Anker Soundcore Motion X600 音質比較  カーペンターズ 「雨の日と月曜日は」

スピーカー音質比較 Anker Soundcore Motion X600

00:00 動画冒頭
00:08 Anker Soundcore Motion X600 空間オーディオ OFF / BassUp OFF
02:00 Anker Soundcore Motion X600 空間オーディオ OFF / BassUp ON
03:50 Anker Soundcore Motion X600 空間オーディオ ON /  BassUp OFF
05:40 Anker Soundcore Motion X600 空間オーディオ ON /  BassUp ON
07:35 JBL FLIP6
09:32 JBL CHARGE5
11:31 BOSE SoundLink FLEX
13:28 BOSE SoundLink Mini II
15:26 Anker SoundCore 2
17:25 Anker SoundCore 3

※ 再生時間の頭出しは、Youtubeのページで可能です。


◆◆ 課題曲

Carpenters 「Rainy Days and Mondays」 (カーペンターズ「雨の日と月曜日は」)


◆◆ 評価

Anker Soundcore Motion X600 空間オーディオ OFF / BassUp OFF
音に厚みはあるが、全体的に高音域寄りで、音が偏る。
ボーカルがこもり気味で、クリアな音という印象では無い。
古い曲だし、他のスピーカーの鳴り方いかんにもよるが、若干、ストレスが貯まる聞こえ方。
冒頭、bluetoothの反応遅れで、わずかに音が欠けているのは、御容赦を。
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Anker Soundcore Motion X600 空間オーディオ OFF / BassUp ON
ドラムも若干強くなるが、特にベースの低音が目立つように。
"BassUp ON"のほうが、低音の下支えがあるせいか、
あるいは、ボーカル自体にも厚みが増すせいか、ボーカルは、はっきりする。
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Anker Soundcore Motion X600 空間オーディオ ON /  BassUp OFF
とにかく、"残響音"の効果が際立ち、
チープな"エコー"ではなく、しっかりコンサートホールの"残響音"のように聞こえる。
実際に、ライブで聞いたら、こんな風に聞こえそうなのは確か。
ただ、音の質感が犠牲になるので、あえて、ライブ会場のように聞きたいわけでは無いなら、
"空間オーディオ"は、必要に応じてONにする、という使い方が良さそう。
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Anker Soundcore Motion X600 空間オーディオ ON /  BassUp ON
"残響音"はそのままに、低音が出て、全体的な音の厚みが増す。
ただ、実際のライブで、ベース音が、ここまで強く聞こえるかというと、微妙で、
音質としては、若干、アップしつつも、リアルな臨場感には、つながっていない。
ロックなどは、"BassUP"を使ったほうが、迫力が出るはず。
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JBL FLIP6
全体的な音の厚みや、低音の迫力は、「Anker Soundcore Motion X600」に一歩譲るが
ボーカルの密度が濃く、いわば、しっとりと聞かせる。
音域を欲張らない分、ボーカルを中心に、バランス良く鳴るので、
もしかすると、この曲に関して言えば、こちらのほうが上なのでは…。
スピーカーは、"筐体のサイズ"や"出力の大きさ"、"価格"では無い、ということを、感じさせるスピーカー。
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JBL CHARGE5
ボーカルを鮮明に出す「JBL FLIP6」と比べ、
こちらは、中音域~やや高音域寄りで、ボーカルを広く出し、
全体的に、音に厚みをもたせつつ、鳴らす。
ボーカルの質感は、「JBL FLIP6」のほうが、くっきり出すが、
全体的な音のバランスは、こちらが上で、甲乙つけがたい。
「Anker Soundcore Motion X600」と比べても、ボーカルが素直に鳴るぶん、
こちらのほうが、聞きやすい。
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BOSE SoundLink FLEX
ボーカルが、高音域寄りで、繊細に聞こえる。
カレン・カーペンターの声自体は、聞きやすいが、
全体的に、やや上品な音質で、音の厚みや、迫力、という点では、JBLのほうが上。
「Anker Soundcore Motion X600」ほど、高音は偏らないので、音は素直。
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BOSE SoundLink Mini II
「BOSE SoundLink FLEX」より、中音域の音に厚みは有るものの、
ボーカルが、やや奥から出て、明快さが、落ちる。
全体の音の質感は悪くないので、このスピーカーだけで聞く分には、
さほど、気にならなさそうだが、
他と比較してしまうと、もう少し、ボーカルはクリアに鳴るべき。
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Anker SoundCore 2
ボーカルに特化したスピーカーだけに、とにかく声が明確で、聞きやすい。
声の質感や、低音の迫力、音の厚みなど、個々の点では、高価なスピーカーのほうが上なのだが、
これだけボーカルが聞きやすいなら、このスピーカーで、充分なのではないか、と、
実際に、今日も、思ってしまったほど。
ピアノや、リズム系の音が、ボーカルより前で鳴ったりと、やや不安定な鳴り方はするが、
安価でも、曲によって、ホームランが出るのが、スピーカーの面白いところ。
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Anker SoundCore 3
ボーカルの明快さは、維持しつつ、
「Anker SoundCore 2」より、音に厚みが増し、正統進化した音質。
安価なスピーカーの特徴で、たまに特定の音域が強く出て、ボリューム調整が難しかったり、
上のアナライザでもわかるとおり、音が若干、大雑把に鳴るので、音の密度は落ちるのだが、
これだけ鳴るなら、日常使いには十分。
なお、「Anker SoundCore 3」は、ステレオペアリングが出来ないので、
2台で、ステレオ再生したいなら、旧型「SoundCore 2」を選ぶべし。
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 【 結論 】

「Anker Soundcore Motion X600」、
低音の迫力、全体の音のスケール感、それぞれの音の質感は、かなりアップしてるが、
音が、やや高音寄りで、偏った印象があったので、この選曲。

やはり、やや高音に偏りはあるが、全体的な音の質感が良く、音に厚みも有るので、
さほど気にならない可能性もあり。

「空間オーディオ」は、主に"残響音"で、コンサートホールっぽさを、演出しているので、
普段から、使う機能では無さそうだが

なかなかリアルに鳴るので、亡くなったミュージシャンの声を、
ライブで聞いてるかのような、疑似体験ができるのは、なかなか面白し。



価格差が、かなりあるので、比較するのは酷だが、
「Anker SoundCore 2」「Anker SoundCore 3」から、
音質を、グレードアップしたいなら、買う価値は、充分にあり。

本体上部に、電源ボタンや、操作ボタンが揃っているのも、便利。

ただ、付属は "USB-C & USB-C ケーブル"のみなので、
従来のUSBタイプの、充電プラグや電源タップしか、手元にない場合、

下記のような、変換プラグや、USB-Cで充電できる電源タップを、別途、準備する必要あり。

USB Type C (メス) to USB 3.0 (オス) 変換アダプタ  https://amzn.to/45Ymc3C
USB-C コンセント タップ  https://amzn.to/3J7XuEq



◆◆ 雑記

Youtubeのサムネイル、味気なかったので、
女の子の画像をいれたら、再生回数が増えるのか、実験。 
(ちなみに、ai画像です)

"空間オーディオ"が、どこまで、録音で再現できるか分かりませんが、
念の為、全部チェックしています。


「Anker Soundcore Motion X600」、どこも、売り切れで、
amazonでも、入荷予定日は、一か月先になっていますが、

たまに再入荷しているようなので、予約だけしておくと、良いかもしれません。
 
 
「Anker Soundcore Motion X600」は、
メーカーが推している"空間オーディオ"も悪くは無いですが、
シンプルに、低音の響きや迫力、個々の音の響きが良くなっているので、

BOSEや、JBLと良い勝負できそうな、なかなかの意欲作です。




メーカー公式コメント
Anker Soundcore Motion X600
・ 驚くほどの立体感、「空間オーディオ」技術:Anker独自の空間オーディオアルゴリズムと、5つのドライバーにより、空間全体を包み込むような立体音響を実現しました。
・ ハイレゾ音源再生にまで対応:LDACコーデックを搭載し、通常のSBCコーデックと比較し、最大約3倍の情報量を送信することが可能なため、ワイヤレス接続でも原音に近いクリアな音楽を再現。
・ こだわりを尽くした、洗練されたデザイン:高級感を演出する、3Dメタルメッシュを採用。シンプルで洗練された、デザインのため室内のインテリアとしても使用可能です。
・ 細やかな音質調整を可能にするProイコライザー機能:Soundcoreアプリのイコライザー機能が進化。音楽をさらに好みに合わせて聴くことができるよう、細かな周波数帯のカスタマイズが可能になりました。
・ パッケージ内容:Motion X600、USB-C & USB-C ケーブル、クイックスタートガイド、安全マニュアル、カスタマーサポート





◆◆ 注意書き

2023年1月より、特に注意書きの無いかぎり、生活ノイズ低減のため、
音声フィルタを、かましています。

2021年7月4日より、録音マイクが変わり、ノイズが入りづらくなりました。
2021年7月6日より、動画の音量が上がっています。 ※ ボリューム注意

動画は、良さげなヘッドフォンで、聞いてください。
スマホのスピーカーや、安いイヤホンだと、全部、同じ音に聞こえます。

「賃貸アパートで、流せる音量」に、こだわって、比較しています。
(実際は、大きな音を出せないだけ)

スピーカーによって、音の大きさが違って聞こえますが、
できるだけ音量が同等になるよう、測定しつつ、録音をしています。
聞こえ方の違いは、実際に聞こえる"音質"の違い、と、考えて良いかと思います。


speaker comparison / sound comparison / sound quality comparison / compare speaker

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