JVCケンウッド Victor SP-WM01BT 音質比較  カーペンターズ 「イエスタデイ・ワンス・モア」

スピーカー音質比較 JVCケンウッド Victor SP-WM01BT

00:00 動画冒頭
00:08 JVCケンウッド Victor SP-WM01BT
02:03 Bose SoundLink Micro
04:00 Bose SoundLink Color II
05:56 Tribit StormBox Micro 2
07:53 JBL GO 3
09:50 Marshall Willen


◆◆ 課題曲

Carpenters 「Yesterday Once More」 (カーペンターズ 「イエスタデイ・ワンス・モア」)


◆◆ 評価

JVCケンウッド Victor SP-WM01BT
ボーカルに特化した音質調整で、冒頭の歌詞はくっきり。 が、サビに近づくにつれ、声のこもりが強くなっていき、サビに入ると、さらに、ボーカルに、こもりを感じる。 低音も強調されないので、ドラムは聞こえる程度だが、ベースの低音は、響く。 このサイズであれば、思い切り、ボーカルに振り切ったチューニングなのは、定石ではあるものの、音がこもってしまうのは、マイナス要因。 他のスピーカーの音質如何。
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Bose SoundLink Micro
冒頭から、ボーカルの繊細な質感、伸びやかな高音が、抜群。 サビにはいると、若干、ボーカルは丸くなるが、しっかり前で聞こえるので、不満に感じることも無い。 さすがに、低音までは響かないが、ボーカルをこれだけ鮮明に聞けるのであれば、屋内・野外、両方で音楽をしっかり聴ける。 このサイズで、これだけ鳴ってしまうと、筐体の小ささを言い訳にできないだけに、他のメーカーには、酷な存在か。
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Bose SoundLink Color II
「Bose SoundLink Micro」より、サイズが大きくなったぶん、さらに音の質感が増し、スケール感を持って音が広がる。 目をつむって音を聞いてたら、よもや、この小さなスピーカーで鳴っているとは、とても思えないはず。 低音は、さほど出ないので、ベースやドラムの音は、目立たず、全体的に高音域寄りではあるが、本格的な音、といって差し支えない音質。 ただ、どうやら、「Bose SoundLink Flex」が後継機種のようで、このスピーカーは、生産終了の可能性大。
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Tribit StormBox Micro 2
BOSEを聴いたあとだと、やや、声にこもりを感じるものの、ボーカルは、中音域を中心に、音域広く出て、声の質感が良く、聞きやすい。 「JVCケンウッド Victor SP-WM01BT」と、似た音質ではあるが、こちらのほうが、中音域が厚いぶん、ボーカルが明確。 それでいて、価格は半分以下なのだから、「JVCケンウッド Victor SP-WM01BT」は、音質面でも苦戦しそう。 BOSEが、このサイズの新製品を出していないので、このスピーカーの独断場になる可能性も。
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JBL GO 3
JBLの音質でも比較したかったのだが、"正方形で、平たいJBL" が無いので、このスピーカーが参戦。 ボーカル特化で、全体的に高音域寄りだが、高音の抜けが良いので、ボーカルは聞きやすい。 手のひらサイズなだけに、サビに入ると、音域に余裕が無くなり、ボーカルにこもりも出るし、音量の大小でムラが出るし、と、アラも目立つが、このサイズで、これだけ鳴れば十分。 「JVCケンウッド Victor SP-WM01BT」 と比べ、サイズは、体積比で3分の1、価格も3分の1で、競合するスピーカーでも無さそうだが、鳴りっぷりは良い。
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Marshall Willen
現在、発売しているスピーカーに限定にすると、形状でも、価格帯でも、「JVCケンウッド Victor SP-WM01BT」のライバルになりそうなのが、このスピーカー。 マーシャルらしからぬ?高音寄りで、軽めの音ながら、この曲では、ボーカルを中心に鳴る。 ボーカルは、BOSEほど明快ではないが、質感のある響き。 さほど強調されない低音の中で、他のスピーカーと比べ、ドラムの音や、ベースの音が、比較的、生々しく響くのも、特徴の1つ。 このサイズでも、BOSEが強いだけに、何か1つ、際立った特徴があれば良いのだが。
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 【 結論 】

bluetoothスピーカーは、黒色が、多いだけに、
「JVCケンウッド Victor SP-WM01BT」の、木目調で、
"ビクターの犬" の刻印があるデザインは、雰囲気が良く、

正方形でも、立方体に近いので、安定して置けるのも〇
(正方形型のスピーカーは、平べったいものが多いので、自立で立たせると、やや不安定)

音質は、小さいサイズ特有の、ボーカル特化型だが、
同時発売の上位機種「Victor SP-WS02BT」と同様、ボーカルに"こもり"を感じる。



◆◆ 雑記


「♪ 海老、シャラララ~、海老を、捨てる社員~」が、どうしても、頭に浮かんできますが (^^;


Victorのスピーカーは、高音を、キレイに鳴らすイメージで、
「JVCケンウッド Victor SP-WM01BT」
「JVCケンウッド Victor SP-WS02BT」

どちらにも、その傾向は有るのものの、現状では、もうすこし様子見。

競合する価格や、サイズに、BOSEのスピーカーがあると、
音質で比較されるのは、避けられないだけに、

もっと、振り切った音のチューニングでも良かったのかも。






「JVCケンウッド Victor SP-WM01BT」 メーカー公式コメント


・ 【豊かな低音と広い音楽空間】ウーファーとツィーター、大型パッシブラジエーターを搭載。小型ながら上質なサウンドと豊かな音楽空間を実現しています。

・ 【こだわりの高音質設計】空間表現を高めるためユニットの取り付け角度を最適化して構成。音の開口率を向上させるハニカム構造のサランフレームに加え、ウーファーやパッシブラジエーターの振動を吸収して接地面との相互干渉を低減する円錐シリコンインシュレーターの採用など、内部設計の細部までこだわり、高音質再生を追求しました。

・ 【天然木のウッドデザイン】スピーカー外枠に天然木※ を採用。インテリアアイテムとして天然素材ならではの質感が楽しめます。天面には Victor ブランドを象徴する「犬のマーク」をプリントしました。※:天然木を使用しているため、1台1台外観は異なります。

・ 【ステレオペアリング機能に対応】拡張機能としてステレオペアリング機能に対応。同モデルを1台増設することにより、セパレートスピーカーのような広がりのあるステレオ再生が可能です。

・ 【最大12時間※の長時間再生】内蔵バッテリーで最大12時間※の長時間再生が可能。電池残量は天面のLED(白と青の 2 色 LED)で確認できます。 ※:使用条件により変わります。

・ 【片手で持ち運べるコンパクトサイズ】幅 11.4 cm × 高さ 10.6 cm × 奥行き 8.0 cm、質量約580gの軽量ボディで、リビングやベランダ、寝室など、お好きな場所で気軽に本格サウンドが楽しめます。

・ 【充電しながらの再生が可能】専用USB(Type-C)ケーブルで充電しながらの音楽再生も可能です。

・ 【付属品】専用USB(Type-C)ケーブル(1m)




 
◆◆ 注意書き

2023年1月より、特に注意書きの無いかぎり、生活ノイズ低減のため、
音声フィルタを、かましています。

2021年7月6日より、動画の音量が上がっています。 ※ ボリューム注意

動画は、良さげなヘッドフォンで、聞いてください。
スマホのスピーカーや、安いイヤホンだと、全部、同じ音に聞こえます。

「賃貸アパートで、流せる音量」に、こだわって、比較しています。
(実際は、大きな音を出せないだけ)

スピーカーによって、音の大きさが違って聞こえますが、
できるだけ音量が同等になるよう、測定しつつ、録音をしています。
聞こえ方の違いは、実際に聞こえる"音質"の違い、と、考えて良いかと思います。


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