JBL Authentics 300 音質比較  Eric Clapton 「Change The World」

スピーカー音質比較 JBL Authentics 300

00:00 動画冒頭
00:08 JBL Authentics 300
01:49 JBL Authentics 300 (volume up)
03:31 Anker Soundcore Motion X600
07:05 Marshall Middleton
08:50 Sonos Era 300
10:35 SONY SRS-XG300
12:23 SONY SRS-RA5000
14:04 SONY SRS-RA5000 (volume up)


◆◆ 課題曲

Eric Clapton 「Change The World」 (エリック・クラプトン「チェンジ・ザ・ワールド」)


◆◆ 評価

JBL Authentics 300
JBL Authentics 300 (ボリューム 一段上)
Bluetoothで接続。
低音が、厚みと奥行きで出て、まるで、低音の弾丸が飛んでくるよう。その低音の質は、コンサート会場や、ライブハウスの、業務スピーカーのようなレベル。 一方、中音~高音は、キレイに出て、全体的に、ボーカルを含めて、聞きやすい。 とにかく、この低音の評価如何のスピーカーで、聴く人や、聴く曲によって、心地よいと感じたり、過剰に感じたりする、可能性はあり。 本体上面のダイヤルを回すことで、低音・高音の調節が出来るが、残像のある"光"でのレベル表示が、やや分かりにくく、(スマホアプリ"JBL ONE"でも、低音・高音の調節可だが、そちらは、波グラフでの調整) むしろ、普通のダイヤル式のほうが、分かりやすかったのでは。 Bluetooth接続、AirPlayともに、0:00 から、曲が始まる場合、曲の冒頭が切れてしまうことが多い。
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JBL CHARGE5
「JBL Authentics 300」とは、筐体のサイズが、軽く5まわり違うので、比較対象では無さそうだが、音質の参考として。 低音の厚みも、ボーカルの抜けも「JBL Authentics 300」のほうが良いが、こちらは、全体的な音のバランスが良く、充分な音質。 よほど、重低音フェチでも無いかぎり、「JBL Authentics 300」への買い替え、というのは、現実的では無さそう。
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Anker Soundcore Motion X600 空間オーディオ OFF / BassUp ON
発売当初は、品切れ続出だったが、在庫は、落ち着いた感あり。 "Anker Soundcore"シリーズより、全体的に音質が上がり、Ankerの音質が好みなら、買い替えには良さそう。 比較してしまうと、ベースの低音が、渋く響くときもあるが、低音の迫力・重みは、「JBL CHARGE5」が上。 ボーカルも、若干こもるので、全体の音質としても、「JBL CHARGE5」に分があり。
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Marshall Middleton
ギターでは、他のスピーカーでは聞こえない弦の響きまで聞こえたり、ベースは、渋く雰囲気を出して鳴ったりと、独特の響き。 ただ、ボーカルが、ややこもり、音も偏り気味なので、バランスが悪く聞こえてしまう。 弦楽器中心の曲や、ハードロックなど、迫力のある曲向けのスピーカー、という印象。
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Sonos Era 300
Bluetoothで接続。
筐体の大きさが、「JBL Authentics 300」と、近いこともあり(それでも、「Sonos Era 300」 のほうが、ひとまわり小さい)、迫力のある低音。 ドラムの低音は、独立して鳴ってしまう印象はあるが、ベースが質感をもって厚く鳴る。 ややこもり気味の、エリック・クラプトンのボーカルも、フラットに出るが、やや奥から。 スケール感のある鳴り方が特徴的な一方、無難な音質なのが、長所でもあり、短所でもあり。 落ち着いた音、と取るか、特徴が無い音、と取るか。
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SONY SRS-XG300  (MEGA BASS モード ON)
安価なスピーカーと比べてさえ、ボーカルが埋もれ、低音部分で、ひっかかるような鳴り方さえする。 筐体のサイズが近いので、比較対象にしたのであって、悪い事例として使ったわけでは無いのだが、やはり、いつ聞いても、この音のこもりでは、褒めようが無い。 音質は、個々の好みだし、自分で購入したスピーカーを悪く言いたくない、という気持ちもわかるが、amazonの評価レビュー ★4.3を、鵜呑みにしてはいけないスピーカー。
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SONY SRS-RA5000
SONY SRS-RA5000 (ボリューム 一段上)
「JBL Authentics 300」と、同等のスピーカーの大きさ。 低音は迫力があるが、ドラムやベースの音が、低音がまとめて出て、ややこもり気味なので、音質が良い、というところまではいかない。 一方、筐体上部に、上向きに3つのスピーカーがある、という、変化球が功を奏したのか、ボーカルは、比較的、聴きやすい。 スピーカーの形、大きさが独特で、値段もそこそこするので、使う人を選ぶが、ソニーらしき、革新的なスピーカーなのは確か。
ボリュームを一段上げると、他のスピーカーより、ドラムが、ポコポコ鳴る印象もあるが、低音の厚みは増す。ボーカルも、より前面に出てきて、全体的に、落ち着きつつ、立体感が増し、音質が上がった印象を受ける。 やはり、このサイズのスピーカーは、ある程度の音量で、聴くことが前提。
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 【 結論 】

「JBL Authentics 300」 
とにかく、低音の音質は、2ランク上で、業務スピーカーレベル。

ただ、率直に言うと、家庭用としては、オーバースペックの感も。

ライブハウスなどで聞く、低音の質に近いので、
大きな音が出せる or 低音にこだわるのであれば、検討の余地はあり。



◆◆ 雑記

JBLらしからぬ、野暮ったい? オーセンティック? デザインで、
正直、買うか迷ったんですが、

デザインで毛嫌いされても、もしかしたら、すごい良い音質かも…
ということで、思い切って購入してみました。
はたして、この録音で、低音の凄みが、伝わるか。

JBLのスピーカーは、ボリュームを一段上げると、
低音もボーカルも、俄然、音質が上がるので、音割れ覚悟(あと、2階からの苦情覚悟)で、
「SONY SRS-RA5000」と共に、ボリュームを上げたものも、録音してみました。


なお、今回、「JBL AUTHENTICS 300」のほかに、
「JBL AUTHENTICS 200」「JBL AUTHENTICS 500」、というラインナップのようですが、

今のところ、日本では、「JBL AUTHENTICS 500」は、未発売のようです。




「JBL AUTHENTICS 300」 メーカー公式コメント

・ 優れたサウンドと先進の機能

部屋いっぱいのサウンドを。25mmのツイーターが音楽の細部を引き出し、フルレンジの133mmウーファーとダウンファイヤリング方式165mmパッシブラジエーターが深い低音を実現します。これらの高品位なオーディオパーツによって、あらゆる種類の音楽を完成されたオーディオバランスで再生することが可能です。


・ 伝統にインスパイアされたデザイン

JBL Authentics 300は、由緒あるJBLの歴代のデザインからインスピレーションを得た象徴的なスタイルを採用し、あらゆる部屋でインテリアと共存するポータブルワイヤレススピーカーです。あらゆる空間をいとも簡単にJBLサウンドで満たすことができます。また、スピーカーの高品位アルミニウム製フレームから、アルミ製ハンドル、カスタムメイドのレザー調のエンクロージャー、Quadrexグリル、そして底部に隠れたパッシブラジエーターに至るまで、細部までこだわって作り込まれています。

・ 持ち運べる内蔵バッテリー

充電式バッテリーを内蔵し8時間の再生が可能、キャリングハンドルもあるので、どこでも手軽に本格サウンドを楽しめます。


■ Wi-Fi接続と「JBL ONE」アプリによる新次元のオーディオ体験
最新のWi-Fi 6に対応した、5GHz帯と2.4GHz帯のデュアルバンドWi-Fi と新たに独自開発した「JBL ONE」アプリにより、インターネットを介して世界中の音楽やインターネットラジオへアクセスし、簡単かつ高品位な再生が可能になりました。また、音楽だけでなく、ニュースや天気予報、ポッドキャストなどの音声情報に加え、内蔵マイクを使って音声アシスタントに話しかけることができるなど、ただの音楽再生機器にとどまらない新次元のオーディオ体験を提供します。

<「JBL ONE」アプリの特徴>
● 高音質と利便性の両立
Wi-Fi 6の最大ビットレートは9.6 GbpsとBluetoothと比較すると数千倍近いデータ量を一瞬にして伝送することが可能です。そのおかげで、ハイレゾ音源のような高精細且つ大容量の音源も余裕をもって同時に複数のデバイスへと伝送することが可能です。
また、各音楽サービスから製品に直接ストリーミングが可能なため、Bluetooth接続では実現できなかった快適性と高品位再生を提供します。例えば、スマホのポップアップ音やブラウジング中の広告などで音楽が中断されることがないため、音楽に集中して楽しむことができます。
また、スマホから再生する曲を選んだ際も、再生中は本機が直接インターネット上の音楽データへアクセスするため、スマホの電池を消費することもありません。さらに、モーメント機能では、お好きな音楽やポッドキャスト、ステーションなどを登録しておくことで、アプリを立ち上げることすらなくワンタッチですぐにお気に入りの音源を再生することができるなど、高品位再生と利便性を高い次元で両立しています。

■ 70年代の正統派モデルを彷彿させるオーセンティックなデザイン
本シリーズのデザインは、1970年代に世界各国で人気を博したスピーカー「JBL L100 Century」をモチーフにしています。「JBL L100 Century」のアイコンともなっている、幾何学的に配置されたキューブ状の「クアドレックス・グリルカバー」を前面に採用し、JBLの歴代の歩みを感じさせるオーセンティックな雰囲気を醸し出しています。
また、ボディの要所に使われている、洗練された印象を与える真鍮色のアルミニウムと、全体を覆うレザー調の異素材の組み合わせによって、トラディショナルな要素を現代的に昇華させたインテリア性の高いデザインに仕上げています。さらに、天面には、質感の高いアルミニウム製の音量調整用ノブのほか、バス・トレブル(低音域・高音域)調整ダイヤルも装備しているので、直感的に本体で音の調整をすることが可能です。

■ コンパクトボディに本格的なステレオ構成を採用したJBLプロサウンド
特徴的デザインのグリルカバーの背後には左右2基のツイーターと大口径のウーファーを搭載した本格的なステレオ2ウェイ構成を採用しています。さらに、本体底面から下向きに配備したダウンファイアリング方式の大型パッシブラジエーターを搭載することで、設置面の床から部屋全体へと広がるような重低音を実現します。
クリアーで芯のある力強いボーカルと豊かでキレのあるベースサウンドからなるJBLのプロサウンドをご家庭でお楽しみいただけます。

■ Bluetooth、3.5mm入力も装備し外部機器との接続が可能
Bluetooth接続にも対応しているため、即時的に音楽を楽しみたい場合やWi-Fi環境外での使用も可能です。また、レコードプレーヤーなどの外部機器とも接続できるよう3.5mm入力も装備しています。




◆◆ 注意書き

2023年1月より、特に注意書きの無いかぎり、生活ノイズ低減のため、
音声フィルタを、かましています。

2021年7月6日より、動画の音量が上がっています。 ※ ボリューム注意

動画は、良さげなヘッドフォンで、聞いてください。
スマホのスピーカーや、安いイヤホンだと、全部、同じ音に聞こえます。

「賃貸アパートで、流せる音量」に、こだわって、比較しています。
(実際は、大きな音を出せないだけ)

スピーカーによって、音の大きさが違って聞こえますが、
できるだけ音量が同等になるよう、測定しつつ、録音をしています。
聞こえ方の違いは、実際に聞こえる"音質"の違い、と、考えて良いかと思います。


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