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dorianでlydian

今回はドリアンスケールをうまく当ててちょっと面白いラインどりを考えようって話なんですが、ドリアンだのリディアンだの言ってるとそのうちボブディラン。。。って言いたくなるのは自分だけでしょうか。。。

えと、話は簡単で、ドリアンスケールはメジャースケールの2番目、リディアンスケールは4番目なので、そうなるように同じスケールをスリップして当てるってだけです。

ちなみにこういうのスーパーインポーズとか言ったりもするみたいですね。

話は簡単なんだけど。。。キーが変化すると計算を考えちゃう、手が止まる。。。

これです、これで終わっていくんです。

良い間をとっているんじゃない、この変に考えちゃう瞬間が全てを崩していっちゃうんですね。

私は頭が弱いのか、min3rdの変換でさえ、演奏中に考えると手が止まっちゃいます。。。

でも全音ならなんとかうまくやれそうかなという。。。姑息なアイディアです。

そもそもドリアンに変換するのも、II-V-Iとなりがちな進行の最初がIIなので、楽ってのが始まりだった気がします。

たとえV-IでもIを全音あげればOKって事で。。。もうじゃあドリアンじゃなくてメジャースケールでよくない?って思うけど、弾いちゃうんです。。。ルート。。。

って事でこの考えをリディアンに直すとえっと。。。IIを見て5度下げのドリアンを弾くか、Vを見て全音上げのドリアンを弾くか、Iを見てmin3rd下げのドリアンを弾くか。。。

全音上げ、ありました。

II-VでIIドリアン、IでVの全音上げドリアンにします!

例えば適当なキーで。。。Key=A♭だとこんな感じです。

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もちろんこれ、全部A♭のキーなので、B♭ドリアン一発でいけます。

で下地を作っておいて、良いとこでFドリアン(V7のルートであるE♭の全音上)。。。あ、A♭Maj7からB♭min7に戻るときは早めにB♭ドリアンに戻すことを忘れないでくださいね。

こう考えているかどうかはわかりませんが、IMaj7でリディアンにするアイディア自体は結構やってますね。

ジムホールなんかはそつなく上手にシーケンスフレーズの最後の方だけちょこっとリディアンにしてたり。。。オサレ。。。

いろんなアイディアをじゃんじゃん切り替えて弾ける人には、なんでこんなふうに考えるの?ってなるかもしれません。

愚鈍で器用じゃない私みたいな人間には、アイディアのボトムを揃えていた方がうまく切り替わるみたいです。。。

代理コードやスーパーインポーズのアイディアはあってもすぐに切り替わらないって時には、とにかく楽な変換方法を探してみんなでシェアしましょ!

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