Sonos Era 300 音質比較  Eric Clapton 「Change The World」

スピーカー音質比較 Sonos Era 100

00:00 動画冒頭
00:08 Sonos Era 300
01:51 Sonos Era 100
03:37 Bose Smart Speaker 500
05:22 SONY SRS-RA5000
07:07 SONY SRS-XG300

※ 再生時間の頭出しは、Youtubeのページで可能です。


◆◆ 課題曲

Eric Clapton 「Change The World」 (エリック・クラプトン「チェンジ・ザ・ワールド」)


◆◆ 評価

Sonos Era 300
 bluetoothで、接続。
独特な形状の筐体のおかげか、低音は、厚みに加えて"奥行き"まで表現。 ドラムとベースは、それぞれ違った場所から、音を鳴らしてるように聞こえる。エリック・クラプトンのくぐもったボーカルも、難なく、前から聞こえ、他のスピーカーが苦戦しているのが嘘のよう。キワモノ(失礼?)かと思いきや、立体的に、それぞれの音が、本格的な音質で鳴るので、聞いていて面白く、いろんな曲を流してみたくなるスピーカー。 最大の難点は、SONOSならではの初期設定の面倒くささ (下の雑記で、後述)
https://www.sonos.com/ja-jp/shop/era-300

Sonos Era 100
 bluetoothで、接続。
 低音、特に、ドラムが音圧で出て、迫力あり。 ボーカルは丸くでるが、前面から聞こえるので、聞きやすい。 全体的に音が厚く、後発だけあって各社のスピーカーを研究したのか、欠点の少ない、安定感のある音。 難点は、SONOS特有の、初期設定の面倒くささ (下の雑記にて、後述)。
https://www.sonos.com/ja-jp/shop/era-100

Bose Smart Speaker 500
 落ち着いた音質で、低音は、ドラムより、しぶいベースの音が響く。ボーカルは、やや奥からだが、素直に出るので、聞きにくいことは無い。 製品名が「Bose Home Speaker 500」から、「Bose Smart Speaker 500」に、名称変更しているが、中身は同じ。
https://amzn.to/3JWG39s

SONY SRS-RA5000
 発売当初は、巨木のような筐体にビックリしたが、今となっては、音質的に、強調された低音、偏ったボーカルと、人工的な音質が目立つ。 スピーカーが大きい分、ボーカルは余裕を持って出すが、やや奥から、くぐもる印象。「Sonos Era 300」が出た今、音質面で、分が悪い。
SONY SRS-RA5000


SONY SRS-XG300
 ドラムも、ベースも、良く響くが、低音の厚みの下支えがありつつも、偏って鳴る高音にひっぱられ、全体的に、バランスが崩れてしまう。特にボーカルが、偏り、こもってしまうのが、目立つ。
https://amzn.to/42LUbeh




 【 結論 】

「Sonos Era 300」は、音質も、立体感も、
これまでのbluetoothスピーカーとは、ひとあじ違った音質。

1台70000円前後するスピーカーなので、ブックシェルフ型などでも、他に選択肢は出てきてしまうが、
家の中に、この大きな筐体を置く場所があって、
最新テクノロジーで再生される音質を体感したいなら、候補に入れたい1台。 


◆◆ 雑記

ノイズカットフィルタを変更しました。
(今までノイズカットフィルタの場合、音質全体が悪くなってしまう為)

なお、amazonで予約していた方は、御存知だと思いますが、
「Sonos Era 100」「Sonos Era 300」ともに、
発売日前日に、『販売することができなくなり発送することができない』
とのことで、強制キャンセル…。 (現在も、amazonでは、取扱い無し)

amazonが悪いのか、Sonosが悪いのか…。
ただ、ヨドバシカメラや、ビックカメラなら、普通に売っているので、
興味のある方は、そちらでどうぞ。


[ SONOS 初期設定の面倒くささ ]

とにかく、SONOSスピーカーの 最大の難関は、
初期設定で、WiFiの設定が完了しないと、Bluetooth接続さえも、できないこと。
(本体背後のbluetoothボタンを押しても、ランプは点滅すれど、音は、ウンともスンとも言わない)

つまづくとしたら
1 iphoneの"SONOS"アプリ設定画面で、
  "位置情報、Bluetooth、ローカルネットワーク、マイク" すべてONにする。
 → あいかわらず、iphoneの「SONOS」アプリ設定で、"位置情報を公開" しないと、初期設定さえできない

2 「SONOS」アプリ起動後の、初期設定時
 × 「既存のシステムに追加する」 → いつまでたっても先に進まず、最初から永久ループ
 〇 「別のシステムを作成する」

WiFi設定がすべて終わって、ようやく、Bluetoothの接続ができる。
WiFiの設定が終わるまで、スピーカーから、音がまったくでない為、故障?と思ってしまう。


それでも、うまくつながらない方は、iphoneで、wifiの選択をする際、まず、
 × 一覧にある「SONOS」 → 何をやっても、設定ができない
 〇 新しいデバイスの設定欄にある 「Sonos Era 100 Black」

を選択して、最初に、スピーカー自体に、WiFiに接続処理させると、うまくいくかもしれません。
(わたしは、これでつながりましたが、
今まで"SONOSアプリ"を使ったことが無ければ、WiFiのパスワード入力が、必要になるはず)

手前味噌ながら、わたくし、これまで、40台以上のbluetoothスピーカーの設定をしておりますが、
SONOSのスピーカーの初期設定は、わかりにくいうえに、何度もやり直しさせられ、
控えめにいって、かなりイライラするので、そのつもりで…。

つながらない場合は、こちらも参考に、設定をしてみてください。
https://www.sonos.com/ja-jp/guides/setup#to-overview

また、"Trueplay自動チューニング"を、ONにしていると、
勝手に、定期的に、室内の音を検知(録音?)され、
自動チューニングをするそうなので、お気をつけを。
(このあたりは、他社のスピーカーも、同様のようですが)

スピーカーから、音を出す、というだけの為に、余計な手間や個人情報が必要になる、等、
もろもろが、音質以前の問題なので、必ずしも、オススメできるスピーカーではありません。

ちなみに、「SONOS Era 300」は、スピーカーの電源ONにしたら、すぐにiphoneに認識されました。
(ただし、直前に Era 100 の設定をしていたおかげの可能性大)





◆◆ 注意書き

2023年1月より、特に注意書きの無いかぎり、生活ノイズ低減のため、
音声フィルタを、かましています。

2021年7月4日より、録音マイクが変わり、ノイズが入りづらくなりました。
2021年7月6日より、動画の音量が上がっています。 ※ ボリューム注意

動画は、良さげなヘッドフォンで、聞いてください。
スマホのスピーカーや、安いイヤホンだと、全部、同じ音に聞こえます。

「賃貸アパートで、流せる音量」に、こだわって、比較しています。
(実際は、大きな音を出せないだけ)

スピーカーによって、音の大きさが違って聞こえますが、
できるだけ音量が同等になるよう、測定しつつ、録音をしています。
聞こえ方の違いは、実際に聞こえる"音質"の違い、と、考えて良いかと思います。


speaker comparison / sound comparison / sound quality comparison / compare speaker

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