Marshall Middleton 音質比較  Jack Johnson 「Better Together」

スピーカー音質比較 Marshall Middleton

00:00 動画冒頭
00:08 Marshall Willen
01:46 Marshall Emberton
03:24 Marshall Emberton2
05:02 Marshall Middleton
06:40 Anker Soundcore Motion X600 空間オーディオ OFF / BassUp ON
08:14 Anker Soundcore Motion X600 空間オーディオ ON / BassUp ON
09:45 Anker Soundcore Motion X600 空間オーディオ OFF / BassUp OFF
11:21 BOSE SoundLink FLEX
12:59 JBL CHARGE5
14:38 SONY SRS-XG300  (MEGA BASS モード ON)

※ 再生時間の頭出しは、Youtubeのページで可能です。


◆◆ 課題曲

Jack Johnson 「Better Together」 (ジャック・ジョンソン 「ベター トゥゲザー」)


◆◆ 評価

Marshall Willen
全体的に、高音域寄りで、やや音が偏った印象はあり、ギターも軽めではあるが、
ボーカルは、息遣いまで、細やかに響く。
思っている以上に、低音は良く出ているものの、
その影響で、筐体がかなり揺れるので、
しっかり固定しないと、振動音がしてしまう。
他のスピーカーと比較してしまうと、音の軽さは気になるが、
このスピーカーだけで聴くぶんには、シンプルな鳴り方が、良い方向で出ている印象。
マーシャルのスピーカーは、曲を一時停止した状態で、
電源ボタンを押す(OFF)と、一瞬、残りの音が出るのが、難。
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Marshall Emberton
「Marshall Willen」と比べ、ボーカルもギターも、質感が格段に増した。
低音にも、だいぶ厚みがあり、安定感のある高音質。
骨太な鳴り方が、シンプルなこの曲に合っていて、不満な点も、見当たらない。
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Marshall Emberton2
前機種「Marshall Emberton」が、安定した鳴りっぷりだったので、
音質が、どう変わってくるのだろうと思ったが、高音域で、音を整えてきた印象。
ギターの低音を安定させつつ、ボーカルが、落ち着いた。
低音も、充分に出ているものの、「Marshall Emberton」ほどではなく、
やや音が洗練された分、前「Marshall Emberton」のほうが、骨太な素朴さが出ている印象。
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Marshall Middleton
安定した低音を出しつつ、ボーカルも素朴な声を鳴らし、
「Marshall Emberton」系の、正統発展形。
音の出方に余裕があるので、ボリュームを1段上げると、声の質感がさらに増し、
1、2段下げても、低音とボーカルの響きが、安定している。
ただ、音量を上げるほど、ベースの低音が強く厚く、響き、
これは、ミュージシャンが想定している鳴り方では無さそう。
なお、このクラスでも、音楽を一時停止状態で、
電源ボタンを押す(電源をOFF)と、一瞬だけ音楽が流れる。
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Anker Soundcore Motion X600  空間オーディオ OFF / BassUp ON
ボーカルが明快で、聴きやすい。
比較の為、音量は揃えたが、もう1段ボリュームを上げると、より声の質感が上がる。
ただ、ベースの低音が、人工的に強調されてしまい、
シンプルな、この曲では、「BassUp」は、OFFにしたほうが良さそう。
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Anker Soundcore Motion X600  空間オーディオ ON / BassUp ON
"空間オーディオ"機能を使うと、ボーカルが強調されるるものの、
声の雑味が増し、質感が落ちるうえに、
強調され気味だった、ベースの低音が、より強くなり、バランスも悪くなった。
音が空間に響きわたる、という雰囲気でもなく、
何をもって"空間オーディオ"なのか分からず。 シンプルな構成な曲は、不得手か。
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Anker Soundcore Motion X600  空間オーディオ OFF / BassUp OFF
比較しやすいように、この曲では、両機能のOFFを、最後に。
やはり、シンプルな曲だけに、低音も強調しない、こちらのほうが良い雰囲気。
ただ、わずかながら、低音の厚みがなくなったぶん、
声の質感が落ち、全体的に音が軽くなってしまった。
このあたりのバランスが、難しいところ。
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BOSE SoundLink FLEX
声の質感がダントツで良く、声のかすれ具合まで、出ている印象。
低音も充分に鳴っており、バランス良い音質なのだが、
曲のあいだ、強弱を繰り返すベース音が、強く鳴ったときに、過剰に出てしまう印象も。
あまり小さなことを気にしなければ、音の質感は、ナンバー1。
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JBL CHARGE5
声の質感は、「BOSE SoundLink FLEX」ほどでは無いが、
低音の響き、ボーカルの通り、ピアノやギターの響き、と、総合的な音のバランス良し。
ベース音の強弱も、強いときは、やや気になるが、
ボーカルや、他の楽器を邪魔するほどでは無い。
ボーカルだけで比べると、「BOSE SoundLink FLEX」に軍配はあがるが、
気持ちよく聞く、ということであれば、こちら。 トップ争い。
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SONY SRS-XG300 (MEGA BASS モード ON)
ボーカルが、これだけ明快で、シンプルな曲でも、
こもった印象を与えるのは、さすがといえば、さすがだが、
耳が慣れてくると、ボーカルが丸く滑らかに、音が出るので、
音が尖らないことに重きを置く、この音質が好みであれば、
最も落ち着いて、ボーカルを聞ける可能性は有り。
ただ、低音も強調するスピーカーだけに、強弱を繰り返すベースの低音が強いときに、
しっかり響いてくるので、気にはなる。
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 【 結論 】

シンプルな曲ほど、むしろ難しい?
「JBL CHARGE5」は、どんなジャンルでも、ほぼハズレ無し。
ベースの低音が強いが、「BOSE SoundLink FLEX」も、音の質感が良い。

マーシャルは、
初代「Marshall Emberton」のほうが、この曲に合ってる印象。
「Marshall Middleton」は、かなり余裕のある鳴りっぷりで、安定感あり。



◆◆ 雑記

今日は試しに、4K画質で、動画を作成してみました。
(画面は、スペクトラムアナライザだけなので、いつもと大差無いですが)





「Marshall Middleton」  メーカー商品紹介
●最適化されたサウンド
ポータブルシリーズで最も迫力のある重厚なサウンドを持ち運びましょう。
マーシャルの独自の形式であるトゥルーステレオフォニックを採用、どこにいても深い没入感が体験できます。

●雨の日も晴れの日も
優れた耐久性を備えて、屋内でもフェスの泥地でもタフに使用できるスピーカー。
頑丈なIP67 規格の防塵防水仕様で、雨や汚れが内部に浸入することはありません。

●最大約20時間の音楽再生
Middletonは、1回の充電で最大20時間の音楽再生を楽しむことができます。
充電が必要な場合は、スピーカーを接続してわずか4.5時間でフル充電にすることができます。

●スタックモードでサウンドを増幅
Middletonを他のMiddletonスピーカーと接続して、スタックモードで音を増幅させ、マルチスピーカーで迫力のあるサウンドが楽しめます。
複数のスピーカーを積み重ねるか並べるかして、どの空間にもフィットする迫力あるサウンドが楽しめます。

●手間のかからないリスニング
ペアリングは簡単で手間がかからず、すぐに音楽に没頭することができます。
よりカスタマイズされた好みのサウンドを鳴らしたい場合は、スピーカーの上部で低音と高音を調整可能。 アプリをダウンロードしてワイヤレスでサウンドをコントロールすることもできます。

●持続可能 なアプローチ
マーシャルブランドのレガシーを継承しつつ、アイコニックなデザインを採用。
環境にも配慮し、より持続可能なアプローチに取り組んでいます。頑丈な構造は、完全なPVCフリーです。廃棄された電子機器や水筒、自動車のライトカバーなどから 構成されたリサイクルプラスチックを55%使用しています。



◆◆ 注意書き

2023年1月より、特に注意書きの無いかぎり、生活ノイズ低減のため、
音声フィルタを、かましています。

2021年7月4日より、録音マイクが変わり、ノイズが入りづらくなりました。
2021年7月6日より、動画の音量が上がっています。 ※ ボリューム注意

動画は、良さげなヘッドフォンで、聞いてください。
スマホのスピーカーや、安いイヤホンだと、全部、同じ音に聞こえます。

「賃貸アパートで、流せる音量」に、こだわって、比較しています。
(実際は、大きな音を出せないだけ)

スピーカーによって、音の大きさが違って聞こえますが、
できるだけ音量が同等になるよう、測定しつつ、録音をしています。
聞こえ方の違いは、実際に聞こえる"音質"の違い、と、考えて良いかと思います。


speaker comparison / sound comparison / sound quality comparison / compare speaker

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