイはといえばコピーネタじゃなければブルースくらいしか弾けなかったから音色とやってることがチグハグもいいとこだったんですけどね。

でもそれも時代なのかな。。。懐かしいような気が。。。はっ。。。そんなことはどうでもよかった。

いや、あの頃、ビビッドに感じたのは、なんかめっちゃ歪んでるギターにいわゆる跳ねるリズムが入っている、しかもそれが16ビートで跳ねていて、ファンクとロックが混ざったようなあの感じが、あれ?なんか新しい、こういうのあるんだって。。。

いや、でも今そう書いてみて、ジミのプレイにもそんなのは既にあったんじゃないかって思って脳内再生してみましたが。。。やっぱジミのシャッフルは八分かも。。。

あ、カールトンの夜の彷徨いに入ってるDon't Give It Upとか、サトリアニのSatch Boogie。。。あれ、Hot for Teacherもそうか。。。っと。。。別に90年代に出てきたってわけでもないですね。

でも今あげた三曲はやっぱりブギウギの早いのって感じだけど、それこそエクストリームのDecadance DanceとかサラスのThe Harder They Comeとか、なんだか肌触りが違うのは、ドラムがブギウギっぽくないからですね。

そういえばスティービーサラスは名古屋クワトロに来た時に見に行ったような。。。記憶がもう昔すぎて本当に行ったのかどうか曖昧だけど、でも当時のサラスのバンドのドラマー、Winstron A. Watson Jr.の名前が書かれた折れスティックがうちにあるので、確かに見にいったんだなと。。。そうそう、ライブの終わりに彼がステージの上から投げたのを一本掴んだんだ。。。嬉しくて大事に持って帰った気がする。。。

その数年後ディランをセンチュリーホールかなんかに見に行った時に、その彼がバックバンドでドラム叩いててびっくりしたんだ。。。もうめちゃめちゃ古い記憶。。。

またどっか行っちゃった。。。いや、とにかく、今回はそんな16分音符のシャッフルの練習をノリノリで楽しくやろうってことで譜例を書いてみようと思います。

完コピでは全然ないけど、さっきもあげたThe Harder They Comeのカッティングパターンを元にこんなの書いてみました。

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基本音符はスタッカート気味で、16分音符はシャッフルで、タッカタッカって感じになるように、またそれがストレートフィールになって消えてしまわないように気をつけてください。

コツというコツはないのですが、自分の音をよく聞きながら思ったリズムになるように耳で確認しながら弾くこと以外は、右手的にアップピッキングしたらすぐダウンピッキングで腕を下ろすことをしっかり意識すると多少運動的にはうまくいきやすいかもしれません。。。

あとこの譜例、五弦の10フレットのGと8フレットのFで弾くと、太くてファンキーな音になると思うのですが、右手は一音だけ弾くのではなくて、その周辺の弦も一緒に弾いて、不要な音を左手の余っている指でミュートするようにしてください。

次はこんなのどうでしょう。

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少し歪ませて弾いてもかっこいいカッティングパターンになると思います。

ストレートで弾くとナイルロジャースみたいにもなりそうですが、今回はハードにシャッフルで弾きましょう。

ところでファンキーって言葉、私の若い頃はなんかハッピーでイエイみたいな意味だと思ってたんですが、実際はなんか変とかそういう意味もあって、確かに今70年代のタイツやオムツな連中の、どファンキーなジャケ写やビデオを見たりするとそういう言葉のテイストも理解できるんですが、ほとんど音楽だけしか聞いていなかった当時は明るくてハッピーでたまにソウルフルでイカすとかそういう意味なんだろうなと。。。っと。。。あれ、いっか、そういう意味ですね!

何も間違ってなかった、あってました!

変だしいけてるってことですよね、イエイ。

踊れるカッティングになるようにいっぱい弾いてくださ〜い!

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