Amazon Echo Dot 第5世代 (2023) 音質比較  カーペンターズ 「愛は夢の中に」

スピーカー音質比較 Amazon Echo Dot 第5世代 (2023)

00:00 動画冒頭
00:08 Amazon Echo Dot 第4世代 (2020)
02:12 Amazon Echo Dot 第5世代 (2023)
04:15 Amazon Echo 第4世代
06:20 Google Nest Audio
08:23 Apple Homepod mini
10:28 Apple Homepod (2023)
12:25 Apple Homepod (2023) 「低音を減らす」設定 ON

※ 再生時間の頭出しは、Youtubeのページで可能です。


◆◆ 課題曲

カーペンターズ 「愛は夢の中に」 (Carpenters 「I Won't Last a Day Without You」)


◆◆ 評価

Amazon Echo Dot 第4世代 (2020)
 筐体の小ささの割に、中音域を中心に広めに、冒頭は、柔らかくボーカルが入る。 が、サビに近づくにつれ、音の偏りが目立ちはじめ、間奏のピアノ、そして、2番に入ってからのボーカルは、音の偏りと、ボーカルのこもりが目立つ。

Amazon Echo Dot 第5世代 (2023) : https://amzn.to/419fJkj
 「Echo Dot 第4世代」と同様、筐体の大きさ以上に、ボーカルが音域広くでる。 「Echo Dot 第4世代」と比べ、高音域が強化され、ボーカルの伸びが良くなり、声のみずみずしさが増した。 サビに入っても、音が偏ることは無いが、全体的に、ボーカルはやや奥から。 ドラムの音のほうが、前で聞こえる。


Amazon Echo 第4世代 : https://amzn.to/3jYYwsY
 Echo dotより、さらに広い音域で音が出て、ボーカルに、質感や、滑らかさが出た。 低音域も強調されるので、比べてしまうと、ややドラムが強い印象は受けるが、このスピーカーだけで聴いている分には、さほど気にならないはず。 高音域で、ピアノも響き、個々の楽器の音にメリハリが出たぶん、ボーカルが、もう一声、前で、鮮明に出れば。 もうすこし音量を上げて聞くと、俄然、良さがでる。


Google Nest Audio : https://store.google.com/JP/product/nest_audio?hl=ja
 とにかく、ボーカルをくっきり明確にだすスピーカーで、小音量でこれだけボーカルが聞けるのは、素晴らしい。 そのボーカルは、若干偏り、ドラムやピアノなど、楽器の音は、後ろからこもった音で出てしまうが、中途半端に強調するくらいなら、これくらいボーカルに振り切った音のチューニングのほうが、特に、賃貸アパートでは、重宝する。


Apple Homepod mini : https://www.apple.com/jp/homepod-mini/
 ボーカルは主役で聞こえるし、冒頭のピアノは比較的鮮明、ドラムも程良く響き、全体の音の厚みもあり…と、不満を感じるほどでは無いのだが、かといって、クリアな音質でも無く、全体的に、及第点の音質。 かの、カレン・カーペンターの声だけに、もうすこし、ボーカルがクリアに出ても、良さそう。


Apple Homepod (2023) :  https://www.apple.com/jp/homepod-2nd-generation/
 ボーカルの質感、伸びは、さすがに別格。 が、いかんせん、ドラムの低音が過剰に響いてしまう。 調べてみたら、iphoneで、「ホーム」アプリを起動し、"Homepod" の設定画面の一番下(歯車のマーク)を押すと、「低音を減らす」設定が有り。 ↓にて、改めて検証。

Apple Homepod (2023)  ※ 「低音を減らす」設定 ON
 ようやく過剰な低音がおさまり、鮮明なボーカルを、じっくり聞けるように。 ボーカルの質感、ドラムやピアノの音色、全体の音の厚みは、やはり価格相応、30000円~50000円クラスのスピーカーの音質で、10000円台とは別格。  



 【 結論 】

強い低音が無くなれば、さすがに、価格相応の音質の違いがあり、
このなかでは、「Apple Homepod (2023)」 優位。

そのほかは、一長一短あるが、
カーペンターズの曲なら、ボーカルをクリアに聞きたいだけに、
「Google Nest Audio」の、ボーカル特化に徹した音が、好印象。




◆◆ 雑記

上にも書きましたが、
Apple Homepod (2023) の強い低音が気になる方は、下記で設定可能です。

 1 iphoneで、「ホーム」アプリを起動
 2 "Homepod" の設定画面をスクロールし、一番下(歯車のマーク)を押す
 3 「低音を減らす」設定を、ON


どのbluetoothスピーカーも、スマホの専用アプリで、音質調整ができることが多いですが、
基本的に、ノータッチで、比較をしています。

ただ、さすがに、「Apple Homepod (2023)」の低音は、過剰なので、
今後は、"低音を減らす" モードで、比較する予定です。

それにしても、設定名が "低音を減らす" って、ずいぶん漠然としてる気が…(^^;

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「Apple Homepod mini」でも、同様に、"低音を減らす"設定が可能ですが、
こちらは、低音が気にならないので、設定はいじらずに、比較したいと思います。

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「Amazon Echo」も「Echo dot」も、bluetoothで接続すると、
「〇〇と接続しました」と、女性の声で、大音量アナウンスが。 
あまりの声の大きさに、夜だと、気兼ねしてしまうほど。

短いメロディにするなり、音量変えるようするなり、どうにか、ならないのだろうか…

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「Apple Homepod mini」「Apple Homepod (2023)」は、
Bluetoothで、直接接続ができず、
iphoneからだと、Airplay経由での接続になるので、
ボタンを押してから、反応するまでに、タイムラグあり。

なので、一曲目の頭出しは、冒頭が、欠けてしまうことが多いです。
(曲を、連続再生する分には、問題なし)



◆◆ 注意書き

2023年1月より、特に注意書きの無いかぎり、生活ノイズ低減のため、
音声フィルタを、かましています。

2021年7月4日より、録音マイクが変わり、ノイズが入りづらくなりました。
2021年7月6日より、動画の音量が上がっています。 ※ ボリューム注意

動画は、良さげなヘッドフォンで、聞いてください。
スマホのスピーカーや、安いイヤホンだと、全部、同じ音に聞こえます。

「賃貸アパートで、流せる音量」に、こだわって、比較しています。
(実際は、大きな音を出せないだけ)

スピーカーによって、音の大きさが違って聞こえますが、
できるだけ音量が同等になるよう、測定しつつ、録音をしています。
聞こえ方の違いは、実際に聞こえる"音質"の違い、と、考えて良いかと思います。


speaker comparison / sound comparison / sound quality comparison / compare speaker

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