JBL Authentics 300 音質比較  Carpenters 「Top of the World」

スピーカー音質比較 JBL Authentics 300

00:00 動画冒頭
00:08 JBL Authentics 300
01:46 JBL CHARGE5
03:25 Anker Soundcore Motion X600
05:04 Marshall Middleton
06:42 Sonos Era 300
08:20 SONY SRS-XG300
10:00 SONY SRS-RA5000

※ 「JBL Authentics 300」 は、bluetoothの反応が遅く、曲の冒頭が欠けるので、
※ 参考として、今回は、そのまま録音したものを、収録しました。

*** "JBL Authentics 300",
*** the bluetooth response is slow and the beginning of the song is missing,
*** so This time, I recorded it as is for reference..



◆◆ 課題曲

Carpenters 「Top of the World」 (カーペンターズ 「トップ・オブ・ザ・ワールド」)


◆◆ 評価

JBL Authentics 300
Bluetoothで接続。
世界に名だたる、カレン・カーペンターの声だけに、どのスピーカーでも、ボーカルがキレイに出る曲だが、このスピーカーは、特に、中音域を中心に、声が厚みを持って出し、サビの高音、一番出力が高い部分でも、質感のある滑らかな声の出方は、1ランクも2ランクも上。 ドラムなど、リズム系の低音が、ドコドコと目立って鳴るが、これで、イコライザー設定は、フラットなので、気になるなら、低音域を下げる必要があり、低音を鳴らさないなら、このスピーカーである必要が…というジレンマは、有りそう。  難点は、bluetoothの反応が、やや遅く(Airplayのほうが、少しマシだが、同様)。 この曲は、冒頭 0秒から音が出るので、どんな風に選曲をしても(この曲のみ再生したり、前の曲から続けて再生したり、しても)、曲の冒頭が欠ける。 10回やって10回、冒頭が欠けたので、今回は、そのまま録音。
https://amzn.to/46XQHHb


JBL CHARGE5
当然のことながら、頭出しをしても、曲の冒頭は切れることなく、しっかり頭から再生される。 厚みのある音の出方は、「JBL Authentics 300」を聞いた後でも、遜色のない音質で、価格差も、筐体の体積比も、「JBL Authentics 300」の、3分の1ということを考えると、抜群の完成度の高さが光る。 ただ、サビの部分でのボーカルは、「JBL Authentics 300」のほうが、声の厚みや、質感の高さがあり、特に、高音の部分は、このスピーカーは高音域寄りで出るので、「JBL Authentics 300」を聞いた後だと、若干、音が薄くなった印象も受ける。
https://amzn.to/3dvRJAq


Anker Soundcore Motion X600 空間オーディオ OFF / BassUp ON
「JBL CHARGE5」と比べると、冒頭のイントロから、音がこもった印象を受ける。 低音に厚みはあるものの、ボーカルが、「JBL CHARGE5」ほど明快ではなく、軽快さも落ち、このスピーカーも、サビの高音は、高音域寄り。 このスピーカーだけで聞く分には、不満は少なそうだが、いざ、比較してしまうと、「JBL CHARGE5」のほうが、音質が良い印象。
https://amzn.to/3X0XfRc


Marshall Middleton
音が重厚で、ボーカルより、低音の厚み、の印象が勝つ。 ボーカルの向こうで、他のスピーカーでは聞こえなかった、ギターの音色が聞こえたりもして、興味深い鳴りっぷりだが、ボーカル中心のこの曲で、ボーカルが少しこもってしまうので、この曲向きのスピーカーでは無さそう。 サビの高音は、このスピーカーも、高音域寄りで出る。
https://amzn.to/49y82Ij


Sonos Era 300
Bluetoothで接続。
中音域を中心に、低音域から高音域まで、「JBL Authentics 300」に匹敵する、音の厚み。それでいて、過剰に低音が出ないので、バランスよく、質感の高い音が出る。 ボーカルも、こまやかに滑らかに音が出て、「JBL Authentics 300」と遜色なし。 ただ、このスピーカーだけで聞く分には、まったく気にならないが、サビの高音が、高音域寄りで出る点でのみ、「JBL Authentics 300」と違いがあり、「JBL Authentics 300」のほうが、音質良くでてる印象。 Bluetoothで接続した際、しょっぱなの再生では、曲の冒頭が欠けてしまうことがあるが、2回目以降の再生では、しっかり曲の冒頭から再生されるので、問題なし。
https://amzn.to/3zCtMSN


SONY SRS-XG300  (MEGA BASS モード ON)
ボーカルが明快なことで有名な、カーペンターズの曲をもってしても、音が、こもる。 象徴的なのが、サビの高音で、このスピーカーのみ、イコライザで見ても、どの音域でも、強く音が出ていない、という不思議な現象に。 他のスピーカーと比較すると、褒めようがないので、このスピーカーは、比較対象から外したほうが良い気もするが、amazonで、不思議と、★4.3と高評価なので、本当にそれだけの音質か、確認用として。 上位機種の「SRS-XG300」でも、この、音のこもり具合なので、下位ラインナップの音質は、推して知るべし。
https://amzn.to/3OYhNF0


SONY SRS-RA5000
低音に厚みがあり、音域も広くでて、安定感あり。 ただ、全体的に音が、やや偏り気味で、人工的に作った音、という印象も受ける。 大げさに言えば、偏った音は、聴いてるうちに、耳に障ってきて(飛行機などで、気圧の変化があったときのような)、結果的に、音質が良さにつながっていない印象もあり。 曲によって、ハマれば、高級スピーカーの音が、部屋中に広がるスピーカーだが、じっくり聞き込む用途だと、不満が出る場合も。
https://amzn.to/3JWG39s



 【 結論 】

他のスピーカーは、サビの高い声を、高音域寄りで出すことが多い一方、
「JBL Authentics 300」 は、しっかり、中音域~高音域にかけて広く出し、
ボーカルに厚みをもたせつつ、滑らかで、心地よい音で鳴らす。

" 左右2基のツイーター" + "大口径のウーファー" の、
本格的なステレオ2ウェイ構成 は、ダテじゃない音質。

ただ、bluetooth や Airplay など、無線まわりの反応が、若干遅いのがネックで、
0:00から音が出る曲は、かなり高い確率で、冒頭が欠けるのが、いただけない。

スピーカーのファームウェアを、最新にしても、この状態なので、
はたして、ここが改善されるか。


◆◆ 雑記

今回、 「JBL Authentics 300」は、
何度やっても、再生方法をあれこれ変えても、冒頭が欠けるので、
参考として、そのまま、録音しました。

現状では、音質を含めて、「JBL CHARGE5」の安定感や、
「Sonos Era 300」の、独自性が、目立ちます。




「JBL AUTHENTICS 300」 メーカー公式コメント

・ 優れたサウンドと先進の機能

部屋いっぱいのサウンドを。25mmのツイーターが音楽の細部を引き出し、フルレンジの133mmウーファーとダウンファイヤリング方式165mmパッシブラジエーターが深い低音を実現します。これらの高品位なオーディオパーツによって、あらゆる種類の音楽を完成されたオーディオバランスで再生することが可能です。


・ 伝統にインスパイアされたデザイン

JBL Authentics 300は、由緒あるJBLの歴代のデザインからインスピレーションを得た象徴的なスタイルを採用し、あらゆる部屋でインテリアと共存するポータブルワイヤレススピーカーです。あらゆる空間をいとも簡単にJBLサウンドで満たすことができます。また、スピーカーの高品位アルミニウム製フレームから、アルミ製ハンドル、カスタムメイドのレザー調のエンクロージャー、Quadrexグリル、そして底部に隠れたパッシブラジエーターに至るまで、細部までこだわって作り込まれています。

・ 持ち運べる内蔵バッテリー

充電式バッテリーを内蔵し8時間の再生が可能、キャリングハンドルもあるので、どこでも手軽に本格サウンドを楽しめます。


■ Wi-Fi接続と「JBL ONE」アプリによる新次元のオーディオ体験
最新のWi-Fi 6に対応した、5GHz帯と2.4GHz帯のデュアルバンドWi-Fi と新たに独自開発した「JBL ONE」アプリにより、インターネットを介して世界中の音楽やインターネットラジオへアクセスし、簡単かつ高品位な再生が可能になりました。また、音楽だけでなく、ニュースや天気予報、ポッドキャストなどの音声情報に加え、内蔵マイクを使って音声アシスタントに話しかけることができるなど、ただの音楽再生機器にとどまらない新次元のオーディオ体験を提供します。

<「JBL ONE」アプリの特徴>
● 高音質と利便性の両立
Wi-Fi 6の最大ビットレートは9.6 GbpsとBluetoothと比較すると数千倍近いデータ量を一瞬にして伝送することが可能です。そのおかげで、ハイレゾ音源のような高精細且つ大容量の音源も余裕をもって同時に複数のデバイスへと伝送することが可能です。
また、各音楽サービスから製品に直接ストリーミングが可能なため、Bluetooth接続では実現できなかった快適性と高品位再生を提供します。例えば、スマホのポップアップ音やブラウジング中の広告などで音楽が中断されることがないため、音楽に集中して楽しむことができます。
また、スマホから再生する曲を選んだ際も、再生中は本機が直接インターネット上の音楽データへアクセスするため、スマホの電池を消費することもありません。さらに、モーメント機能では、お好きな音楽やポッドキャスト、ステーションなどを登録しておくことで、アプリを立ち上げることすらなくワンタッチですぐにお気に入りの音源を再生することができるなど、高品位再生と利便性を高い次元で両立しています。

■ 70年代の正統派モデルを彷彿させるオーセンティックなデザイン
本シリーズのデザインは、1970年代に世界各国で人気を博したスピーカー「JBL L100 Century」をモチーフにしています。「JBL L100 Century」のアイコンともなっている、幾何学的に配置されたキューブ状の「クアドレックス・グリルカバー」を前面に採用し、JBLの歴代の歩みを感じさせるオーセンティックな雰囲気を醸し出しています。
また、ボディの要所に使われている、洗練された印象を与える真鍮色のアルミニウムと、全体を覆うレザー調の異素材の組み合わせによって、トラディショナルな要素を現代的に昇華させたインテリア性の高いデザインに仕上げています。さらに、天面には、質感の高いアルミニウム製の音量調整用ノブのほか、バス・トレブル(低音域・高音域)調整ダイヤルも装備しているので、直感的に本体で音の調整をすることが可能です。

■ コンパクトボディに本格的なステレオ構成を採用したJBLプロサウンド
特徴的デザインのグリルカバーの背後には左右2基のツイーターと大口径のウーファーを搭載した本格的なステレオ2ウェイ構成を採用しています。さらに、本体底面から下向きに配備したダウンファイアリング方式の大型パッシブラジエーターを搭載することで、設置面の床から部屋全体へと広がるような重低音を実現します。
クリアーで芯のある力強いボーカルと豊かでキレのあるベースサウンドからなるJBLのプロサウンドをご家庭でお楽しみいただけます。

■ Bluetooth、3.5mm入力も装備し外部機器との接続が可能
Bluetooth接続にも対応しているため、即時的に音楽を楽しみたい場合やWi-Fi環境外での使用も可能です。また、レコードプレーヤーなどの外部機器とも接続できるよう3.5mm入力も装備しています。




◆◆ 注意書き

2023年1月より、特に注意書きの無いかぎり、生活ノイズ低減のため、
音声フィルタを、かましています。

2021年7月6日より、動画の音量が上がっています。 ※ ボリューム注意

動画は、良さげなヘッドフォンで、聞いてください。
スマホのスピーカーや、安いイヤホンだと、全部、同じ音に聞こえます。

「賃貸アパートで、流せる音量」に、こだわって、比較しています。
(実際は、大きな音を出せないだけ)

スピーカーによって、音の大きさが違って聞こえますが、
できるだけ音量が同等になるよう、測定しつつ、録音をしています。
聞こえ方の違いは、実際に聞こえる"音質"の違い、と、考えて良いかと思います。


speaker comparison / sound comparison / sound quality comparison / compare speaker

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?