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木暮太一さんの「カイジ「命より重い!」お金の話」を読んだ感想
僕はカイジをスロットで覚えました。笑
名言が本のタイトルにもなっていますが、本を読んでみるとカイジという作品はすごく勉強になる作品だなと思いました。
漫画も楽しいですし、勉強になると思います。
金額の錯覚?
こんな問題が書かれていました。
【問題 1 】 あなたは以前から欲しかった 10 万円のコートを買いに来ました。売り場で買おうとしたまさにその瞬間、隣町で 9 万 7000 円で売られていることを知りました。さて、隣町まで買いに行きますか?【問題 2 】3500 円の雑貨を買いに店まで来ました。商品を持ってレジに並んでいるとき、隣町でセールをやっていることを知りました。なんと 500 円の大特価です。さて、隣町まで買いに行きますか?
僕もそうだったのですが、問題 2 の方は隣町まで買いに行くと答える人が多いのではないでしょうか?
ただ、この場合、どちらの問題も差額は 3000 円です。
金額に大小があると捉え方が変わるというのは、普段はあまり考えない人が多いのではないかと思います。
こういった考え方は些細な問題かもしれませんが、こういう考え方を知ってるのと知らないのとでは、大きく差が出てくることもあるのかなと感じました。
機会費用という考え方が大事
機会費用とは、他のことができなかったために、損をした額のことだそうです。
人間は体が1つなので、同時に複数のことはできません。
例えば、遊んでいる時間があったとして、同時にバイトをすることはできません。
この時、遊ぶことを選択して、いくらか使ったお金があるとすると、その金額だけを気にすると思います。
ただ、この時、遊ぶことではなくバイトをすることを選択していれば、その時間でいくらか稼げていたということになるということです。
人は目先のことばかり見てしまうってことが多いような気がします。
目に見えるものだけではなく、他のことをしていたらどうなっていたか?というのを考えることは、非常に大事だなと思いました。
まとめ
カイジは映画化もされていたり、エンターテインメントとしても面白いと思います。
ただ、この本が示しているように、カイジという作品が表現している、「人のお金に対する考え方」の話に注目すると非常に勉強になると思いました。
ぜひ読んでみてください。
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