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前川由希子さんの「女性の話を聴かない上司は仕事をだめにする」を読んだ感想
仕事の中で大変と感じてきたことの1つに後輩指導があります。
教える度に仕事を覚えて、独り立ちしていく後輩を見れることは嬉しい限りですが、僕は対女性というところではたくさん苦労してきたな、と多々感じます。
感想
この本で一番感じたのは「女性」だから、ということではなく、目の前の相手としっかり向き合って相手の立場に立っているか、ということでした。
伝えたかどうかより伝わったかどうか
僕はこれが多かったかなと感じました。
システムエンジニアという仕事は、論理的な部分が強いので、余計に伝わりづらいかもしれません。
コミュニケーションなので、相手に伝わっているか。
会話のキャッチボールはしているけど、相手がどこまで理解できているか、相手の立場に立つということを学びました。
自己重要感
特に心に残ったのは、下記の一文でした。
ちゃんと見てるよ、気にかけているよ、ということを言葉で表すのです。
「自己重要感」という言葉が書かれているのですが、やっぱり一個人として、自分を特別な存在だと認めて欲しいということです。
人は誰でも、心の奥底で思っていることかもしれません。
それは改めて自分ごとに捉えてみると、本当に大事だなと感じました。
どんな人にも持ち味があり、それを生かすのは自分。
もし、その人の良さが見えていないのなら、変わるべきは自分。
すごく心に残る内容でした。
人には個性があり、人それぞれ得意なこともあれば不得意なこともあると思います。
得意なことを活かして活躍できる場を作ることができれば、イキイキと仕事に取り組めるのかなと感じました。
同じ目標を達成するなら、誰と組むか?
同じ目標を達成するなら、誰と組むか、誰に声をかけるかという段階でまず顔を思い浮かべるのは、やはり「また会いたい人」ではないでしょうか。
ということも書かれていました。
仕事をしている時間って、純粋に長いですよね。
1日の中に占めるウエイトも大きいと思います。
そんな中で大事なのは、どんな人と一緒に仕事をしたいかということでした。
一緒に仕事をする以前に、人として「また会いたい」と思われているか、そういう関わり方をすることが大事だなと感じました。
支持される上司に贈る言葉
以下の5つの言葉が最後に書かれていました。
・正直に向き合ってください
・マメで反応の速い人でいてください
・人間らしい人間でいてください
・圧倒的な努力で役割を演じきってください
・それでも与え続けてください
最後の「それでも与え続けてください」という言葉が胸に刺さります。
自分自身の経験としても、「あの時、こういう言葉を掛けてあげられれば」とか「こういう関わり方ができていたら」とかたくさん思うことがあります。
「与える」という言葉はとても深いものですね。
まとめ
本を読んで改めて感じることは、女性は強いなと。
ただ、女性の周りにいる僕たち男性がどういう風に女性と力を合わせて成果を作っていくのか、男女でもたくさんの個性があるからこそ、より良い関係作りのために、日々成長していきたいなと思いました。
ぜひ読んでみてください。
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