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研究ノート

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「流れ星が消えぬ間に三度願い事を言えれば、その夢は叶う」(追憶)

という言葉があるが、これは揺るぎない真実の格言だ。 そんなことできるくらい、いつもいつもいつも自分の夢を意識している人なら、世間のどこからでもヒントを見つけ出すだろうし、それを形にするに決まってる。だから、放っておいても大丈夫そうだし、そういう人が夢を追う姿はそれ相応に美しい。 こういう人の中には、ごく稀に、生誕した直後にすっくと立って天を指差し、「天上天下、唯我独尊」と叫んだことのあるような人が混じっているのだが、そんな人は1000年に一人くらいしか出現しない。 問題

研究室10ヵ条(京都大学、哲学の奥地)

1.研究は独創的でなくてはならない。特に京都大学は研究の独創性ということだけが存在理由であることを忘れないように。 2.少なくとも研究対象に対する深い愛情を感じさせる研究でなくてはならない(「好きだ」ということではなく、嫌悪も含めて特別に深い感情を持っているということ)。そうすれば、その研究に迫力が備わってくる。 3.とことん研究対象にかじりつくこと。その対象のことだったら何を聞かれても答えられるくらい没入しなくてはならない。そうでなければ既存の研究には絶対に勝てない。

明日は明日の風が吹く

誰が一番最初に言ったか分からない有名な名言 昔、職場の勝ち気な女性に 私は名言集作ってるんですよ、 と言ったら高橋くんは根暗なのね と言われた(笑) たぶんそうだと思うので心の中で笑ってしまった。 (これ以降は名言を集めなくなった、笑) 名言に背中を押してもらいたい。 言葉に救いを求めたい。 そんなところが自分にはあった(ある)のだろう。 名言を作る人は別なのかもしれない。 しかし、この過程の中で得られるモノもあった。 人はそうやって言葉で何か(世界、

木鶏(もっけい)

1939年、大相撲史上の最高の横綱といわれた双葉山は69連勝を達成し、70連勝に挑んだ。 しかしこのとき、双葉山は負けてしまい、連勝は69で終わった。 日本国民は双葉山の敗戦に落胆したが、双葉山は知人に「いまだ木鶏に及ばず」と電報を打った。 このことから、スポーツの世界などでは「いまだ木鶏に及ばず」「いまだ木鶏たりえず」という言葉が使われる。 「木鶏(もっけい)=木彫りの鶏」は『列子』『荘子』に出てくる故事から来ている。 どんなことに対しても、木彫りの鶏のようにここ

戦後〇年っていつまでやるの?

今も戦後である。 私は「もう戦後ではない」と思っている(笑) 昔、嘘ついた首相が居たっけ? (あれは経済的にかな・・・) もし、もーし! この国は戦後80年(2025年)にも絶対何かやりますよー(笑) かくいう 私が「競馬」、「天皇」、「ウマ娘」を 題材(研究テーマ)にしたのはそのような理由がある。 戦後〇年を続けることにより、 韓国など一部の地域が建国、あるいは解放されて 「〇年という物語(創世記)」を作ることに至った・・・ その次の段階が歴史や哲学

國體と国体

私「国体でeスポーツもやるんだよ」 友人「え?いいスポーツ」 私「学校で部活動が出来てるくらいだからね」 友人「体操とかの話ですか?」 私「身体動かしてたかな・・・」 友人「映像で観たことありますよ」 私「最近は特集してたりもするからね」 友人「竹やりもやってましたっけ?」 私「え?(笑)」 友人「ハチマキしめて」 私「それ國體違いじゃ・・・国民体育大会」 友人「そっちだったんすか(笑)」 私「(苦笑)」 LINEでの会話。 (日常会話が変←研究の

哲学講義(於・某国公立芸術大学)

シラバスを整理していたら昔のメモが出てきた(笑) 1.和式と洋式(トイレの話) 西洋の文化が入って来て、和式(当たり前)は分裂した。これは競馬における(古式)競馬と近代(洋式)競馬の分裂と同じ意味だ。京都の「からふね珈琲」では和式文化を作為している。平安時代の男性と女性をモチーフにした貴族画が男性用トイレと、女性用トイレを隔てる目印。それを見て外国人観光客は「和(わ)」を体験する。トイレは洋式。「和」は「やまと」の意味だ。 2.鉛筆とシャープペンシル 鉛筆とシャープペンシ

負けの数だけ人生の豊かさがある。

東京競馬場に最終レース後まで居ると大量のゴミが残る。 予想新聞、外れ馬券、空き缶やペットボトル、食べかす、 紙包み(袋)など。 昔はこれを汚い光景だと思ったが、 長いこと現地に行くとこれがとても美しい光景に思えてきた。 オフィスや家では、 汚いものを整理しなさい。。 負けたらいけない。。 と教えられる、 そう言われる。 「競馬(場という「穴場」)では何回でも負けられる」 かつて寺山修司はそこが競馬の一番良いところである、 と述べていた。 しかし、今の

『近代競馬150周年』の年表を読む

2012年に行われた「近代競馬150周年記念事業」は、 JRAが勢いだけで制作したプロジェクトであった。 だから2013年に入った途端、 (この企画に関するホームページなどの)有力な情報は消滅した(笑) 完全に消えた・・・(笑) 「近代競馬150年史」のトップページ(だけ)は、 しばらく残っていた。 が、今はもうない・・・ 仕方がないから勝手に復刻してみる(笑)。 まずは右横にあった簡単な説明文から・・・ 近代競馬150周年について: 我が国に、いわゆる

仏教とクーラ・シェイカー(とウマ娘)

「競馬小史」を書こうと思っていたが、結構な量なので(めんどくさい!笑)またいつものように中途半端な話(雑談)を挟むことにした(笑) 最近はウマ娘のクリアファイル(BOSSコラボ)とウエハース第2弾のカードを集めることにとてもハマっている! また、仏教熱が再燃してしまって昨日は昔(初版で)購入した『希望のしくみ』(アルボムッレ・スマナサーラ、養老孟司、2004)を10数年振りに読み返してしまった! すべては『サピエンス全史(下)』(ユヴァル・ノラ・ハラリ、2016)のせい

ハーバード式の衝撃

最初の30分の話。 シチュエーションは、 何百人も入れる教室で、 参加者はたったの3人(笑) (理由はシラバスの内容が大変難しそうだったから・・・) 普通は教室変更になるのだけれども、 先生が偉大過ぎるから変更なしとなった(笑) 先生は教壇前の机に座ったり(笑)、立ったりしている。 生徒は大教室に各自バラバラで座っている。 ここまではありそうな話だ・・・ だが、ここからが違った! 3人をその場に立たせて質問攻め。板書もさせる! 「今から幾つか質問をする

エガちゃんねるをみて思ったこと

高校卒業以降、入学式は5回参加したことがあるものだから非常に気になった(笑) 入学式の回数はできる限り少ない方がいい! もう一度言う。 入学式の回数はできる限り・・・ (転職する度に入社式なんてあったら大変だろうなぁ・・・) と言いつつ、その中から最も印象に残った式辞をこれから引用してみる。 以下、引用。 某大学入学式来賓祝辞 国際難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所   法務官補佐 Bさん(女性)  ただいまご紹介に預かりました、Bと申します。新入生の皆

私と政治学

最近になって再び「政治」に関心を持ち始めたという人も居るのではなかろうか・・・ たまには競馬に縛られない話もしてみよう! 政治とは、 「個人や集団間の対立を調整し、社会的秩序を形成・維持していく人間の諸活動」 のことを言う。 もっと簡単に言えば、 「対立を調整し、秩序を形成・維持していく活動」 となる。 だから、平和、戦争、外交、条約、議会、選挙、投票などの言葉は政治と深く関係する。 それでは一体「誰が」対立を調整し、秩序を形成・維持していくのだろうか、

皐月賞オッズ動向(分析)

2022年4月17日、ついに皐月賞(GⅠ)がやってきた。この記事では皐月賞(当日)のオッズの変動を探っていく(笑) だいたい1時間ごとに単勝オッズを見ていく。そこから分かる人間心理とは・・・ 普段あまり意識していないこの「心の変化」を探る理由(目的)は、 私たちは勉学や仕事、あるいは恋愛や友達、家庭関係などの「日常問題」において1日の間でたびたび「心の変化」が生じる(といったことがよくある)。 また、当日午後や直前の動きは競馬ファン(=イベント前)の「心の変化」や「動向調査