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2023年1月の記事一覧

サピエンスと馬(学術)

「サピエンスと馬:競馬の誕生」の校正を今日から始めていく。 以下、再読しなければいけないのでしばらく(また)ひきこもり生活が始まる・・・ 2月中旬までが校正期間。 (不採択の可能性あり、笑) 秋永和彦 (2012)『近代競馬150周年記念特別展示 日本近代競馬史展』馬事文化財団 網野善彦・森浩一(1999)『馬・船・常民 ― 東西交流の日本列島史』講談社学術文庫 新井博編(2019)『スポーツの歴史と文化[新版]』道和書院 アルヌー、P.(1975)『競馬』野村圭介訳

はじめに:強欲なサピエンスの出現

動物が知能が持ったとき世界は「分裂」した。 動物(人の祖先)が動物を追っかけていた時代があった。 「認知革命」を経て、 人(ヒト科のホモサピエンス)が動物を追っかける時代になった。 サピエンスはヒト科(別の人類種)を滅ぼした。 協調性、共感という武器で・・・と言われている。 独立した人類は「再び」動物を発見した。 私たちはいつの間にか彼らのことを「動物」と呼ぶようになった。 その後、ホモ・サピエンス(賢い人)による動物の仕分け作業が始まった。 なんと動物が動