Marshall Middleton 音質比較  Dave Brubeck 「Take Five」

スピーカー音質比較 Marshall Middleton

00:00 動画冒頭
00:08 Marshall Willen
01:59 Marshall Emberton
03:51 Marshall Emberton2
05:42 Marshall Middleton
07:35 Anker Soundcore Motion X600 空間オーディオ OFF / BassUp OFF
09:22 Anker Soundcore Motion X600 空間オーディオ OFF / BassUp ON
11:07 Anker Soundcore Motion X600 空間オーディオ ON / BassUp ON
12:55 BOSE SoundLink FLEX
14:48 JBL CHARGE5
16:40 SONY SRS-XG300 (MEGA BASS モード ON)

※ 再生時間の頭出しは、Youtubeのページで可能です。


◆◆ 課題曲

Dave Brubeck 「Take Five」


◆◆ 評価

Marshall Willen
冒頭と、アルトサックスが入ってからで、かなり音量の差がある。
アルトサックスは、鮮烈に鳴るが、音が軽めで、尖る。
全体的に音が薄く、音の偏りも有り、この音が正しいのか、どうか。
https://amzn.to/44e8NmR


Marshall Emberton
冒頭のドラムもピアノも、「Marshall Willen」と比べると、段違いに質感あり。
全体的に、高音寄りで鳴るが、ピアノやドラムの音の下支えがあるぶん、安定感は出た。
アルトサックスの鮮烈な高音が、耳に刺さって鳴るのは、
他のスピーカーの鳴り方と、比較してからの判断。
マーシャルのスピーカーは、音楽再生を一時中断した状態で、電源OFFにすると、
前に転送された音楽の残り?を、一瞬、再生して、電源が切れることが有り。
(ボリュームが大きいと、一瞬だけ大音量で音が出る)
https://amzn.to/3ZS6hB0


Marshall Emberton2
「Marshall Emberton」と、ほぼ同等の鳴り方だが、
中音域に厚みが出たぶん、アルトサックスが、わずかに穏やかになり、
耳に刺さる鳴り方が減り、全体的に、すこし落ち着いた音質に。
サックスは、鮮烈に鳴るほうが、正しい気がするが、
「Marshall Willen」「Marshall Emberton」は、必要以上に、音圧で出てしまうので、
こちらの鳴り方が、適正のはず。
https://amzn.to/3XwWP4m


Marshall Middleton
ここまで来ると、音の質感の良さに加え、臨場感まで出てくる。
「Emberton」までは聞こえなかった、ウッドベースの低音が渋く響き、
それぞれの楽器も、区別されて鳴る。
据え置き型のパッシブスピーカーに匹敵する、満足度の高い、本格的な音質。
アルトサックスの高音も、中音域で、厚く鳴り、耳に刺さることも無い。
やはり、「Willen」や「Emberton」が、
トランペットを高音域で尖って鳴らすのは、過剰だったのだと、再認識できる。
ごく稀に、1~2秒間、音量が下がることがあり、理由は不明。
https://a.r10.to/hNOFhH


Anker Soundcore Motion X600  空間オーディオ OFF / BassUp OFF
「Marshall Middleton」の後に聞いたせいもあるが、音が軽く、薄く、感じる。
アルトサックスは、やや高音域寄りで、軽めで尖った音が出るのは、
「Marshall Emberton」系と、同じ傾向の音で、
本格的な音質、という雰囲気では無い。
価格に差はあれど、「Marshall Middleton」と、正面の面積は同等なので、
もう少し、低音に迫力があっても良さそう。
https://amzn.to/3X0XfRc


Anker Soundcore Motion X600  空間オーディオ OFF / BassUp ON
「BassUp」をONにしたことで、
「Marshall Middleton」でのみ聞こえていた、ウッドベースの低音が聞こえてきた。
低音に厚みが増した分、アルトサックスの音の尖りも、目立った感はあるが、
全体のバランスは取れた印象。
「BassUp」は、常時、ONにしておいても良さそう。
https://amzn.to/3X0XfRc


Anker Soundcore Motion X600  空間オーディオ ON / BassUp ON
"空間オーディオ = 残響音" ということなのか、
たしかに、ライブ会場らしき雰囲気は出るものの、
その分、全体的に個々の楽器の音が、すこしぼやけ気味になる。
そのぶん、アルトサックスの音が尖らず、聴きやすくなったのは、怪我の功名?
たまに、気分転換に"空間オーディオ"で聞く、という使い方になりそう。
https://amzn.to/3X0XfRc


BOSE SoundLink FLEX
冒頭のドラムの鳴り方からして、他のメーカーとは違った深みのある鳴り方。
ただ、全体的に音が高音域寄りで、低音はさほど出ず。
昔のジャズの雰囲気は、良く出ているが、
時代相応の音のかすれ、みたいなものも、忠実に再現していて、
これを、本格的、と取るか、音質ダウン、と取るかで、印象は変わりそう。
https://amzn.to/3rNv5dX


JBL CHARGE5
高音域寄りではあるが、全体的な音のバランスで聴かせる。
アルトサックスが、強めで、若干、耳に刺さる鳴り方をするが、
他のスピーカーと比較すれば、穏やか。
全体的な音の厚みや、本格的な音質、という点で、
「Marshall Middleton」とは、差があるものの、価格差を考えると、
今回、比べたスピーカーのなかでは、まちがいなく、上位。
たまには、ジャズでも聴こうか、という日常使いなら、充分。
https://amzn.to/3dvRJAq


SONY SRS-XG300 (MEGA BASS モード ON)
地底から響いてくる音を、地上で聞いているかのような、音のこもり具合は、
かなりポジティブに考えれば、
地下のライブハウスの音を、路上で、漏れ聞いているかのような音で、
これはこれで、名物には、なりそうだが、
フィルタを2枚も、3枚も、通して聴いてるような音質は、いただけない。
聴いてるうちに、耳が慣れてくるし、
アルトサックスの音が尖らないので、落ち着いては聞けるが、
他のスピーカーと比較してしまえば、粗が目立つ。
bluetoothスピーカーの音質は、この程度だと思われかねない。
https://amzn.to/3OYhNF0



 【 結論 】

「Marshall Middleton」の本格的な音質は、さすが。



◆◆ 雑記

今日は、「YAMAHA WS-B1A」の音質比較を公開する予定だったんですが、
録音ファイルの音割れが、ひどかったので、予定を変更して、
「Marshall Middleton」の比較動画にしました。






「Marshall Middleton」  メーカー商品紹介
●最適化されたサウンド
ポータブルシリーズで最も迫力のある重厚なサウンドを持ち運びましょう。
マーシャルの独自の形式であるトゥルーステレオフォニックを採用、どこにいても深い没入感が体験できます。

●雨の日も晴れの日も
優れた耐久性を備えて、屋内でもフェスの泥地でもタフに使用できるスピーカー。
頑丈なIP67 規格の防塵防水仕様で、雨や汚れが内部に浸入することはありません。

●最大約20時間の音楽再生
Middletonは、1回の充電で最大20時間の音楽再生を楽しむことができます。
充電が必要な場合は、スピーカーを接続してわずか4.5時間でフル充電にすることができます。

●スタックモードでサウンドを増幅
Middletonを他のMiddletonスピーカーと接続して、スタックモードで音を増幅させ、マルチスピーカーで迫力のあるサウンドが楽しめます。
複数のスピーカーを積み重ねるか並べるかして、どの空間にもフィットする迫力あるサウンドが楽しめます。

●手間のかからないリスニング
ペアリングは簡単で手間がかからず、すぐに音楽に没頭することができます。
よりカスタマイズされた好みのサウンドを鳴らしたい場合は、スピーカーの上部で低音と高音を調整可能。 アプリをダウンロードしてワイヤレスでサウンドをコントロールすることもできます。

●持続可能 なアプローチ
マーシャルブランドのレガシーを継承しつつ、アイコニックなデザインを採用。
環境にも配慮し、より持続可能なアプローチに取り組んでいます。頑丈な構造は、完全なPVCフリーです。廃棄された電子機器や水筒、自動車のライトカバーなどから 構成されたリサイクルプラスチックを55%使用しています。



◆◆ 注意書き

2023年1月より、特に注意書きの無いかぎり、生活ノイズ低減のため、
音声フィルタを、かましています。

2021年7月4日より、録音マイクが変わり、ノイズが入りづらくなりました。
2021年7月6日より、動画の音量が上がっています。 ※ ボリューム注意

動画は、良さげなヘッドフォンで、聞いてください。
スマホのスピーカーや、安いイヤホンだと、全部、同じ音に聞こえます。

「賃貸アパートで、流せる音量」に、こだわって、比較しています。
(実際は、大きな音を出せないだけ)

スピーカーによって、音の大きさが違って聞こえますが、
できるだけ音量が同等になるよう、測定しつつ、録音をしています。
聞こえ方の違いは、実際に聞こえる"音質"の違い、と、考えて良いかと思います。


speaker comparison / sound comparison / sound quality comparison / compare speaker

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?