FunLogy Portable Mini 音質比較  The Doobie Brothers 「Takin' It to the Streets」

スピーカー音質比較 FunLogy Portable Mini

00:00 動画冒頭
00:08 SONY SRS-XB10
02:46 SONY SRS-XB12
05:25 SONY SRS-XB13
08:04 SONY SRS-XB100
10:42 Anker Soundcore Mini 2
13:21 Anker Soundcore Mini 3
16:00 FunLogy Portable Mini

※ 再生時間の頭出しは、Youtubeのページで可能です。


◆◆ 課題曲

The Doobie Brothers 「Takin' It to the Streets」 (ドゥービー・ブラザーズ 「Takin' It to the Streets」)


◆◆ 評価

SONY SRS-XB10
マイケル・マクドナルドの声が、くぐもるので、
コーラスのほうが、はっきりしてる分、前で聞こえる印象はあるが、
低音をしっかり出すぶん、ボーカルは、埋もれる、ということは無い。
全体の音の中で、ギターの響きが良い雰囲気。
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SONY SRS-XB12
全体的に高音域寄りになり、音が軽くなった。
が、高音域寄りになったわりに、マイケル・マクドナルドは前に出てこず、
ドラムの音が、高音域で、鋭く出るようになったぶん、
より、ボーカルが、後ろに回った印象。
音圧が高いわりに、ボーカルがはっきりしないなら、
全体の音を厚く出す「SRS-XB10」のほうが、バランスが良い印象。
ただ、「SRS-XB13」「SRS-XB100」や、他メーカーのスピーカーを聞いた後だと、
ボーカルがはっきりしているので、相対的な実力は、上。
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SONY SRS-XB13
「SRS-XB10」ほど、低音が出ず、「SRS-XB12」ほど、高音が伸びず、
と、中途半端な印象は変わらずだが、
全体の落ち着いた音は、これはこれで長所。
ただ、そのぶん、ボーカルも、奥に引っ込んでしまい、
ドラムの向こうから、声が聞こえる。
好意的に見れば、音が穏やかなので、ボリュームを上げても、耳に刺さらないが、
これだけ、ボーカルが奥からだと、聴いててストレスが貯まるはず。
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SONY SRS-XB100
「SRS-XB13」のベースにした音だが、全体的に、すこし高音域寄りになった。
低音は、メリハリが聞いて、ドラムの音が鮮明に。
スペクトラムアナライザを見ても、中音域が伸びず、
マイケル・マクドナルドの音は、奥から出てくるが、
これは、ボーカルのくぐもる声質や、単筐体スピーカーの特性の問題で、
このスピーカーだけの問題では、無さそう。
むしろ、単筐体向きではない、この曲を、うまく鳴らすスピーカーを褒めるべき。
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Anker Soundcore Mini 2
全体的に、高音域寄りで、音も偏り、
ドラムは軽め、ピアノの音の質感も、ソニーには劣るのだが、
ボーカルだけに関していえば、しっかり前で、コーラスと同等の強さで聞こえる。
このあたりが、スピーカーの難しくも、面白いところ。
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Anker Soundcore Mini 3
「Soundcore Mini 2」と比べ、低音の厚みが増した。
全体的に、やや音が偏り、ボーカルも少し奥に引っ込んだ感はあり、
ソニーのほうが、ピアノやドラムの音の響きは、良いのだが、
ソニーと比べ、中音域を厚く出すので、
ボーカルや、間奏のサックスが、強く出て、聴きやすい。
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FunLogy Portable Mini
小さいサイズのスピーカーなのに、本格的な音の志向で、
低音に厚みがあり、ドラムや、ベースの響きが、重厚。
そのぶん、ボーカルは、ドラムの奥からだが、
声が、しっかり中音域で太く出るので、聴きにくい、ということは無いはず。
ソニーやAnkerとは違った、独特な音の雰囲気で、
低音の質感を出しつつ、ボーカルも通るように、うまくチューニングした印象。 
低音の鳴り方に、クセがあるので、曲によって、相性が出そうだが、
この曲に関しては、今回比較したスピーカーの中で、音質は、上位。
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 【 結論 】

この曲に関しては、「FunLogy Portable Mini」の音の質感が優秀。

ただ、曲によって、厚みのある低音の中で、
特定のドラムの音が、ポコポコ鳴る、など、相性が出やすい印象もあり。
もうすこし、様子見。


◆◆ 雑記

くぐもる声質の、マイケル・マクドナルドのボーカルを、
各スピーカー、どの程度、明確に鳴らせるか。

このタイプのスピーカーは、ボーカルに特化してることが多いので、
横長のbluetoothスピーカーに比べ、聴きやすい印象は有り。
 
 
「FunLogy Portable Mini」は、
操作ボタンの出っ張りの高さは、Ankerと同等なものの、
ボタンの周辺が凹んでるで、押しやすさは上。

ただ、ソニーや、Ankerと同様、
"操作ボタンの色" が、"筐体の色" と同じなので、暗いと見えにくし。

実売 2600円なので、あれこれ言うのも野暮だけど、
屋外で使うことが多いはずなので、
こういうところで、Ankerや、ソニーと、差をつければ良いのになぁ。




「FunLogy Portable Mini」 メーカー公式コメント
・サイズを超えたサウンド。 防水・防塵 16時間再生 TWS 再生出力6W

・小さいのにパワフル
 直径70mmのコンパクトなボディに、6Wドライバーを搭載。開口部を広くすることで、広がりのある音声にしました。

・ダイナミックな低音
 パッシブラジエーター搭載、次世代オーディオプロセッサー内蔵により豊かな低音と調整された繊細な音質を実現。

・2台でステレオ再生
 2台のFunLogy Portable Miniを連動させれば、臨場感もさらにアップ。

・Bluetooth5.3搭載
 複数デバイスのBluetoothを記憶し、簡単に切り替えられます。

・防水・防塵のタフなボディ
 一時的な浸水や、塵・砂にも耐えられるIP67規格。お風呂場での使用はもちろん、急な雨にも対応できます。

・たったの250g
 片手サイズのシンプルなボディ。ストラップが付いているので、気軽に持ち運べます。

・急速充電
 たった15分の充電で1時間再生できます。フル充電なら16時間再生可能。(出力20%時)

・有線接続にも対応
 付属の3.5mmAUXケーブルでも接続できます。



◆◆ 注意書き

2023年1月より、特に注意書きの無いかぎり、生活ノイズ低減のため、
音声フィルタを、かましています。

2021年7月4日より、録音マイクが変わり、ノイズが入りづらくなりました。
2021年7月6日より、動画の音量が上がっています。 ※ ボリューム注意

動画は、良さげなヘッドフォンで、聞いてください。
スマホのスピーカーや、安いイヤホンだと、全部、同じ音に聞こえます。

「賃貸アパートで、流せる音量」に、こだわって、比較しています。
(実際は、大きな音を出せないだけ)

スピーカーによって、音の大きさが違って聞こえますが、
できるだけ音量が同等になるよう、測定しつつ、録音をしています。
聞こえ方の違いは、実際に聞こえる"音質"の違い、と、考えて良いかと思います。


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