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東野圭吾さんの「危険なビーナス」を読んだ感想
東野圭吾さんの「危険なビーナス」を読んだ感想です。
ドラマは見ていないので内容は知りませんでしたが、伯朗(妻夫木聡)と楓(吉高由里子)だけは誰が演じたかを知っていたので、特に楓はイメージが強かったです。
ネタバレ無しの感想
ラストはどういう結末になるのかな?と思っていましたが、予想していなかった結末で、少々驚いた終わり方でした。
ドラマ化されたこともあって、エンタメ要素が強いかなと思ったのと、読みやすくて、ドラマにするには合っているなと感じました。
(原作とドラマがどの程度異なるのかは置いといて…)
その辺りは、楓の人間性から来るものかもしれません。
「危険なビーナス」というタイトルは、面白いですね。
惚れっぽい主人公伯朗が新たに好きになったのは、失踪した弟の妻だった、という何とも言えないストーリーですが、恋愛ミステリーという形で考えると、伯朗と楓がどうストーリーを進めていくのか、非常に興味深く読めました。
ぜひ読んでみてください。
ネタバレありの感想
楓の正体はなんなのか?とずっと思っていましたが、まさかの警察官でした。
明らかに弟の妻ではなく、もしかして犯人?というのも単純すぎますし、遺産争いにどこかで関わりがあるのかなと思っていました。
母の死の結末にはびっくりでした。
これも遺産争いに関連があるのかなと思っていましたが、ちょっと違いましたね。
遺産争いはどうなったんだ?というのが最終的に気になりましたね。
あとは、楓主人公で、読んでみたい気がしました。
ネタバレなしの方に書きましたが、ドラマには合っていると思うのですが、もう少しスパイスが欲しい感じでした。
楓のイメージと、警察官の潜入捜査という物語は面白いかなと思うのですが、個人の好き嫌いによりますかね。
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