EarFun UBOOM Slim 音質比較 Norah Jones 「Don't Know Why」

スピーカー音質比較 EarFun UBOOM Slim

00:00 動画冒頭
00:08 EarFun UBOOM L インドアモード
01:56 EarFun UBOOM L アウトドアモード
03:48 EarFun UBOOM Slim
05:42 JBL FLIP6
07:35 Anker SoundCore 2
09:30 Anker Soundcore 3
11:22 Tribit Xsound Go

※ 再生時間の頭出しは、Youtubeのページで可能です。


◆◆ 課題曲

Norah Jones 「Don't Know Why」  (ノラ・ジョーンズ 「Don't Know Why」)


◆◆ 評価

EarFun UBOOM L インドアモード
ひさびさに、このスピーカーで鳴らしたのだが、
冒頭のウッドベースの、深い低音の響きにビックリ。
ボーカルも密度が濃く、良い質感を出して鳴る。
ボーカルが、もう少しクリアに鳴れば、言うこと無しだが、
実売 8000円程度で、これだけ雰囲気良く鳴らすなら、文句を言うのは野暮。
"インドアモード"は、低音を増強した鳴らし方、とのこと。
https://amzn.to/3czSLOe

EarFun UBOOM L アウトドアモード
低音も出るし、ボーカルも伸びやかで、
"インドアモード"と、大きな違いは無いが、
聞き比べると、一層、音にメリハリが出て、
ボーカルが、より、クリアに、明確に、聞こえるようになった。
TWS機能があるので、2台で、ステレオ再生したら、
どういう音がするのか、興味が出るほどの音質の良さ。
このスピーカーは、過小評価されている印象。
https://amzn.to/3czSLOe

EarFun UBOOM Slim
廉価版?の、機能を絞った型を、後に聞くのは、意地悪だが、
音のどの部分が、省略されたのかを比べるべく、あえて、この順番で。
重低音では出なくなったが、低音の響きは、充分。
そのぶん、密度が濃いボーカルが、質感良く出る。
ノラ・ジョーンズのアルバムは、録音の音質にこだわっていることで有名なので、
この鳴りっぷりの良さは、原盤の高音質ゆえなのか、
このスピーカーの、鳴りっぷりの良さのおかげなのか、
他のスピーカーと比較した上で、改めての評価とはなるが、
実売 5000円とは思えない高音質なのは、間違いないところ。
スピーカーの筐体が、「JBL FLIP6」と、ほぼ同じ大きさで、
デザインも似ているので、そことのガチンコ勝負か。

JBL FLIP6
「EarFun UBOOM Slim」の音質も、かなり良いのだが、
こちらは、ボーカルの響きの良さに加え、低音まで厚く鳴らし、さすがの横綱相撲。
ただ、実売 14000円前後で、
「EarFun UBOOM Slim」が実売 5000円なので、Earfunを褒めるべきかも。
比較するのに、音量が大きいと、
マイクのリミッターを振り切ってしまい、ノイズが入るので、
あえて、ボリュームを落として、音量を揃えているのだが
JBLのスピーカーは、あと、ボリュームを1、2段上げると、
俄然、迫力や音の鮮度が増すので、大きな音が出せるなら、より高音質で聞ける。
https://amzn.to/3k9XIxC

Anker SoundCore 2
いざ、比較してしまうと、
全体的に、音がこもっていて、ボーカルの質感は落ちるが、
こもって、偏った音質が、古いレコードを聴いているかのような、
雰囲気のあるザラツキ感を出すのが、面白いところ。
音質が良いとは言えないが、原盤の録音品質の高さと、
このスピーカーならではの、ボーカルに特化した音質が、合っている印象。
https://amzn.to/2WMqsmj

Anker SoundCore 3
「SoundCore 2」より、低音が出て、音の質感が増した。
EarFunや、JBLと比べ、全体の音の質感は、やや落ちるが、
ボーカルの明快さや、バランスの良さで、真っ向勝負できる音質。
ただ、ボーカルを強調した音質なので、曲の冒頭で、ボリューム調整すると、
サビに入ったときに、予想以上に、大きな音が出てしまうのが、賃貸アパート泣かせ。
なお、2台でのステレオ再生は、この「SoundCore 3」では不可なので、
「SoundCore 2」を選ぶべし。
https://amzn.to/3h6lIRN
 
Tribit XSound Go
"この小さいスピーカーから、どうしたらこんな音が出てくるのか"
という代表格のスピーカー。
ボーカルが前に出て、明確に鳴り、それでいて、低音も出て、
とても、このスピーカーで鳴ってるとは思えず、二度見してしまうほど。
ボーカルの質感や、音の厚みは、高い価格帯のスピーカーが優位だが、
「Anker SoundCore」ほど、音がこもらないので、
ボーカル中心の曲を聴くことが多いなら、Ankerではなく、こちらを選ぶのも手。 
元気の良い音なので、曲のジャンルによって得手不得手はあるが、
これで、実売 4000円は、ミラクル。 しかも、2台あれば、ステレオ再生可能。
https://amzn.to/2J5TC6U




 【 結論 】

やはり、「EarFun UBOOM Slim」は、5000円とは思えない高音質。

低音は、「EarFun UBOOM L」のほうが、雰囲気良く出るが、
こちらも、実売 8000円程度。

Earfunの、bluetoothスピーカーは、過小評価されている印象あり。


 
 
◆◆ 雑記

「EarFun UBOOM Slim」は、実売 5000円と安かったので、
同じ価格帯のスピーカーと比較してみましたが、

比較すべきは、「BOSE SoundLink FLEX」「JBL CHARGE5」だったか、と
途中で反省してしまったほどの、音の良さ。

名機と評価の高い「JBL FLIP6」のほうが、低音に厚みがあるとはいえ、
実売 14000円くらいと考えると (値段のことばかり書いてて、恐縮ですが)

5000円で買える、「EarFun UBOOM Slim」 や、
さらに、深みのある低音で、8000円の「EarFun UBOOM L」は、
破格といって良さそう。

しかも、今、amazonを見たら、
「EarFun UBOOM L」は、1400円割引クーポンが出ていて、実売 6500円。
https://amzn.to/3czSLOe

どういう価格設定なんだ…。


※ なお、この曲、ボーカルの入りが、軽めのシャウトになることが多く、
音量のレベル差が大きいので、高音で、ノイズが入って聞こえることがあります。
(なので、比較用には、「Don't Know Why」ではなく「Sunrise」を使うことが多い)

これは、マイクとの相性で、スピーカーからは、
問題なく、音が再生されています m(_ _)m



 
◆◆ 注意書き

2021年7月4日より、録音マイクが変わり、ノイズが入りづらくなりました。
2021年7月6日より、動画の音量が上がっています。 ※ ボリューム注意

動画は、良さげなヘッドフォンで、聞いてください。
スマホのスピーカーや、安いイヤホンだと、全部、同じ音に聞こえます。

「賃貸アパートで、流せる音量」に、こだわって、比較しています。
(実際は、大きな音を出せないだけ)

スピーカーによって、音の大きさが違って聞こえますが、
できるだけ音量が同等になるよう、測定しつつ、録音をしています。
聞こえ方の違いは、実際に聞こえる"音質"の違い、と、考えて良いかと思います。


speaker comparison / sound comparison / sound quality comparison / compare speaker

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?