デジタル庁の危険性『破滅を招く、デジタル情報改竄、捏造の容易性』
ウィズコロナ時代が突如幕開けし、先行する生産性向上のための
働き方改革もあわせて、オンラインを主体とした新らしい生活様式が求められる中
その帰結としてデジタル時代の大前提となりうるデジタル庁の発足を控えておる昨今
警鐘をならすべくお手紙を書かせていただきます。
まず初めに申し上げておきたい事としてデジタル庁の様な提案を8年ほど前に
私は戦前の情報局と言いますか思想、情報統制をするような情報とは何かと問答すれば
それは事実であるという大前提を答えるなら、もはや特定の意図や目的の元に
私物化された、それが何の為にあるかわからないという二の轍を踏まない様に情報省として発足させ
省庁のみならず国民の総力の下しっかりとした情報を一元化し、各々の認知バイアスの下の
都合のいいものだけをみていたい利己主義にとらわれた獣同然のあさましい認識ではなく
他人や社会がある事を前提に友愛の精神を持って、総合的に公共性の備わった事が前提の事実を見極めて
国民や各省庁に質の高い情報提供が行え情報をシェアでき
それぞれの迅速で的確な意思決定に資するように事実とは何かを問えば、それは立憲、立法そのもの
である事から政治家に向けて手紙を書いた経緯があり
これはまさに情報とその分析を扇の要とした古来から求められる適正な組織活動のあり方を
踏まえた提案でありますけれど、一方でその大前提が欠ければ破滅をもたらす
核兵器を越える面さえ持つ恐るべきものである事は先の情報局の様な事でも
当然考えられます事は言うまでもありませんし、また古来からの兵法においても
その構成から推察して読み取れると分析しております。
昨今の情報の主体といえばICTの情報機器でやり取りされますデジタル情報ですが
デジタル情報の欠点は改竄、改変されやすい事であり、これはデジタル情報がアナログよりも
取り扱いが容易でありその流通コストも安価になる反面、情報とは事実であるという公の定義を
踏まえますとセキュリティの面から言っても致命的な欠点でありますが
デジタル時代を推進する事には誰も逆らえないし、私は情報省を提案するぐらいですので
デジタル庁推進には賛成ですが一方で、その情報の信頼性の確保には法制度による徹底した改竄、改変防止措置が
必要な事を指し示しており、現状のテレビ放送なども放送法により規制されておりますが
いわゆるネット上のSNSや動画サイト、街中の監視カメラなどは一言でくくるならメディアであり
それらの情報を権力が一元化するならば憲政上、一個人の尊厳といいますか尊重されるべき
個人にとっては凄まじく重大な脅威さえもたらしかねない、抑圧的で強力な権力となりうるのは言うまでもありません。
現状の監視カメラ映像などの管理体制はICTエンジニアとしてコンピューターソースコードの実務管理経験のある
私からすれば改変履歴もなく差分から元通りに回復さえできないという信じ難たい程度の低すぎるものであるとしか
感じられません。公の定義としてソフト、ハード面で徹底した情報とその品質向上の管理体制の構築があって
こそのデジタル時代なのです。
デジタル時代を本格的に運用統治するなら社会的な合意としてデジタルデータは容易に信用しては
いけないというモラル(コモンセンス)の向上が求められるのは急務であり、まったなしで
共有されるべき情報で公共的事実であります。
情報のインフォメーションに関係するあらゆる業種の皆様も
このような社会的な認知を広める為の活動をして頂きますようお願いできればと思います。
下記のようなツールがデジタル化がすすまざるをえない、背景が固定されている
監視カメラなどの改変に使われるならば、このような技術が今もリアルタイムに
すさまじく進歩していく中どれだけ危険であるか参考に閲覧ください。
端的にいえば映像をでっちあげて特定の人物を社会的に抹殺したり
逮捕拘束による冤罪、犯罪の隠蔽など情報を握り事実上の権力を掌握する側のやりたい放題になりかねません。
参考 adobe after efect(https://www.adobe.com/jp/products/aftereffects.html)より
映像から人物などを切り取り、別の映像と合成できるロトブラシ
https://www.youtube.com/watch?v=o2Y_tyMntX4
https://www.youtube.com/watch?v=TPa4w64rNX4
映像から特定の対象を削除し、AIによってその空白を埋める「コンテンツに応じたぬりつぶし」
https://www.youtube.com/watch?v=fj4QdKSdQNA
https://www.youtube.com/watch?v=R9_SZ1iRPoU
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(あとがき)
本記事は過去にデジタル庁発足に向けて、私の様な
ひどい事件になってしまわないように警告として
ある政治家へ向けて書いたものです。
重要情報が簡単に捏造されてしまうような事件が起こってしまう
改変、加工が容易なデジタル情報を
平然と人に頼り、人が介入してしまう管理体制のずさんさでは
現時点では政府の電子化は絶望的であり
それは政府の統治能力の実質的な
喪失を意味しているのは言うまでもありません。
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