FunLogy Portable Mini 音質比較  Carpenters 「Top of the World」

スピーカー音質比較 FunLogy Portable Mini

00:00 動画冒頭
00:08 SONY SRS-XB10
01:47 SONY SRS-XB12
03:27 SONY SRS-XB13
05:06 SONY SRS-XB100
06:46 Anker Soundcore Mini 2
08:26 Anker Soundcore Mini 3
10:06 FunLogy Portable Mini

※ 再生時間の頭出しは、Youtubeのページで可能です。


◆◆ 課題曲

Carpenters 「Top of the World」 (カーペンターズ 「トップ・オブ・ザ・ワールド」)


◆◆ 評価

SONY SRS-XB10
この小さなスピーカーから出てるとは思えない、
低音の安定感と、ボーカルの厚みで、バランスの取れた音。
若干、声がこもるのと、
サビに入ると、ボーカルがエコーがかってしまうが、
それ以外は、不満無く聞ける。
最大の難点は、良く言えば、こだわりの、
悪く言えば、無茶な、"重低音の鳴りっぷり"で、
スピーカー自体が、バイブ?のように、大きくブルブル震えること。
なので、机の上に設置すると、常に、振動音がしてしまうので、
ぶら下げて使うか、置いて使うなら布を敷いたほうが良さげ。
その、耐振性を無視するほどの鳴りっぷりが、今でも、人気の理由の1つのはず。
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SONY SRS-XB12
「SRS-XB10」ほど、低音は出なくなったが、
高音域の鳴り方がクリアになり、ボーカルの伸びが、断然良くなった。
低音が出ないので、ボリュームを上げると、
サビで、予想以上にボーカルが大きく響き、ボリューム調整の難しさはあるが、
これだけ、声が明確に聞けるなら、満足感あり。
ロックなど、低音重視なら、「SRS-XB10」
ボーカル中心の曲なら、「SRS-XB12」と、使い分けも有り。
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SONY SRS-XB13
音に厚みは出たが、
「SRS-XB10」ほど、低音が出ず、「SRS-XB12」ほど、高音域が伸びず
結果的に、ボーカルが、こもった音になってしまった。
好意的に見れば、落ち着いた音質なので、長く聞き続けることはできるが、
この"全体的に、こもった音"は、
ここ数年の、SONYのbluetoothスピーカーの音質の傾向と同じで、
SONYのbluetoothスピーカーが低迷している、最大の原因。
「SRS-XB10」「SRS-XB12」を持っているなら、買い替える必要は無し。
買い足す理由も、乏しい。
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SONY SRS-XB100
前3機種の音を基準にすると、「SRS-XB13」の正統進化系。
これだけ小さなスピーカーで、かなり落ち着いた音を出し、
この、聴き疲れしない音質こそ高音質、と考える人もいるはず。
全体的に音に厚みもあり、このスピーカーだけで聞く分には、不満は出にくいはず。
ただ、比較してしまうと、奇しくも、ソニー自身が、
「SRS-XB12」で、クリアなボーカルの出し方をしているがために、
もう一声、ボーカルが鮮明になれば…という気もしてしまう。
操作ボタンの、物理的な突起が小さくなり、押しづらくなったのは、いただけない。
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Anker Soundcore Mini 2
ボーカルは、とにかく明確。
ただ、ドラムの音が軽いうえに、埋没し、
ギターや、ピアノなど、楽器の音も、ごちゃつき、
ボーカル重視と、割り切って聞くなら、悪くないが、音質が良いとは言えない。
bluetoothの反応が悪く、連続で再生する分には問題ないが、
選曲して、再生しようとすると、曲の冒頭が出ないことが、多い。
amazonでは、販売終了のようで、
旧「Anker Soundcore mini」と、「Soundcore Mini 3」のみ取り扱い中。
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Anker Soundcore Mini 3
「Soundcore Mini 2」と比べ、低音の厚みが増し、
ボーカルやドラムの、響きの良さが上がった。
声の質感も出て、「Anker Soundcore Mini 2」から、音質アップした印象。
実売3000円程度で、この音質なら、満足度は高いはず。
この小さな円柱タイプのスピーカーは、声に特化していて、聞きやすいので、
音楽を、ボーカル中心で、聞くことが多いなら、
下手に、横長タイプのbluetoothスピーカーを買うくらいなら、
試しに、こちらを、買ってみる価値あり。
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FunLogy Portable Mini
SONYや、Ankerと、まったく違った音の鳴らし方をするのが、面白いところで、
しっかり、中音域でボーカルを出す、直球勝負の音。
そのぶん、音の偏りや、音のこもりが出てしまい、
一方、途中にアクセントで入るピアノの音が、高音でおかしな鳴り方をする、
サビで、エコーがかって聞こえてしまう、等、バランスの悪さも出てしまった。
ただ、中音域に厚みのある音質は、曲によって、ボーカルを、
質感良く鳴らすポテンシャルも有りそうなので、一曲だけで判断するのは、早計。
充電ケーブルが、70cm程度と長いのも、良心的。
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 【 結論 】

「FunLogy Portable Mini」は、ボーカル中心の曲などで、真価を発揮するかも。
もうすこし様子見。



◆◆ 雑記

「SONY SRS-XB100」は、5月に発売されたばかりですが、

2017年発売の 「SONY SRS-XB10」 https://amzn.to/3CW5m8x
2019年発売の 「SONY SRS-XB12」 https://amzn.to/3pAAkQo
どちらも、amazonにて新品を、発売中。

ただ、どちらも、プレミア価格で、若干、高値になっているので、ご注意を。

何故、いまだに、古い2スピーカーが人気があるのか、
音を比較してみると、理由は明白かもしれません。

「SONY SRS-XB13」に比べ、
「SONY SRS-XB100」は、だいぶ音のバランスが取れてきましたが、
ウカウカしてると、このサイズでも、他メーカーに、遅れを取ってしまう可能性も。



「FunLogy Portable Mini」 メーカー公式コメント
・サイズを超えたサウンド。 防水・防塵 16時間再生 TWS 再生出力6W

・小さいのにパワフル
 直径70mmのコンパクトなボディに、6Wドライバーを搭載。開口部を広くすることで、広がりのある音声にしました。

・ダイナミックな低音
 パッシブラジエーター搭載、次世代オーディオプロセッサー内蔵により豊かな低音と調整された繊細な音質を実現。

・2台でステレオ再生
 2台のFunLogy Portable Miniを連動させれば、臨場感もさらにアップ。

・Bluetooth5.3搭載
 複数デバイスのBluetoothを記憶し、簡単に切り替えられます。

・防水・防塵のタフなボディ
 一時的な浸水や、塵・砂にも耐えられるIP67規格。お風呂場での使用はもちろん、急な雨にも対応できます。

・たったの250g
 片手サイズのシンプルなボディ。ストラップが付いているので、気軽に持ち運べます。

・急速充電
 たった15分の充電で1時間再生できます。フル充電なら16時間再生可能。(出力20%時)

・有線接続にも対応
 付属の3.5mmAUXケーブルでも接続できます。



◆◆ 注意書き

2023年1月より、特に注意書きの無いかぎり、生活ノイズ低減のため、
音声フィルタを、かましています。

2021年7月4日より、録音マイクが変わり、ノイズが入りづらくなりました。
2021年7月6日より、動画の音量が上がっています。 ※ ボリューム注意

動画は、良さげなヘッドフォンで、聞いてください。
スマホのスピーカーや、安いイヤホンだと、全部、同じ音に聞こえます。

「賃貸アパートで、流せる音量」に、こだわって、比較しています。
(実際は、大きな音を出せないだけ)

スピーカーによって、音の大きさが違って聞こえますが、
できるだけ音量が同等になるよう、測定しつつ、録音をしています。
聞こえ方の違いは、実際に聞こえる"音質"の違い、と、考えて良いかと思います。


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